GSエマージング社債ファンド 円投資型1412/米ドル投資型

ご参考資料
2014年11月
ノムラ・オフショア・シリーズ・
トラスト
G Sエマージング
社債ファンド
・円投 資 型 1412
・米ドル投 資 型 1412
・豪ドル投 資 型 1412
ケイマン籍/契約型/単位型外国投資信託
■本資料は、
「GSエマージング社債ファンド 円投資型1412/
米ドル投資型1412/豪ドル投資型1412」についてより良くご
理解していただくことを目的として、野村證券が作成したご参
考資料です。■本資料は信頼できると考えられる情報に基づい
て作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するもので
はありません。■本資料中の記載内容、図表等については、本資
料作成時点のものであり、事前の連絡なしに変更されることが
あります。なお、本資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示
唆あるいは保証するものではありません。■ファンドは、債券等
の値動きのある有価証券等に投資しますので、純資産価格は変
動します。したがって、元金が保証されているものではありませ
ん。■ファンドに生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属
します。■お申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする交付
目論見書の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
■ 交付目論見書のご請求・お申込みは
商 号 等:野村證券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長
(金商)
第142号
加入協会:日本証券業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
■ 管理会社
■ 投資顧問会社
グローバル・ファンズ・
トラスト・カンパニー
ゴールドマン・サックス・アセット・
マネジメント・インターナショナル
ご参考資料
ファンドの特色
1
主にエマージング諸国の企業またはエマージング諸国関連企業の発行する米ドル建て債券に投資します。
2
3つの通貨クラスからお選びいただけます。
※ファンドは、米ドル建ての国債、政府機関債、地方債、国際機関債、現金および現金同等物、
ならびに店頭外国為替直物取引および店頭外国為替先渡契約等にも投資することができます。
※
「エマージング諸国」
とは世界銀行の「高所得国グループ」の分類に含まれない国を指します。
また、
「エマージング諸国の債券」
には、新興国の債務証券
(これらの国の政府、政府機関および政府関連機関の債務証券
等)
、新興国に拠点を持つまたは新興国に大幅なエクスポージャーを持つ発行体の債務証券および、投資顧問会社がその単独裁量で決定したその他の証券が含まれます。
円建て
米ドル建て
豪ドル建て
3
GSエマージング社債ファンド 円投資型
1412
投資対象資産については、
原則として対円での為替ヘッジを行います。
GSエマージング社債ファンド 米ドル投資型 1412
投資対象資産については、
原則として為替取引を行いません。
GSエマージング社債ファンド 豪ドル投資型 1412
投資対象資産については、
原則として米ドル売り、
豪ドル買いの為替取引を行います。
原則として、
年4回分配を行います。
原則として、毎年3月、6月、9月、12月の15日
(ただし、
ファンド営業日*でない場合はその直前のファンド営業日。以下「分配基準日」
といいます。)時点の
受益者に対して収益の分配を行います。初回の分配基準日は2015年3月13日の予定です。
※将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
*
ファンド営業日とは、
ロンドン証券取引所、
ニューヨーク証券取引所、
シンガポール証券取引所および東京証券取引所の営業日であり、
かつロンドン、
ニューヨーク、
シンガポール、
ルクセンブルグおよび日本の銀行の
営業日
(毎年12月24日を除きます。)
、
ならびに管理会社が投資顧問会社と協議した上で随時決定するその他の日をいいます。
※市況動向および資金動向等によっては、上記のような運用が行えない場合があります。
ご留意事項
本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での投資顧問会社および副投資顧問会社
(以下、運用会社といいます。)
または予測機関の見解を反映しておりますが、将来
の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。実際には予測と異なる結果になる可能性があり、本資料に反映されていない場合もあります。
また、将来予告なしに変更する
場合もあります。
これらの予測は、将来の運用成果に影響を与えうる高い不確実性を伴うものです。
したがって、
これらの予測は、将来実現する可能性のある結果の一例を示すに過ぎま
せん。
これらの予測は一定の前提に基づく推定であり、今後、経済、市場の状況が変化するのに伴い、大きく変わることが考えられます。運用会社および予測機関はこれら予測値の変
更や更新について公表の義務を有しません。
−1−
ご参考資料
投資リスク
ファンドは、エマージング諸国の企業が発行する米ドル建ての債券を主な投資対象としています。これにより、金利変動等による組入証券
の価格の下落や、発行体の倒産や財務状況の悪化等の影響により、受益証券1口当たりの純資産価格が下落し、損失を被ることがあり
ます。
したがって、受益者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、受益証券1口当たりの純資産価格の下落により、投資元金が割り
込み損失を被ることがあります。
また、円投資型以外の外貨建てのクラスに日本円で投資する場合は、その投資価値はその時々の為替レートにも左右されます。信託財産
に生じた損益はすべて受益者の皆さまに帰属します。また、投資信託は預貯金と異なります。
<主なリスク要因>
■エマージング市場への投資に伴うリスク
エマージング市場への投資には、先進国の市場への投資と比較して、カントリー・リスクの中でも特に次のような留意点があります。例えば、財産の
収用・国有化等のリスクや社会・政治・経済の不安定要素がより大きいこと、市場規模が小さく取引高が小さいことから流動性が低く、流動性の高い
場合に比べ、市況によっては大幅な安値での売却を余儀なくされる可能性があること、為替レートの変動が激しく、通貨交換のコストが高いこと、
取引の決済制度上の問題、海外との資金決済上の問題等が挙げられます。その他にも、会計基準の違いから現地の企業に関する十分な情報が
得られない、あるいは、一般に金融商品市場における規制がより緩い、といった問題もあります。また、エマージング諸国の債券等の格付の低い
