2014年12月作成 カンデサルタン錠4mg「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) 試験製剤: カンデサルタン錠4mg「サンド」 標準製剤: 方法: 後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドラインの難溶性 の溶出試験法に従い、pH1.2、pH4.0、pH6.8及び水各900mL を用いてパドル法により溶出試験を実施した。 結果: すべての溶出試験条件において、後発医薬品の生物学的 同等性試験ガイドラインの溶出挙動の判定基準に適合して おり、カンデサルタン錠4mg「サンド」は標準製剤と溶出挙動 と類似であると判断された。 サンド㈱社内資料 1 2014年12月作成 カンデサルタン錠4mg「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) 溶出挙動の判定結果 試験液 回転数 (回転/分) 判定時間 (分) 平均溶出率(%)* 標準製剤 カンデサルタン 錠4mg「サンド」 差 判定 ポリソルベート80 0.01%添加 pH1.2 50 120 7.1±0.4 6.0±0.4 1.1% 適合** pH4.0 50 360 9.4±0.6 7.7±0.4 1.7% 適合** 30 41.1±1.9 30.6±2.6 10.5% 適合*** pH6.8 50 240 85.6±3.2 74.2±1.0 11.4% 適合*** 20 35.0±2.3 30.2±0.9 4.8% 適合**** 180 85.1±1.1 73.7±1.7 11.4% 適合**** pH6.8 100 平均溶出率* : 平均値±標準偏差 判 定** 判 定*** : 標準製剤は、規定された試験時間において平均溶出率が10%以下であった。 規定された試験時間において、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率±9%の範 囲内であったため、類似性が確認された。 : 標準製剤は、30分以内に平均85%以上溶出せず、規定された試験時間において平均溶出率 が85%以上であった。標準製剤の平均溶出率が40%及び85%付近の30分及び240分時点に おいて、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率±15%の範囲内であったため、類 似性が確認された。 判 定**** : 標準製剤は、30分以内に平均85%以上溶出せず、規定された試験時間内に平均溶出率が 85%以上であった。標準製剤の平均溶出率が40%及び85%付近の20分及び180分時点にお いて、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率±15%の範囲内であったため、類似 性が確認された。 サンド㈱社内資料 2 2014年12月作成 カンデサルタン錠4mg「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) 溶出挙動の判定結果 試験液 回転数 (回転/分) 判定時間 (分) 平均溶出率(%)* 標準製剤 カンデサルタン 錠4mg「サンド」 差 判定 界面活性剤無添加 pH1.2 50 120 0.0±0.0 0.0±0.0 0.0% 適合** pH4.0 50 360 0.0±0.0 0.0±0.0 0.0% 適合** 30 7.1±1.9 8.9±0.6 0.2% 適合***** pH6.8 50 360 12.7±0.9 16.1±0.7 3.5% 適合***** 360 3.7±0.9 6.1±1.3 2.4% 適合** 水 50 平均溶出率* : 平均値±標準偏差 判 定** : 標準製剤は、規定された試験時間において平均溶出率が10%以下であった。 規定された試験時間において、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率±9%の範 囲内であったため、類似性が確認された。 判 定***** : 標準製剤は、規定された試験時間において平均溶出率が50%に達しなかった。 標準製剤において、規定された試験時間の平均溶出率の1/2の平均溶出率を示す30分時点 、及び規定された試験時間において、試験製剤の平均溶出率は標準製剤の平均溶出率±9 %の範囲内であったため、類似性が確認された。 サンド㈱社内資料 3 2014年12月作成 カンデサルタン錠4mg「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) サンド㈱社内資料 4 2014年12月作成 カンデサルタン錠4mg「サンド」 溶出試験(In vitro BE試験における標準 製剤との比較試験) サンド㈱社内資料 5
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