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平成26年度 胃がん検診従事者研修会開催要領
1 趣 旨
奈良県市町村がん検診精度管理要領に基づき、胃がん検診事業を円滑に推進するため、市町村が実施
する胃がん検診に従事する者の資質の向上強いては胃がん検診の精度の向上を図ることを目的として、
奈良県がん予防対策推進委員会の指導のもとに研修会を開催する。
2 内 容
(1) 胃がん検診症例検討会
胃がん検診における撮影方法及び読影技術の資質向上を図る。 (胃部エックス線写真の読影、検診
症例読影実習、胃がん症例の提示と解説、胃X線読影の基礎、胃X線撮影技術 等)
(2) 胃がん検診従事者研修会
胃がん検診等の最新の知識や検診に関連する情報を提供する。 (総論、胃がん検診とリスク評価の
現状、胃がん検診の最新情報等)
3 対 象
・市町村が実施する胃がん検診を受託する医療機関の医師、診療放射線技師
・市町村がん検診登録精密医療機関の医師、診療放射線技師等
・胃がん検診に従事する市町村・保健所職員等
・研修を希望する医師会員
4 実施主体
主催:奈良県、奈良県がん予防対策推進委員会(精度管理部会)
共催:奈良県医師会
5 開催日時・場所
※(別紙 従事者研修会予定表)
6 申込方法
申込み期限までに申込用紙に必要事項を記入の上、FAX またはメールにて健康づくり推進課に申し込
む。
7 研修会協力者
県内の日本消化器がん検診学会認定医等
8 その他
・日本医師会生涯教育制度指定講習会認定(1.5 単位)
・出席状況については、奈良県がん予防対策推進委員会(精度管理部会)へ報告する。
<参考>
●「がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針」(厚生労働省)
都道府県は、胃がん部会において、地域がん登録を活用し、及び「今後の我が国におけるがん検診
事業評価の在り方について 報告書」の「胃がん検診のための事業評価のためのチェックリスト(都道
府県用)」を参考するなどして、がんの罹患動向、検診の実施方法及び精度管理の在り方等について専
門的な見地から検討を行い、市町村に対する技術的支援及び検診実施機関に対する指導を行うものと
する。
なお胃がん検診における事業評価の基本的な考え方については、報告書を参照すること。
●「奈良県胃がん検診実施要領」(奈良県)
8 精度管理
(1)検診実施機関については、国の「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」 の
「事業評価のためのチェックリスト(検診実施機関用)」を満たしていることを基本とする。
(2)その他、精度管理については、奈良県市町村がん検診精度管理要領によるものとする。
●「奈良県市町村がん検診精度管理要領」(奈良県)
4)市町村がん検診従事者に対する講習会の開催
○ 県は、市町村、検診実施機関、精密医療機関における市町村がん検診従事者の資質向上を目的と
して、がん検診従事者講習会を開催する。
○ 県は、がん検診従事者講習会への市町村、検診実施機関、精密医療機関の参加状況を把握
し、委員会へ報告することとする。
※「胃がん検診のための事業評価のためのチェックリスト」
・都道府県は、定期的に生活習慣病検診従事者講習会を開催する。
・検診実施機関は、診断のための検討会や委員会を設置する。
・読影は、原則として 2 名以上の医師によって行う
(うち一人は日本消化器がん検診学会認定医とする)。