債券については信用リスクがより高くなります。
■信用リスク
債券の発行体の信用力の変化や格付の変更により、債券価格が変動したり、財務上の問題、経営不振、その他の理由により、利息や元本があらか
じめ決められた条件では支払われなくなること
(債務不履行)があります。信用力の低下、格付の引き下げ、債務不履行が生じた場合、通常、債券
価格は下落し、その結果、ファンドの純資産価格が下落する可能性があります。
■金利変動リスク
金利変動により債券価格が変動するリスクをいいます。一般に金利が上昇した場合には債券価格は下落し、ファンドの純資産価格が下落する可能
性があります。
■為替変動リスク
外貨建てクラスの場合、各表示通貨では投資元本を割り込んでいない場合でも、為替変動により、円換算ベースでは投資元本を割り込むことに
よる損失を被ることがあります。円投資型は、円に対する米ドルの為替変動リスクを軽減することができますが、為替ヘッジ取引が効果的である
保証はなく、為替変動の影響を受ける場合があります。また、豪ドル投資型も、豪ドルに対する米ドルの為替変動リスクを軽減することができます
が、為替取引が効果的である保証はなく、為替変動の影響を受ける場合があります。
−2−
ご参考資料
換金(買戻し)手数料について
特徴
購入時に手数料はかかりません。
▲
お客さまの購入代金の全額が投資されます。
※ただし、運用管理費用やその他の費用等が信託財産から間接的に引かれます。
特徴
換金(買戻し)時に、
購入後の経過期間に応じて換金(買戻し)手数料がかかります。
▲▲
長期保有するほど手数料が低減されます。
換金(買戻し)手数料は換金口数に対してかかります。
ファンドの換金(買戻し)請求日
1口当たり換金(買戻し)手数料
円投資型1412
米ドル投資型1412
豪ドル投資型1412
2014年12月19日から2015年12月18日まで
300円
3.00米ドル
3.00豪ドル
2015年12月19日から2016年12月18日まで
250円
2.50米ドル
2.50豪ドル
2016年12月19日から2017年12月18日まで
200円
2.00米ドル
2.00豪ドル
2017年12月19日から2018年12月18日まで
150円
1.50米ドル
1.50豪ドル
2018年12月19日から2019年12月18日まで
100円
1.00米ドル
1.00豪ドル
2019年12月19日から2020年12月18日まで
50円
0.50米ドル
0.50豪ドル
2020年12月19日以降
かかりません
例えば、円投資型1412について、2015年12月19日に換金
(買戻し)
を請求した場合、1口当たり250円、
また、2016年12月19日に換金
(買戻し)
を請求
した場合、1口当たり200円の手数料をお支払いいただきます。
換金
(買戻し)
時に純資産価格が下落している場合においても、
1口当たり換金
(買戻し)
手数料は購入後経過期間に応じて一定であることにご留意ください。
※換金
(買戻し)
手数料に消費税はかかりません。
※換金
(買戻し)
手数料は繰上償還の場合にも適用されます。
−3−
ご参考資料
存在感高まる新興国
▪ 今後、エマージング諸国(新興国)の経済規模は更なる拡大が見込まれ、世界経済に占める割合が大きくなると予想されます。
▪ G7(主要先進国)だけで世界経済を議論するには不十分だとして、2008年11月から新興国を含めた主要20ヵ国・地域の国際会議
G20が行われています。
世界の経済規模(GDP比較)
2000年
世界の経済規模:33兆米ドル
新興国
20%
2010年
世界の経済規模:65兆米ドル
新興国
34%
2019年(予測)
世界の経済規模:101兆米ドル
新興国
43%
先進国
66%
先進国
80%
先進国
57%
国際会議の枠組みの変化
G7
G7
日本
米国
英国
フランス
ドイツ
イタリア
カナダ
日本
米国
英国
フランス
ドイツ
イタリア
カナダ
G20
中国
インド
ブラジル
ロシア
韓国
オーストラリア
メキシコ
南アフリカ
インドネシア
アルゼンチン
トルコ
サウジアラビア
欧州連合(EU)
出所:国際通貨基金
(IMF)
World Economic Outlook, October 2014
(予測値を含む)
「先進国」、
「新興国」
はIMFによる分類
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆または保証するものではありません。
新興国の債券への投資は、社会・経済・政治の不安定要素を多く含むため、価格変動が大きく、投資資産が大幅に減少するリスクを伴います。
−4−
ご参考資料
新興国の経済成長のポイント
▪ 経済成長の三大要素を兼ね備え、高度経済成長を迎える新興国が増えてきています。
▪ 新興国は2010年代に比較的高い成長が見込まれ、世界全体への寄与は先進国を上回ると期待されています。
GDP成長率(潜在成長率*)の構成要素
世界のGDP成長率(予測)
6%
①労働力
低賃金かつ
豊富な労働力
新興国は2010年代に
比較的高い成長を遂げる見込み
経済成長の三大要素
4.3%
3.9%
4%
3.6%
3.3%
3.0%
3%
生産性の向上
2%
モノ
③資本
■新興国寄与
5%
ヒト
②生産性
■先進国寄与
2.3%
0%
0.7%
1.1%
3.2%
3.1%
1980−89
3.3%
0.6%
2010−19
2020−29
2.8%
2.7%
2030−39
2040−50
(年)
2.5%
1.1%
カネ
3.5%
0.8%
1.8%
1%
海外資本の導入
1.0%
1.3%
1990−99
2000−09
予測
*潜在成長率とは、
インフレなど経済を過熱させることのない範囲内で達成可能な経済成長率の上限で、短期的
な景気循環は直接反映されず、中長期的に持続可能な経済成長率を示します。現実の成長率は需要動向など
様々な要因により変動しますが、中長期的には潜在成長率と同様の動きになると言われています。
上記は、例示をもって理解を深めていただくことを目的とした概念図です。
2012年5月現在
(1980年から2009年までは国際通貨基金
(IMF)
の実績値、
2010年以降はGSグローバル・マクロ調査部の予測値)
出所 : 国際通貨基金
(IMF)
、GSグローバル・マクロ調査部 「先進国」、
「新興国」
はIMFによる分類
ファンドの信託終了予定日は2022年6月15日ですので、上記はご参考として示しております。
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆または保証するもの
ではありません。
−5−
ご参考資料
経済成長の三大要素 ①労働力
▪ 新興国は、全世界の約85%を占めるほどの人口になっています。
▪ 加えて、2010年代は、労働年齢人口(15~64歳)の構成比がピークを迎え、人口構成が経済成長に最も貢献する10年間になると考え
られます。
世界人口の構成予測(2010年)
労働年齢人口*1の構成比推移予測
*2
人口動態の窓(予測)
70%
1950−1990
新興国
65%
