平成26年度近畿地方DMATブロック訓練(奈良県)

平成26年度近畿地方DMATブロック訓練(奈良県)
【訓練設定】
三島救命DMAT活動記録
2015.2.14(土)
2月14日午前7時30分
奈良盆地東縁断層帯を震源とする震度7(マグニチュード7.5)の地震が発生。奈良市西部、天理市、
桜井市、橿原市、大和高田市に甚大な被害が発生したため、奈良県から近畿ブロック(兵庫県、
大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県)のDMATに派遣要請がかかる
【訓練内容】
参集訓練・活動拠点訓練・病院支援訓練・患者
搬送・SCU展開訓練・EMIS等情報伝達訓練
その他関係機関との連携訓練
【参加】
DMAT 60チーム・模擬患者400名
奈良県警察・消防・自衛隊
防災ヘリ・ドクヘリ(大阪大学・三重大学)
NEXCO西日本など14団体
参集拠点の西名阪自動車道 香芝SA到着
香芝SAに立ち上がった参集拠点本部
衛星電話、PCも準備しEMISから情報収集中
派手なカラーリングのDMAT Car・救急車が
大集結
チーム登録用紙を提出し受付完了
行き先が決まるまでしばし待機!
EMIS掲示板から情報収集
【組織図】
参集拠点の香芝SAから移動開始
活動拠点本部の奈良県立医大に到着
奈良県立医大には約20チームが参集
活動場所・派遣先が決まるまで参集DMAT
待機室で待機
( 三島にもこんなスペースが欲しい・・・)
奈良県立医大救護所のクロノロ
活動指令、活動指令!
『三島チームは、加古川医療センター・第2
岡本病院チームとともに奈良県立医大救護所
を支援してください!』
搬送手段のドクターカーがある三島チームと
加古川医療センターチームはSCUへの患者
搬送班に決定
搬送患者が決まるまでは、赤エリアをサポート
2チームに分かれてPATと
胸腔ドレナージを実施
腸管脱出の赤タグ患者を橿原運動公園SCUに
搬送することになり搬送準備
SCUに模擬患者を実搬送するためドクターカーに
収容
橿原運動公園SCU 到着
搬入管理DMATに患者引き継ぎと申し送り
橿原運動公園SCU本部
到着連絡とEMIS更新
橿原運動公園SCU診療エリア
とにかく広い!
周りに壁がなく吹きっさらしのため寒そうな
コントローラー、模擬患者の保温が課題
大和高田市立病院では
大阪医大チームと神戸大チームが活動中
次は大和高田市立病院の病院支援に向かう
ことになり、まずはナビで場所確認
三島チームは搬出管理を担当することになり、
患者一覧から搬送順位の決定
搬送先の情報収集と調整を実施し、訓練終了
【大阪府三島救命救急センターDMATチーム 訓練活動記録】
時間
【訓練参加メンバー】
活動内容
7:00 救命センター集合・出発準備
医師 :頭司、根来
看護師:阪井、須浪
ロジ :児島、森原
訓練参加隊員6名(頭司Dr、根来Dr、阪井Ns、須浪Ns、児島ロジ、森原ロジ)
7:30 ドクターカー+DMATトレーラーとボクシーの2台体制で出発
近畿道走行中、参集拠点は西名阪自動車道 香芝サービスエリアと入電
8:20 西名阪自動車道 香芝サービスエリア到着
9時まで待機との指示
9:10 活動拠点本部・奈良県立医大に向かうよう指示を受け、香芝SAを出発
10:11 奈良県立医大 到着 受付を済ませ応援DMAT待機室にて待機
11:30 奈良県立医大の病院支援を指示され、加古川医療センター、第2岡本病院チームとともに奈良県立医大救護所へ向かう
SCUへの患者搬送班を任命されるが搬送患者が決定するまで赤エリアを支援
12:21 赤タグ患者1名を橿原運動公園SCUに搬送し、その後大和高田市民病院の病院支援に回る様指示
12:45 腸管脱出の赤タグ患者1名を乗せ(実搬送)、奈良県立医大を出発
13:05 橿原運動公園SCU 到着・患者情報申し送り
13:30 大和高田市民病院に向け出発
(大和高田市民病院への移動中の車内でおにぎりを食べ昼食とする)
13:58 大和高田市民病院 到着
大阪医大・神戸大学チームが活動中
14:30 三島チームは搬出管理を担当することになり、
赤タグ患者の把握・搬送順位の決定・搬送先情報の収集を行う
15:30 訓練終了
大和高田市立病院院長他関係者、大阪医大、神戸大学、三島救命、DMAT訓練コントローラーで振り返り
17:15 三島救命帰着
記録:ロジ森原