経済学基礎理論 A(荒木) 年度末試験問題予告 ■ 計算問題は、次の4問のうち3問を出します。3問とも必答です。 (1) 次表から、1990 年基準の 1995 年実質 GNP と 1995 年 CPI を計算せよ。 みかん りんご コメ 1990年の 1990年の 1995年の 1995年の 生産量 価格 生産量 価格 10 5 15 10 10 5 15 10 20 10 10 10 (2) 次の条件のもとで、この企業の株価の理論値を計算せよ。 年金利 5%、配当 10 万円、リスクプレミアム 3%、企業成長率 1% (3) 微分の公式を用いて、次の(a),(b)に答えなさい。 (a) f ( x ) = 3 x 2 + 5 x + 9 とする。 f '( x ) を求めなさい。 (b) g ( r , K ) = 3r 3 + 0.5rK − 2 K 3 + 4 K + 10 とする。 g r と g K を求めなさい。 (4) 次の IS-LM モデルを解いて、均衡 GNP と均衡利子率を求めよ。 Y=C+I+G+X-M, C=40+0.6(Y-T), I=5-0.2r, T=5+0.2Y, G=10, X-M=0, M/P=L, L=0.2Y-0.2r, M=300, P=15 ■ 論述問題は次の2問のうち、いずれか1問を出します。 (1) マンデル・フレミングモデルのフローチャートを描いて、財政政策(公共投資増加)と 金融政策(公定歩合引下げ=金融緩和政策)の経済効果について論じよ。 (2) 次の(a),(b)それぞれのケースについて、IS-LM曲線がどのように変化し、財政政策(公 共投資増加)と金融政策(公定歩合引下げ=金融緩和政策)の経済効果がどのように変 化するかを論じよ。 (a) 投資の利子率弾力性がゼロの場合 (b) 経済が「流動性のわな」に陥っている場合
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