米国
1965−1990
日本
1950−2000
先進国
14%
60%
ロシア
1990−2010 韓国
米国
1990−2020
55%
新興国
86%
2000−2025
2010−2030 メキシコ
日本
45%
2005−2035
2000
2010
2020
2030
2040
2050
(年)
予測
出所 : 国連の予測
(2010年時点)
ブラジル
2005−2030 トルコ
50%
40%
1990
中国
1950
1970
1990
2010
インドネシア
2015−2045
インド
2030
2050
(年)
予測
*1「労働年齢人口」
とは、便宜上、15歳以上64歳以下の人口を指します。
*2「人口動態の窓」
とは、人口構成が経済成長に最も貢献する時期で、
14歳以下が30%未満、
かつ65歳以上が15%未満の人口構成の時
期を指します。
出所 : 国連の予測値
(2010年時点)
を基に運用会社作成
出所 : 国連の予測値
(2010年時点)
を基に運用会社作成
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆または保証するものではありません。
−6−
ご参考資料
経済成長の三大要素 ②生産性 ③資本
▪ 新興国の生産性の向上率は、概ね先進国より相対的に高い水準で推移しています。
▪ 新興国への直接投資は、2000年代半ば以降増加しており、経済成長を促しています。
労働生産性*1の向上率(前年比)の推移
7%
新興国への直接投資*3の推移
(億米ドル)
6,000
■先進国(G7) ■代表的新興国*2
6%
5,000
5%
4%
4,000
3%
2%
3,000
1%
2,000
0%
−1%
1,000
−2%
−3%
1998
2000
2002
2004
2006
2008
2010
0
1992
2012
(年)
1994
1996
1998
2000
2002
2004
2006
2008
2010
2012
(年)
期間 : 1998年~2013年
出所 : カンファレンス・ボード
期間 : 1992年~2012年
出所 : 世界銀行
(2013年)
*1 労
働生産性 : 雇用者1人当たり生産性。なお、GDP成長の一要素である生産性
(全要素生産性)
は、労働生
産性および資本生産性から構成されます。
*2 代表的新興国 : 先進国以外で世界のGDPの1%以上の経済規模を有する国であり、具体的にはブラジル、
ロ
シア、
インド、中国、
メキシコ、
インドネシア、韓国、
トルコの8ヵ国をさします。
*3 直
接投資 : 現地企業に対する純出資(議決権10%以上)、利益の再投資およびその他純長期投資を含み
ます。
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。
−7−
ご参考資料
エマージング社債の投資機会
▪ 相対的に高水準の経済成長が期待できるエマージング市場の社債に投資することで、安定的な金利収入と長期的な債券価格の上昇
が期待できると考えられます。
エマージング市場の
高成長に伴う
投資機会
エマージング社債
リターンのポイント
相対的に高い
経済成長率
持続的かつ堅調な
内需等の拡大
税収の拡大
低水準の社会コスト
相対的に高い
金利水準
企業収益の拡大
財政の健全化
国債格付の改善
ポイント①
ポイント②
ポイント③
高水準の金利収益
発行体の信用力改善
相対的に高い
金利収入の積み上げ
エマージング諸国の信用力改善
(ソブリン・シーリング)
信用力改善による
債券価格の上昇(スプレッドの縮小)
※エマージング社債のリターンは、金利収入やスプレッドの動き以外にもベースとなる金利変動の影響を受けます。
※上記はあくまで例示をもって理解を深めていただくことを目的とした概念図であり、実際には成長が低下したり、発行体の信用力が低下することなどにより、損失が生じる場合があり
ます。
−8−
ご参考資料
エマージング社債投資のポイント①
相対的に高い利回り・スプレッド水準
▪ エマージング社債市場は、先進国市場と比較して相対的に利回りが高いことが特徴です。
▪ エマージング社債のスプレッドは、過去において先進国社債を上回る水準で推移してきました。
▪ スプレッドとは債券の国債に対する利回り上乗せ幅を指し、一般的にスプレッドが縮小(拡大)する過程では、債券の価格は上昇(下落)
します。信用度の低い銘柄ほど国債に対する利回り上乗せ幅は大きくなる傾向にあります。
主要債券セクターの利回り
2014年9月末現在
6%
5%
先進国・エマージング社債のスプレッド*2水準
5.4%
エマージング社債は
投資適格の平均格付
かつ相対的に高い利回り
5.3%
8%
4%
エマージング社債
先進国社債
エマージング社債のスプレッドは、
先進国社債を上回る水準で、
足元は縮小傾向
6%
3%
2.6%
2%
1%
期間:2001年12月末∼2014年9月末
10%
4%
1.5%
2%
0.6%
0%
日本国債
先進国国債
先進国社債
0%
2001
エマージング
エマージング
社債
国債
(米ドル建て) (米ドル建て)
2003
スプレッド水準
2005
2007
過去平均
2009
2011
(年)
直近値
(2001年12月末∼2014年9月末)
(2014年9月末)
平均格付
AA−
AA
A
BB+
BBB
エマージング社債
3.6%
3.0%
金利リスク
(デュレーション*1)
8.6年
6.5年
6.2年
7.0年
5.4年
先進国社債
1.5%
1.1%
*1 デュレーションとは、金利変動に対する債券の価格感応度を指し、年数で表示されます。デュレーションが短い
(長い)
ほど、金利変動に対する債券価格の変動率が小さく
(大きく)
なります。
2013
*2 ベースとなる各国国債金利に対するスプレッドです。
出所 :シ
ティグループ、
バークレイズ、JPモルガン
日本国債 : シティ日本国債インデックス、先進国国債 : シティ世界国債(除く日本)、先進国社債 : バークレイズ・グローバル・アグリゲート・コーポレート・インデックス、
エマージング国債 : JPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド、
エマージング社債 : JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイド
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。上記はインデックスの利回りおよび平均格付であり、
ファンドの実績ではありません。
インデックスの動きは、
将来大きく変動することがあります。
また、JPモル
ガンCEMBIブロード・ダイバーシファイドはファンドのベンチマークではありません。上記の数値は小数点以下第二位を四捨五入したものです。
−9−
ご参考資料
エマージング社債投資のポイント②
発行体の収益・財務状況は改善傾向
▪ 新 興国の企業について、収益性を示す4つの指標「EPS*1、ROE*2、ROA*3、営業利益率*4」と、財務状況を示す「負債比率*5」を
