w A a r o d e を d i 受 V 賞 も ! 年 ! 今 ボルチモアで開催されたアメリカ生殖医学会。なんと MFC は、ビデオ部門で優秀賞をまたもや受賞! 2009 年から 2015 年までの7年間で、実に5回目 の受賞。本学会でも類を見ない偉業として、全世界の 同志から大きな賞賛をいただきました! Honorable Mention for ART Video ETIOLOGICAL ANARYSES OF HUMAN ABNOMAL ZYGOTES USING A CELL BIOLOGICAL TECHNICUE K.Kai, Y.Mio,;Fertility Research Center,Mio Fertility Clinic, Yonago, Japan 生殖医療部チーフ:甲斐義輝 アメリカ生殖医学会(ASRM)2015 にて、発表した ETIOLOGICAL ANALYSES OF HUMAN ABNORMAL ZYGOTES USING A CELL BIOLOGICAL TECHNIQUE が、 Honorable Mention for ART Video を受賞致しました。この演題の内容をまとめた論文 は、Journal of Assisted Reproduction and Genetics 誌への掲載が既に決定しており、 LABOX で続けてきた研究がようやく実ったと、喜びを噛み締めています。ヒトの発生・生殖 についてはまだまだ未知な部分が多く、このような基礎研究の成果のひとつひとつが生殖医療 の未来を切り拓く大きな鍵になっていきます。治療に直結させることは困難ですが、得られた 知見をもとに、今後、新たな技術開発へと繋げ、皆様のお役に立てるように頑張っていこうと 思います。 生殖医療部:田中藍 日本とアメリカの生殖医療のあり方の違いを強く感じました。アメリカでは、提供精子や提供 卵子、着床前診断などの倫理的、法的な問題点が多く取り挙げられており、実施して初めて見 えてきた課題が本当に多いと感じました。アメリカでの問題点を、日本国内でも起こりうる事 と捉え、今後、どのように受け止め、対応していくのかを考えるよいきっかけとなりました。 ただ流れに身を任せるのではなく、患者さんにとって、生まれてくる子どもにとって何が最良 であるのかをしっかりと考え、治療に携わっていきたいと思います。 經遠智一 生殖医学の世界での動向を知るためにはいい機会でした。特に出生前診断についての新しい技 術の開発が進み、アメリカ、ヨーロッパ諸国からのその有用性を検討した発表が多く見られ、 日本でもどう取り扱うかを考えなければならない時期に来ていると感じました。 ボルチモアは、首都ワシントン DC の北西へおよそ60キロに位置する「蟹」が有名な港町です。 そこに、83 ヶ国から 8,600 人以上が集いました。治安が悪いとのことでしたので ( ま、先日 暴動があったくらいですから。)、私たちも恐る恐る現地入りしましたが、思っていたほど危険 は感じませんでした。でも夜になるとめっきり人通りは少なくなります。そのため、私たち培 養スタッフ 5 名は学会会場以外では SP に早変わり。院長を取り囲みながら歩きました ( 笑 )。 (2015.10.28 )
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