インド・アンドラプラデシュ州との間で 産業協力に関する

平成 26 年 11 月 28 日
インド・アンドラプラデシュ州との間で
産業協力に関する覚書に署名しました
本日、宮沢大臣が、インドのアンドラプラデシュ(AP)州のナイドゥ首相と会談し、
AP 州での産業協力に関する覚書に署名しました。
本覚書の締結は、2014 年 9 月の日印首脳会談において合意された、インドへの直
接投資と進出日本企業数を 5 年で倍増するとの目標の実現に向けた取組であり、
経済産業大臣とインド州首相の間では初の取組となります。
概要
AP 州は、チェンナイ大都市圏への近さ、行政対応の良さ、多くの良好な港湾、東ア
ジアからのアクセスの良さ等の観点から、日本企業の新たな投資先、輸出拠点とし
て注目を集めています。また、州都ハイデラバードは、2024 年以降、分離独立
したテランガナ州の州都となるため、AP 州は新たな州都の開発や産業振興を
外資も導入しつつ急ピッチで進めており、日本企業の参入機会も増加してい
ます。
加えて、2014 年 6 月に州首相に着任したナイドゥ首相は、1995 年~2004 年の州首
相時代に、欧米の大手 IT 企業等をトップセールスにより誘致し、ハイデラバードを
グローバルなIT都市に育てた実績の持ち主であり、その手腕に注目が集まってい
ます。日本からの投資誘致に対しても積極的であり、在インドの日本政府関係
者と、投資誘致に向けたワーキンググループも設置されています。
本日署名された覚書においては、経済産業省と関係機関が AP 州への日本企業進
出や同州での工業団地整備を支援すること、AP 州がインフラ整備、投資インセン
ティブの付与等を通じた投資環境整備に取り組むとともに、同州のプロジェクトへの
日本企業の参入支援を行うこと等が合意されており、今後、AP 州への日本企業進
出が更に加速することが期待されます。
(本発表資料のお問い合わせ先)
通商政策局南西アジア室長 笹路
担当者: 山本、天野
電 話:03-3501-1511 (内線 3011~3015)
03-3501-1953 (直通)