2000年年初と2014年9月現在で比較すると、いずれも改善傾向にあることがわかります。今後もエマージング諸国の成長に伴い、企
業の収益力および財務状況は改善していくことが期待されています。
▪ 新 興国の企業は、米国企業と比較するとレバレッジ倍率*6が低位に留まっています。企業のレバレッジ倍率が低いことは借金への
依存度が低いことを意味し、デフォルト
(債務不履行)率の低下につながる可能性があると考えられます。
新興国企業の収益・財務状況
(米ドル)
120
100
格付別のネット・レバレッジ倍率*7比較
■■2000年1月 ■■2014年9月
新興国企業は
収益・財務ともに改善傾向
24.9
(格付)
30%
2013年12月末現在
25%
新興国企業は借金への依存度が低く、
デフォルト率低下を期待
1.7
A
1.7
■新興国企業
■米国企業
22.4
80.9
80
20%
60
2.5
15%
11.0
9.3
40
20
2.3
BBB
10.8
10%
5.9
5%
15.1
1.4
EPS*1
(収益)
(左軸:米ドル)
0%
ROE*2
(右軸:%)
ROA*3
(右軸:%)
営業利益率*4
(右軸:%)
負債比率*5
(右軸:%)
3.6
3.9
B
2.0
0
3.7
BB
0.0
(財務)
4.7
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
(倍)
出所 :ブ
ルームバーグ MSCIエマージング株式インデックス
出所 : バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ
*1
*2
*3
*4
*5
*6 レ
バレッジ倍率とは、
財務の信用力を示す指標であり、
総資産を自己資本で除した数式で求められます。
レバレッジ
倍率が上がれば上がるほど、借金への依存度が大きいことを意味し、財務の信用力が落ちることになります。
*7 ネット・レバレッジ倍率とは、一定期間後に売却する契約になっている資産など、実質的に自社の資産でない
資産等を除き、実質的な資産総額をもとに算出されたレバレッジ倍率です。
PSとは、
E
1株当たりの税引後の最終利益を示す指標です。
ROEとは、株主資本を使ってどれだけ利益をあげたかを示す指標です。
ROAとは、事業への投下資産に対し、最終利益をどの程度得たか、効率性を示す指標です。
営業利益率とは、収益性分析の一指標で、営業利益の売上に対する構成比を表す指標です。
負債比率とは、
自己資本に対する負債の比率を示す指標です。
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。上記の数値は小数点以下第二位を四捨五入したものです。
− 10 −
ご参考資料
エマージング社債投資のポイント③
ベースとなるエマージング諸国の信用力改善
▪ 先進国の信用格付の引き下げが相次ぐ中、主要なエマージング諸国の信用力は概ね改善傾向にあります。
各国信用格付の変化
ソブリン・シーリング
先進国
高
AAA
投資適格
AA
エマージング諸国の信用力改善は
同国企業が発行する社債にとっても追い風
新興国
○ ○ ● ●
● ●
○ ○ ○ ○
A
●
○
BBB
● ●
信用度
BB
●
● ● ● ○ ●
●
○
○
●
○ ●
●
○
○
(背景)
ある国の企業の信用格付はその国の政府の格付を上回る事ができない、という
信用格付に対する考え方のことを「ソブリン・シーリング」といいます。この考え
方は、政府が債務不履行を起こす場合は増税、外為規制など様々な制限政策が
行なわれ、その国の企業の経営に大きな影響を及ぼすという考え方に基づいて
います。そのため、個別企業の財務内容がどんなに良好であっても、一部の グローバル企業を除き原則としてその国の格付が上限(シーリング)となり
ます。
国の格付がBB格
投機的
CCC
国の格付がA格に改善
AAA
投資適格
● ○ ○
投資適格
B
AA
A
BB
○ : 2000年12月末
● : 2014年9月末
D
国の格付
社債
B
CCC
CC
南アフリカ
トルコ
韓国
インドネシア
メキシコ
中国
インド
ロシア
ブラジル
ギリシャ
ポルトガル
スペイン
イタリア
オーストラリア
ドイツ
米国
日本
C
D
ソブリン・シーリング
により、企 業 の 格 付
は頭打ち
国の格付
社債
社債
B
CCC
CC
C
D
天 井 の 上 昇 により、
企業の格付の上昇
余地が出現
エマージング市場においては、上記の理由により個別企業の評価には、国の
格付が先進国と比較してより重要となってきます。
出所 : スタンダード&プアーズ
格付はスタンダード&プアーズの外貨建て長期債格付を使用。
新興国の例として、世界のGDPの1%以上の経済規模を有する国、
ブラジル、
ロシア、
インド、中国、
メキシコ、
インドネシア、韓国、
トルコの8ヵ国に加え、南アフリカを掲載しています。
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。
− 11 −
A
BB
投機的
投機的
低
C
AA
BBB
BBB
CC
AAA
ご参考資料
エマージング社債投資のポイント③
エマージング諸国の債務状況、経常収支
▪ エマージング諸国の政府債務対GDP比率は、先進国と比較して健全な水準にあり、今後も改善傾向が続くと期待されています。
▪ エマージング諸国の経常収支対GDP比率は2000年から黒字に転じ、今後も経常黒字の維持が期待されています。
政府債務残高 対GDP比率
120%
経常収支 対GDP比率
IMF予測
先進国
6%
新興国
100%
4%
80%
2%
60%
0%
40%
−2%
20%
2001
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015
期間 : 2001年~2019年
出所 : 国際通貨基金
(IMF)
World Economic Outlook, October 2014
(予測値を含む)
「先進国」、
「新興国」
はIMFによる分類
2017
2019
(年)
IMF予測
■先進国
−4%
1997
■新興国
2002
2007
2012
期間 : 1997年~2019年
出所 : 国際通貨基金
(IMF)
World Economic Outlook, October 2014
(予測値を含む)
「先進国」、
「新興国」
はIMFによる分類
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆または保証するものではありません。
− 12 −
2017
(年)
ご参考資料
エマージング社債市場は順調に拡大
▪ エ
マージング社債市場は投資適格社債市場を中心に急速に拡大しており、2001年12月以降で市場規模は約29倍の大きさに拡大しています。
▪ 金融危機時にエマージング社債の上乗せ金利(スプレッド)は大きく拡大しましたが、足元はベースとなる国債金利、スプレッドともに
落ち着いた動きとなっています。
