2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準製 剤との比較試験) 試験製剤: ロサルヒド配合錠LD「サンド」 標準製剤: 方法: 後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドラインの溶出試験法に従 い、pH1.2、pH4.0、pH6.8及び水各900mLを用いてパドル法 により溶出試験を実施した。 結果: pH6.8およびpH4.0(100回転)ではロサルヒド配合錠LD「サ ンド」と標準製剤の溶出挙動に類似性が認められたが、pH1.2、 pH4.0(50回転)及び水では類似性が認められなかった。 ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド配合製剤は、吸収が 遅い製剤と考えられ、ロサルタンカリウム及びヒドロクロロチア ジドの吸収に低いpHは影響しないと推察される。 また、ヒトでの生物学的同等性試験において、試験製剤と標準製 剤の生物学的同等性が認められている。 1 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準製 剤との比較試験) 溶出挙動の判定結果 試験液 回転数 試験製剤 (回転 / 分) ロサルタンカリウム** pH1.2 50 ヒドロクロロチアジド** ロサルタンカリウム*** pH4.0 50 ヒドロクロロチアジド**** ロサルタンカリウム***** pH6.8 50 ヒドロクロロチアジド***** ロサルタンカリウム****** 水 50 pH4.0 100 ヒドロクロロチアジド******* ロサルタンカリウム******** 判定時間 (分) 60 120 f2関数 60 120 f2関数 f2関数 20 120 f2関数 f2関数 15 90 f2関数 f2関数 15 60 f2関数 平均溶出率(%)* 標準製剤 26.0 ± 6.3 56.0 ± 8.1 31.6 ± 7.7 63.9 ± 8.1 試験製剤 41.0 ± 3.0 59.6 ± 4.6 45 59.6 ± 4.4 76.3 ± 2.9 32 差 15.0% 3.6% 28.0% 12.4% 47 37.5 ± 10.9 75.7 ± 9.5 85.1 ± 11.0 95.3 ± 3.8 37 52 40.8 ± 13.1 53.0 ± 10.0 85.9 ± 6.5 95.6 ± 3.6 39 52 48.2 ± 10.5 66.5 ± 8.9 84.4 ± 6.2 96.1 ± 3.5 40 f2関数 50 ヒドロクロロチアジド******** f2関数 48 38.2% 10.2% 12.2% 9.7% 18.3% 11.7% 平均溶出率* : 平均値±標準偏差 判 定**: 標準製剤の平均溶出率が規定時間内に50%に達したが85%未満であったため、標準製剤の平均溶出率が50%付近の適当な時点及び規 定時間で判定したが、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率の±12%の範囲内になく、またf2関数は46以上でなかった。 判定***: f2関数の値が42以上であった(標準製剤の平均溶出率が30分以内に85%以上に達しないため、f2関数で判定)。 判定****: 標準製剤の平均溶出率が30分以内に85%に達しなかったが規定時間内に85%に達したため、標準製剤の平均溶出率が40%及び85%付近 の適当な2時点で判定したが、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率の±15%の範囲内になく、またf2関数は42以上でなかった。 判定*****: 標準製剤の平均溶出率±15%(標準製剤の平均溶出率が30分以内に85%に達しなかったが規定時間に85%に達したため、標準製剤の平 均溶出率が40%及び85%付近の適当な2時点で判定) 判定******: 標準製剤の平均溶出率±15%(標準製剤の平均溶出率が15~30分以内に85%以上に達するため、標準製剤の平均溶出率が60%及び85 %付近の適当な2時点で判定) 判定*******: 標準製剤の平均溶出率が30分以内に85%に達しなかったが規定時間内に85%に達したため、標準製剤の平均溶出率が40%及び85%付近 の適当な時点で判定したが、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率の±15%の範囲内になく、またf2関数は42以上でなかった。 判定********: f2関数の値は42以上であった(標準製剤の平均溶出率が15~30分以内に85%以上に達したため、f2関数で判定) サンド㈱社内資料 2 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ロサルタンカリウムの平均溶出曲線 pH1.2 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 3 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ロサルタンカリウムの平均溶出曲線 pH4.0 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 4 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ロサルタンカリウムの平均溶出曲線 pH6.8 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 5 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ロサルタンカリウムの平均溶出曲線 水 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 6 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ロサルタンカリウムの平均溶出曲線 pH4.0 100回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 7 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ヒドロクロロチアジドの平均溶出曲線 pH1.2 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 8 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ヒドロクロロチアジドの平均溶出曲線 pH4.0 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 9 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ヒドロクロロチアジドの平均溶出曲線 pH6.8 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 10 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ヒドロクロロチアジドの平均溶出曲線 水 50回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 11 2014年4月作成 ロサルヒド配合錠LD「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) ヒドロクロロチアジドの平均溶出曲線 pH4.0 100回転 / 分 溶 出 率 時 サンド㈱社内資料 間 12
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