R E P O RT 2 0 1 4 JAグループ JA/信連/農林中金 経 ●JAらしい役割の発揮 ●他の金融機関にひけをとらない機能・サービス 営 農 林 中 央 金 庫 JAグループ ◆一般産業界への資金供給 ◆国内金融市場への資金供給 ◆海外マーケットへの資金供給 ◆JAの金融利便性の向上 ◆農林水産業界への資金供給 ◆海外投融資 ◆外国為替業務 JAバンク茨城県信連 ◆JAの金融利便性の向上 ◆JA県内ネットワーク機能の充実 ◆JAにおける金融エキスパートの育成 ◆JA余裕資金の合同運用 ◆地場産業への資金供給等 「JA」とは・・・・ Japan Agricultural Cooperativesの略称で,すなわち「農業 協同組合」の愛称です。 「農業協同組合」とは農家および地域のみなさまを組合員とする協 同組織であり,組合員・利用者のための最大奉仕を目指しています。 ●地域への資金還元 ●県域における金融利便性の提供 ●地場産業の保護・育成 JAマーク:全体として安定感のあるデザイン は「ゆるぎない大地」 「日本の国土」をイメージし, 三角形は「自然」,Aの部分は「人間」を表し ています。さらにJの左側の円は「農業の豊か さ」「実り」と「人の和」を象徴しています。 信用=JAバンク 指導 JA茨城県中央会 JA全中 ◆JAの指導・監査 ◆農政活動 経済 (茨城県本部) JA全農 ◆農畜産物の販売・加工 ◆肥料・農薬・燃料等の販売 共済 医療 (茨城県本部) JA全共連 ◆共済事業 ◆掛金の資金運用 JA茨城県厚生連 JA全厚連 ◆保険・医療事業 ◆病院・巡回検診車 3 R E P O RT 2 0 1 4 JAバンクシステム 一層の「便利」と「安心」をお届けするために,2002年より「JAバンクシステム」を導入しました。 JAバンクは,JA・信連・農林中金が実質的に「ひとつの金融機関」として機能するグループの名称です。組合員・利用者のみなさまに「便 利で,安心な」金融機関としてご利用いただけるよう,密接な連携をとっています。 経 営 J A バ ン ク シ ス テ ム 組合員・利用者のみなさま J A 信 連 JAバンク県本部 農林中金 安心 JAバンク会員の 経営健全性確保 良質で高度な金融 サービスのご提供 JAバンクシステム 便利 JAバンク中央本部 より便利なJAバンクに向けて より安心なJAバンクに向けて ●全国統一システム(JASTEM)を活用して全国で質の 高いサービスを展開します。 ●JAバンク中央本部・県本部が中心となり個々のJAの経 営状況をチェックし,健全なJAの経営を行います。 ●ATM網を充実し,手数料の無料化を拡充します。 ●自己資本の充実につとめます。 ●「JAネットバンク(インターネットバンキングやモバイ ルバンキング)」により「いつでも,どこでも利用できる」 サービスを推進します。 ●経営内容を適切に開示します。 ●「農業担い手」の金融対応強化へ取り組みます。 ●みなさまのニーズに応え,住宅・マイカーなどローンサー ビスを強化します。 ●破綻未然防止システムや貯金保険制度により一層の安心 をお届けします。 ●必要に応じJAバンク支援協会が資金支援を行います。 ●生涯のパートナーとして年金などの相談サービスを強化 します。 「JAバンクシステム」の「便利」と「安全」を実現するため, 全国のJA・信連・農林中央金庫が総力を結集し, 一体となって取り組んでいきます。 4 R E P O RT 2 0 1 4 “JAバンクの「安心」” JAバンクでは,より安全な金融機関としてみなさまにご利用いただくために「JAバンク・セーフティネット」を構築しています。 まず,JAバンク独自の制度として,グループ全体で経営健全性を確保する「破綻未然防止システム」があり,そして国の公的制度 である「貯金保険制度」があります。 この仕組みによって,組合員・利用者のみなさまに,より一層の安心をお届けしています。 経 貯金保険制度 破綻未然防止のための JAバンク独自の制度 貯金者を保護するための 国の公的な制度 JAバンクシステム 破綻未然 防止システム 営 JAバンク・セーフティネット 充 実 破綻未然防止システム 貯金保険制度 JAバンクの健全性を確保し,JA等の経営 貯金者の保護のための国の公的な制度で, 破綻を未然に防止するためのJAバンク独自 貯金業務を取り扱うすべてのJA,信連,農 の制度です。 林中金などが加入しています。 具体的には,①個々のJA等の経営状況につ この制度は,政府・日銀・農林中金・信連 いてチェック(モニタリング)を行い,問題 などの出資により設立された貯金保険機構に 点を早期に発見,②経営破綻に至らないよう, よって運営されており,JAなどから収納さ 早め早めに経営改善等を実施,③全国のJAバ れた保険料を原資に,万一JAが経営破綻し ンクが拠出した「JAバンク支援基金」等を て貯金の払い戻しができなくなった場合など 活用し,個々のJAの経営健全性維持のため に貯金を一定の範囲で保護します。「貯金保 に必要な資本注入等の支援を行います。 険制度」における貯金者保護のための仕組み は,銀行・信金・信組などが加入する「預金 保険機構」と基本的に同じです。 5
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