エマージング社債市場の時価総額推移
(億米ドル)
9,000
■ハイ・イールド社債 ■投資適格社債
エマージング社債市場の利回り推移
期間:2001年12月末∼2014年9月末
14%
8,000
期間:2001年12月末∼2014年9月末
■上乗せ金利(スプレッド) ■米国国債利回り
エマージング社債利回り
12%
7,000
10%
6,000
エマージング社債市場の時価総額は
約12年で約29倍に拡大
5,000
8%
4,000
6%
3,000
4%
2,000
2%
1,000
0
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
(年)
市場規模
(2014年9月末)
銘柄数
(2014年9月末)
エマージング
投資適格社債
5,564億米ドル
724銘柄
エマージング
ハイ・イールド社債
2,401億米ドル
409 銘柄
0%
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
(年)
出所 : JPモルガン
エマージング投資適格社債 : JPモルガンCEMBIブロード
(投資適格)
、
エマージング・ハイ・イールド社債 : JPモルガン
CEMBIブロード
(ハイ・イールド)
出所 : JPモルガンのデータを基に運用会社作成
エマージング社債 : JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイド
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。上記はインデックスのデータであり、ファンドの実績ではありません。
信託報酬等の諸費用や、流動性等の市場要因は考慮されておりませんのでご留意ください。
また、JPモルガンCEMBIブロードはファンドのベンチマークではありません。
− 13 −
ご参考資料
エマージング社債のパフォーマンスとリスク
▪ 金融危機時、エマージング社債市場は先進国社債と比較して大きく下落しましたが、信用力の改善や成長力等が評価され、金融危機後
は相対的に堅調なパフォーマンスとなっています。
▪ 過去のリターンから、先進国社債、エマージング社債に投資したと仮定した場合の最大値(最大利益)と最小値(最大損失)を推計する
と、エマージング社債のほうが価格変動幅が大きくなっています。
各資産のパフォーマンス・累積下落率
300
※米ドルベース
エマージング社債
先進国社債
金融危機
47%
40%
リターン
200
20%
150
0%
2003
−5%
累積下落率
−15%
−25%
2005
2007
2009
2011
エマージング社債
先進国社債
2013 (年) −20%
−40%
先進国社債
計測期間における
最大累積下落率:
−11.4%
−10%
−20%
23%
−10%
−24%
先進国社債
エマージング社債
期間:2001年12月末∼2014年9月末
上記は、先進国社債、エマージング社債に毎月末から1年間投資したと
仮定した場合のリターンにより算出しています。
例えば、100米ドルを投資した場合、1年後の最大損失として、先進国社債
は90米ドル(−10%)、
エマージング社債は76米ドル(−24%)
になる期間
があったことを示しています。
エマージング社債
計測期間における
最大累積下落率:
−24.3%
期間 : 2001年12月末~2014年9月末
(2001年12月末を100として指数化)
出所 : JPモルガン、
バークレイズ
先進国社債 : バークレイズ・グローバル・アグリゲート・コーポレート・インデックス
(米ドルヘッジ)
、
エマージング社債 : JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイド
(米ドル)
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。上記はインデックスのデータであり、ファンドの実績ではありません。
信託報酬等の諸費用や、流動性等の市場要因は考慮されておりませんのでご留意ください。
また、JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイド
(米ドル)
はファンドのベンチマークではありません。
− 14 −
最小値︵最大損失︶
100
50
2001
0%
※米ドルベース
60%
最大値
︵最大利益︶
250
先進国社債、
エマージング社債に1年間投資した場合の変動幅
ご参考資料
リターンの内訳
▪ エマージング社債への投資は、先進国社債への投資と比較して、相対的に大きかったインカム・ゲイン(利子収入等)の積み上げが、
リターンの主な源泉となっています。
▪ ただし、債券価格の変動等により、インカム・ゲイン(利子収入)等が相殺され、
トータル・リターンがマイナスになる場合もあります。
エマージング社債
200%
150%
先進国社債
※米ドルベース
2014年9月末現在
200%
166%
トータル・リターン
年率リターン:7.9%
年率リスク* :8.1%
20%
その他のリターン
相対的に高利回りのエマージング社債は
中長期でインカム・ゲインの積み上げを期待
150%
2014年9月末現在
年率リターン:5.4%
年率リスク :4.4%
96%
トータル・リターン
100%
100%
147%
インカム・ゲインに
よるリターン
50%
21%
その他のリターン
50%
75%
インカム・ゲインに
よるリターン
0%
0%
−50%
2001
※米ドルベース
2003
2005
2007
2009
2011
2013
−50%
2001
(年)
2003
2005
2007
2009
2011
2013
その他(債券価格の変動等)
のリターン
インカム・ゲイン
(利子収入等)
によるリターン
トータル・リターン
(総合収益)
その他(債券価格の変動等)
のリターン
インカム・ゲイン
(利子収入等)
によるリターン
トータル・リターン
(総合収益)
出所 : JPモルガン
期間 : 2001年12月末~2014年9月末
エマージング社債 : JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイド
(米ドル)
*年率リスクは月次リターンより算出した年率標準偏差を指しています。標準偏差とは、全体の結果が平均のところ
にまとまっているか散らばっているかを表す指標で、
ファンドのリターンの標準偏差が大きければ大きいほど、
日々の
リターンは平均から散らばったものとなり、
それだけリスクの大きいファンドということになります。
出所 : バークレイズ
期間 : 2001年12月末~2014年9月末
先進国社債 : バークレイズ・グローバル・アグリゲート・コーポレート・インデックス
(米ドルヘッジ)
上記は一定の投資元本を投資した際のリターン
(累積損益)
の推移であり、元本がゼロであることを示すものではありません。
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。上記はインデックスのデータであり、ファンドの実績ではありません。
