計算機プログラミング I A クラス 中間試験 2014 出題: 井上純一 (情報科学研究科棟 8-13) 実施日: 平成 26 年 6 月 20 日 注意: 問題は 1 問. 答案用紙裏面も用いてよいが, その場合には「裏面に続く」と明記する. 試験 開始後 30 分経過するまでは退出できないので注意すること. 持ち込み可. 問題 任意の整数を A とし, A 以下の任意の正の整数 j に対して q (j) = 2 × j を定義して「偶数」を作る. このとき, q (j) , j = A, A − 1, · · · , 1 に含まれる素因数 2 の総数を C(A) としよう. 例えば, A = 5 のときには, j = 5, 4, 3, 2, 1 であり, q (j) に含まれる素因数 2 の個数を c(q (j) ) とすると q (5) = 2 × 5, 従って, c(q (5) ) = 1 q (4) = 2 × 22 , 従って, c(q (4) ) = 3 q (3) = 2 × 3, 従って, c(q (3) ) = 1 q (2) = 2 × 2, 従って, c(q (2) ) = 2 q (1) = 2 × 1, 従って, c(q (1) ) = 1 となるから C(5) = 5 ∑ c(q (i) ) = 1 + 2 + 1 + 3 + 1 = 8 i=1 が得られる. このとき以下の問いに答えよ. (1) キーボードから整数 a を入力すると, a を 2 で割った余りを画面に出力するプログラムを書け. (2) キーボードから A の値を入力すると, C(A) の値を出力するプログラムを書け. ※ 解答例を 1 部ずつ持ち帰ること. 1
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