0 16 24 9 4 3 = - - - + M MHL LH LK MB LK HB γ γ L h Kh k P 2 2 1 θ

掘っ立て柱方式のカーポートの
構造設計法に関する検討
環境科学・防災研究センター
建築構造学研究室
現在,カーポートの基礎はべた基礎や布基礎で施工されるのが一般的だが,柱を地面に直接立
てる掘っ立て柱基礎ならば工期の短縮やコストの削減を図ることができる。
そこで,実際に基礎に荷重を作用させた実験結果を参考に,掘っ立て柱基礎を設計する際にど
のような計算を行えばいいかを整理,検討を行う。
過去の実験からこの基礎に水平載荷を行うと、基礎が破
壊するより先に地盤が破壊することが分かっている。
このとき基礎は深さhの点を中心に回転するような挙動を
示している。
MK1  HK 2
θ
2
K1 K 3  K 2
MK 2  HK 3
h
MK1  HK 2
掘っ立て柱基礎
地盤反力図は左図のように表され、
Pmax  k・δ 
1
2
hθK h
h
2L
3HBγK PL  4MBγK P L  9 H L  24MHL  16M  0
4
3
となり、基礎の構造算定が可能になる。
2
2
2