信託報酬等の諸費用や、流動性等の市場要因は考慮されておりませんのでご留意ください。
また、JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイド
(米ドル)
はファンドのベンチマークではありません。
− 15 −
(年)
ご参考資料
モデル・ポートフォリオ
セクター別構成比
消費
多角経営
政府機関
商工業 (国債含む)
(景気循環型) 2%
4%
3%
4%
不動産
5%
消費
(非景気循環型)
9%
ポートフォリオ特性
B以下
12%
8.72年
平均デュレーション
3.03年
国数
30ヵ国
銘柄数
135銘柄
平均格付*2
BBB
地域別構成比
各通貨クラスの概算平均最終利回り*1
中東・アフリカ
15%
A
13%
BB
19%
平均残存期間
※モデル・ポートフォリオにおいて現金を10.6%程度保有したものと想定し、
平均最終
利回り等を推計しています。
通信
14%
格付別構成比
格付なし AA
1%
9%
5.13%
公益事業
17%
基礎資材
10%
金融業
13%
平均最終利回り*1
エネルギー
20%
欧州
10%
中南米
47%
BBB
45%
円投資型
米ドル投資型
豪ドル投資型
5.06%
5.13%
7.64%
※上 記の平均最終利回りは、
2014年9月末時点の1ヵ月円Libor、
1ヵ月米ドルLibor、
1ヵ月豪ドルBBSWの金利差を用いて算出した概算値です。実際の平均最終利回り
は上記の試算とは異なる場合があります。
アジア
28%
モデル・ポートフォリオとは、これから運用を開始するファンドのイメージをつかんで頂くためにご紹介する仮のポートフォリオです。
ファンドの実際のポートフォリオとは異なりますので、あくまでも
ご参考としてご理解ください。モデル・ポートフォリオに関する情報は、2014年9月末現在の市況環境等に基づいて作成したものです。従って、実際の組入れを示唆するものではなく、ファンドの
将来の運用成果等を保証するものではありません。モデル・ポートフォリオに関する情報は、運用担当者の判断、市況動向、ファンドの資金動向等により変わります。
2014年9月末現在
出所 : ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
*1 平均最終利回りとは、
ポートフォリオに組み入れられているすべての債券が、
デフォルト
(債務不履行)
等することなく償還日において償還されると仮定して計算された年平均の利回りであり、実際にはかかる利回りを大幅に下回る場合があります。
*2 格付はムーディーズ、
スタンダード&プアーズ、
フィッチのうち、最も高いものを使用しています。
また、平均格付とは、基準日時点でポートフォリオが保有している有価証券に係る信用格付を加重平均したものであり、
ポートフォリオに係る信用格付
ではありません。
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。
上記は過去の一時点のものであり、
ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
− 16 −
ご参考資料
モデル・ポートフォリオ 投資候補銘柄紹介
投資候補銘柄
リンドレー(消費(非景気循環型))
発行体
国名
セクター
組入比率
1
リンドレー
ペルー
消費 (非景気循環型)
2.5%
2
ドルフィン・エナジー
アラブ 首長国連邦
エネルギー
2.4%
3
GNLクインテロ
チリ
公益事業
2.3%
4
デジセル・グループ
ジャマイカ
通信
2.2%
5
アベンゴア・ トランスミッション
ペルー
公益事業
2.0%
6
エネルギー開発
フィリピン
公益事業
2.0%
7
ウィンド・アクイジション
イタリア
通信
1.8%
8
ルワイス・パワー
アラブ 首長国連邦
公益事業
1.7%
9
シティック
中国
基礎資材
1.6%
10
バンク・リージョナル
パラグアイ
金融業
1.5%
▪ ペルーで100年以上の歴史を有する飲料水メーカー。
▪ コカ・コーラ社との提携も行っており、リンドレーはペルー
国内でコカ・コーラの販売権を、コカ・コーラ社はペルー
国外でインカ・コーラ(ペルー国内シェア一位のコーラ)の
販売権を有する。
GNLクインテロ(公益事業)
▪ チリを拠点とし、液化天然ガス(LNG)の受入・貯蔵・気化を
行うターミナルを運営。
▪ チ
リの都市部に向けた天然ガス輸送も手がけており、チリの
インフラ事業を担う。
シティック(基礎資材)
▪ 中 国 政 府 系で中 国 最 大 級の産 業・金 融の総 合コングロ
マリット。
▪ 石 油・化学、金属、重工業、自動車、銀行・証券、不動産、
小売、出版など幅広い産業に及んでおり、多くの分野で
全国規模の強力なプレゼンスを有する。
モデル・ポートフォリオとは、これから運用を開始するファンドのイメージをつかんで頂くためにご紹介する仮のポートフォリオです。
また、投資候補銘柄は、これから運用を開始するポートフォリオ
のイメージをつかんでいただくためにご紹介する仮の候補銘柄です。
ファンドの実際のポートフォリオとは異なりますので、あくまでもご参考としてご理解ください。モデル・ポートフォリオに関する
情報は、2014年9月末現在の市況環境等に基づいて作成したものです。従って、実際の組入れを示唆するものではなく、ファンドの将来の運用成果等を保証するものではありません。モデル・
ポートフォリオに関する情報は、運用担当者の判断、市況動向、ファンドの資金動向等により変わります。
2014年9月末現在
出所:ゴードマン・サックス・アセット・マネジメント、
ブルームバーグ、各社ホームページ
上記は過去のデータであり、将来の結果を示唆または保証するものではありません。
上記は過去の一時点のものであり、
ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。上記は情報提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却・購入・保持等を推奨するものではありません。
− 17 −
ご参考資料
3つの通貨クラスについて
▪ 投資対象である米ドル建てのエマージング社債に対し、
「円投資型」は原則として対円で為替ヘッジを行います。
「米ドル投資型」は、
原則として為替取引を行いません。
「豪ドル投資型」は原則として米ドル売り、豪ドル買いの為替取引を行います。
▪ 各通貨クラスの短期金利が、エマージング債券の発行通貨(米ドル)の短期金利を上回っている場合、その金利差がプレミアム(収益)
となります。逆の場合には、その金利差がコスト
(費用)
となります。
エマージング社債と為替取引の組み合わせ
10%
■為替取引のプレミアム/コスト*
■エマージング社債利回り
プレミアムとなる場合
7.8%
8%
2.5%
5.3%
5.3%
米ドル
豪ドル
2%
0%
−2%
米ドルの短期金利
5.3%
4%
為替取引による
コスト
