<第 20 回スト生活基金返還請求裁判報告> ~ JR九州ユニオンが 700 万円支払う和解は不成立、9 月結審、秋には判決 ~ 6月6日、第 20 回スト生活基金返還請求裁判が開催されました。前回、福岡地裁が提示して いた「JR 九州ユニオンが 700 万円の解決金を支払う」ことによる和解案での解決は成立せず、 8月末までにそれぞれの最終的主張を書面で提出し、次回裁判(9月5日)で結審、その後、判 決と決まりました。 JR 九州ユニオン本部は、 “組合員・OB個々人に金の負担はさせない”ことを条件に 700 万円 の和解金支払い決着の了解を求めるため、この第 20 回裁判に向け代表者会議や職場集会を開催 した模様です。しかし、和解不成立=判決となれば、これまで明らかにしたように「ユニオン 現職組合員は 116,700 円、OBは約 80,000 万円で“総額約 5,400 万円”の不当利得したスト生 活基金を返還せよ」との判決が下され、組合員・OBの皆さん個々人が金を裁判所から強制的 に支払わされるのは明らかです。 おそらく JR 九州ユニオン指導部は、 “和解が成立しなかったのは平野ら側が拒否したから だ” “裁判判決だから組合員・OB個々人に金を負担してもらうのはしかたない”と言い訳に終 始し、すべて自分達の責任を回避しようとしていることは明らかです。 しかし、このような事態になる原因をつくった狩生前清算人や九州ユニオン一部指導部(小椿、 杉山氏ら)が、自分達の責任で約 1,400 万円の和解金を用意し支払うことにすれば、この裁判は 和解決着になりました。狩生、小椿、杉山氏ら元九州労一部指導場の、自分達の失敗の責任を組 合員に押しつけ、自分達の責任を回避する姿勢は「10.5」大量脱退以来まったく改まっていませ ん。 ユニオン組合員、OBの皆さんは、もうそろそろ目を覚まされることを呼びかけます。 このスト生活基金返還請求裁判だけでなく、北、杉山通帳裁判もいよいよ具体的内容が明らか になる段階に入ります。裁判が進展するにつれ、狩生、小椿、杉山氏ら元九州労一部指導部が、 いかに出鱈目な事をやっていたか明らかになります。 ユニオン組合員・OBの皆さんに、是非とも北、杉山通帳裁判を傍聴されることを訴えます。 < 次回裁判 > 北・杉山通帳裁判=6 月 27 日 11 時 45 分 ~ スト生活基金返還請求裁判=9 月 5 日 16 時 ~ 以 上 2012 年 6 月 25 日 スト生活基金返還請求裁判 原告 平野幸敏
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