取引対象通貨の短期金利
5.3%
米ドルの短期金利
5.2%
コストとなる場合
為替取引による
プレミアム
取引対象通貨の短期金利
6%
為替取引によるプレミアムとコスト
−0.1%
円
2014年9月末現在
出所 : JPモルガン、
ブルームバーグ
エマージング社債利回り : JPモルガンCEMBIブロード・ダイバーシファイドの最終利回り
*為替取引のプレミアム/コスト : 各通貨の短期金利から米ドルの短期金利を差し引いて算出。
上記はあくまでも過去のデータであり、実際の為替取引によって得られるプレミアムまたはコストの大きさを保証するものではありません。
また、
ファンドの実績データではなく、
あくまでもご参考情報として掲載しております。
ファンドの将来の投資成果を示唆または保証するものではありません。信託報酬等の諸費用や、流動性等の市場要因は考慮されておりませんのでご留意ください。
上記の数値は小数点以下第二位を四捨五入したものです。
− 18 −
ご参考資料
ファンドの運用体制
▪ ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのグローバルに展開する運用チームに加え、ゴールドマン・サックス・グループおよび外部
の調査機関等の幅広いグローバル・ネットワークを活用します。
各運用チームの体制
グローバル・ネットワーク
2014年6月末現在
拠点数
ポートフォリオ・
マネジャー/
アナリスト人数
平均経験年数
2014年6月末現在
運用資産残高
アムステルダム
ロンドン
パリ
グローバル
債券・通貨運用
グループ
12拠点
272名
新興国債券運用
グループ
4拠点
22名
13年
4,598億米ドル
マドリード
ストックホルム
ジュネーブ
トロント
北京
ドバイ
ムンバイ
バンガロール
11年
バーリントン
フランクフルト
チューリッヒ
ミラノ
上海
東京
香港
ソルトレイク・シティ
サンフランシスコ
シカゴ
ロサンゼルス
ボストン
グリニッチ
ニューヨーク
マイアミ
クアラルンプール
シンガポール
サンパウロ
367億米ドル
メルボルン
シドニー
GSAM拠点
※上記には運用以外のアセット・マネジメント業務を担当している拠点も含まれます。
ゴールドマン・サックスのご紹介
ゴールドマン・サックスは、1869年(明治2年)創立の世界有数の金融グループのひとつであり、世界の主要都市に拠点を有し、世界中の政府機関・
企業・金融機関などに対して、資産運用業務・投資銀行業務・証券売買業務・為替商品取引など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。
ゴールドマン・サックスの資産運用グループであるゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、1988年の設立以来、世界各国の投資家に資産運用
サービスを提供しており、2014年6月末現在、グループ全体で9,923億米ドル(約100.6兆円、1米ドル=101.36円(2014年6月末)で円換算)の
資産を運用しています。
出所 : ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
− 19 −
ご参考資料
初回分配時*1の分配金の試算額について
▪ ファンドの分配金は、ファンドの分配基準日に利子・配当等収益・1口当たり純資産価格水準等を勘案して決定しますが、2014年9月末
現在におけるモデル・ポートフォリオの特性値や市場環境等を基に、1口当たり純資産価格が円投資型は1万円、米ドル投資型は100米
ドル、豪ドル投資型は100豪ドルと仮定した場合の初回分配時の分配金の試算額は以下の通りです。
初回分配時*1の分配金試算額(1口当たり、
課税前)
原則として毎年3月、6月、9月、12月の15日(ただし、ファンド営業日*2でない場合はその直前のファンド営業日)時点の受益者
に対して収益の分配を行います。
*1 初回の分配基準日は2015年3月13日の予定です。
*2 ファンド営業日とは、
ロンドン証券取引所、
ニューヨーク証券取引所、
シンガポール証券取引所および東京証券取引所の営業日であり、
かつロンドン、
ニューヨーク、
シンガポール、
ルクセンブルグおよび日本の銀行の営業日
(毎年12月24日を除きます。)
、
ならびに管理会社が投資顧問会社と協議した上で随時決定するその他の日をいいます。
円建て
米ドル建て
豪ドル建て
GSエマージング社債ファンド 円投資型
1412
70円程度
GSエマージング社債ファンド 米ドル投資型 1412
0.70米ドル程度
GSエマージング社債ファンド 豪ドル投資型 1412
1.40豪ドル程度
※実際の分配金は上記の分配金の試算額とは異なる場合がありますので十分にご注意ください。
上記は、初回分配時の分配金について、2014年9月末現在で、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・インターナショナルからの参考
ポートフォリオの利回り、為替取引プレミアム/コスト等の特性値や市場環境等の情報に基づき、
1口当たり純資産価格を1万円、100米ドル、
100豪ドルと仮定する等の一定の条件の下で、ファンドの分配方針を加味しながら、管理事務代行会社であるノムラ・バンク(ルクセンブルグ)
エス・エーが計算した試算額です。なお、実際の分配金は、ファンドの分配基準日に利子・配当等収益・1口当たり純資産価格水準等を勘案し
決定します。また、実際のポートフォリオは2014年9月末現在の参考ポートフォリオとは異なり、1口当たり純資産価格は市場環境等によって
変動します。
したがって実際の分配金は上記の分配金の試算額とは異なる場合がありますので十分ご注意ください。なお、一般に、分配金は収益
(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払うこともあり、必ずしも実際のファンドの収益率を示唆するものではない
ことにご留意ください。
分配金は交付目論見書に記載の「分配方針」に基づいて最終的に管理会社が決定しますが、管理会社の判断により分配が行われない場合もあります。また将来の分配金の支払い
およびその金額について保証するものではありません。
− 20 −
ご参考資料
お申込みメモ
購入・換金について
購入の申込期間
2014年12月1日~2014年12月16日
※午後2時までにお申込みが行われ、
かつお申込みについての販売会
社所定の事務手続きが完了したものが、当日のお申込み受付分とな
ります。
購入単位
1口以上1口単位
購入価額
円投資型1412
1口当たり10,000円
米ドル投資型1412 1口当たり100米ドル
豪ドル投資型1412 1口当たり100豪ドル
購入代金
2014年12月18日までに販売会社にお支払いください。
換金(買戻し)単位
1口以上1口単位
換金(買戻し)価額
管理会社が換金
(買戻し)
請求を受領した日に計算される1口当たり純
資産価格
※設定日
(2014年12月19日)
以降のファンド営業日*に換金
(買戻し)
の請求ができます。なお、設定日から6年未満で換金
(買戻し)
する場
合、後記の換金
(買戻し)
手数料がかかります。
*
ファ
ンド営業日とは、以下のすべてが営業を行っている日または管理
会社が投資顧問会社と協議した上で随時決定するその他の日をい
います。
(毎年12月24日を除きます。)
・ロンドン証券取引所、
ニューヨーク証券取引所、
シンガポール証券
取引所および東京証券取引所
・ロンドン、
ニューヨーク、
シンガポール、
ルクセンブルグおよび日本の
銀行
換金(買戻し)代金
約定日
(販売会社が換金
(買戻し)
注文の成立を確認した日。
通常、
お申込み日の翌国内営業日)
から起算して4国内営業日目から、
換金
(買戻し)
代金をお受け取りいただけます。
換金(買戻し)の
申込締切時間
午後3時までに換金
(買戻し)
のお申込みが行われ、
かつお申込みにつ
いての日本における販売会社所定の事務手続が完了したものを当日
のお申込み受付分とします。
換金(買戻し)制限
クローズド期間はありません。
ただし、資金管理を円滑に行うため、投資顧問会社の判断により、一定
の金額を超える換金
(買戻し)
のお申込みがあった場合については、換
金
(買戻し)
が制限される場合があります。
購入・換金(買戻し) 管理会社は、受託会社と協議した上で、以下の全部または一部の期間
において、純資産価格の計算、受益証券の購入・換金
(買戻し)
を停止
申込受付の中止
し、
または換金
(買戻し)
代金の支払いを延期することができます。
および取消し
⑴ ファンドの投資対象の大部分が上場、値付け、取引もしくは取り扱わ
れている証券取引所、商品取引所、先物取引所、店頭市場が、
(通
常の週末もしくは休日による閉鎖以外で)
閉鎖されている場合、
また
はこれらの取引所や市場における取引が制限もしくは停止されてい
る期間。
⑵ ファンドの投資対象の売却が現実的でない場合、
またはその売却が
ファンドの受益者に著しく不利益となるであろうと管理会社が判断す
る場合。
⑶ ファンドの投資対象の価値や純資産価格を確定するために通常利
用される手段が使用不能となる、
またはその他の理由によりファンド
の投資対象の価値・ファンドのその他の資産の価値・純資産価格を
合理的もしくは公正に確定することができないと管理会社が判断す
る場合。
⑷ ファンドの投資対象の償還や換金、
または償還や換金に関連する資
金の送金を、適正な価格または適正な為替レートで行うことができな
いであろうと管理会社が判断する期間。
信託期間
円 投 資 型1412、米ドル 投 資 型1412および 豪ドル 投 資 型1412
(2014年12月19日設定)
の存続期間は2022年6月15日までです。
繰上償還
以下の事由が生じた場合等には、繰上償還が行われることがあります。
⒜ファンドを存続させること、
または他の法域に移転させることが違法と
なるか、
または受託会社もしくは管理会社が実行不能、非経済的、不
適切であるもしくは受益者の利益に反すると判断した場合
⒝ファンドの純資産総額が30億円
(相当)
を下回った場合または各クラ
スの純資産総額がそれぞれ10億円
(相当)
を下回った場合
受益者への償還金のお支払いには、信託期間終了日から半年程度、
または監査手続等の進捗によってはさらに時間を要する場合があります。
決算日
毎年2月末日。初回は2015年2月です。
収益分配
原則として毎年3月、6月、9月、12月の15日
(ただし、
ファンド営業日でな
い場合はその直前のファンド営業日)
時点の受益者に対して収益の分
配を行います。初回の分配基準日は2015年3月13日の予定です。な
お、分配が行われないこともあります。
課税関係
日本において課税上は公募外国株式投資信託として取り扱われます。
その他
ご投資にあたっては
「外国証券取引口座」
が必要です。
くわしくは「交付目論見書」をご覧ください。お申込みの詳細については、販売会社にお問い合わせください。
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ご参考資料
お申込みメモ
お客様にご負担いただく費用、
ファンドの関係法人
ファンドの費用
■ 直接ご負担いただく費用
購入時手数料
換金(買戻し)手数料
かかりません。
購入後の経過期間に応じて、換金
(買戻し)
時に以下の換金
(買戻し)
手数料が適用されます。
ご負担いただく換金
(買戻し)手数料は、保有
期間が長期に及ぶほど、次第に減っていきます。
1口当たり換金
(買戻し)
手数料
ファンドの換金
円
米ドル
豪ドル
(買戻し)
請求日
投資型1412 投資型1412 投資型1412
2014年12月19日から
300円
3.00米ドル 3.00豪ドル
2015年12月18日まで
2015年12月19日から
250円
2.50米ドル 2.50豪ドル
2016年12月18日まで
2016年12月19日から
200円
2.00米ドル 2.00豪ドル
2017年12月18日まで
2017年12月19日から
150円
1.50米ドル 1.50豪ドル
2018年12月18日まで
2018年12月19日から
100円
1.00米ドル 1.00豪ドル
2019年12月18日まで
2019年12月19日から
50円
0.50米ドル 0.50豪ドル
2020年12月18日まで
2020年12月19日以降
■ 間接的にご負担いただく費用(年率)
運用管理費用
管理会社報酬
投資顧問会社報酬
(副投資顧問会社
報酬を含みます)
総販売会社報酬
日本における販売
会社および代行協
会員報酬
受託会社報酬
管理事務代行報酬
保管会社報酬
かかりません
※換金
(買戻し)
手数料に消費税はかかりません。
※換金
(買戻し)
手数料は繰上償還の場合にも適用されます。
信託財産留保額
かかりません。
※ファンドの費用の詳細につきましては、請求目論見書をご参照ください。
その他の費用・
手数料
円
投資型1412
純資産総額に対し
1.77%
米ドル
投資型1412
純資産総額に対し
1.77%
0.01%
豪ドル
投資型1412
純資産総額に対し
1.92%
ファンドの純資産総額
5億米ドル以下の部分
0.55%
5億米ドル超10億米ドル以下の部分
0.52%
10億米ドル超30億米ドル以下の部分
0.49%
30億米ドル超50億米ドル以下の部分
0.46%
50億米ドル超の部分
0.43%
0.65%
0.65%
0.80%
ファンドの純資産総額
5億米ドル以下の部分
0.40%
5億米ドル超10億米ドル以下の部分
0.43%
10億米ドル超30億米ドル以下の部分
0.46%
30億米ドル超50億米ドル以下の部分
0.49%
50億米ドル超の部分
0.52%
0.01%
0.10%
0.05%
目論見書、運用報告書、通知の作成・印刷費用、弁護士費用、監査費用、
登録費用、銀行手数料、
ファンド資産および収益に課せられる税金、
ファン
ドの設立費用等をファンドより実費として間接的にご負担いただきます。
上記の費用等は、一部の費用等が実費となる場合やファンドの保有期間に応じて異なるため、
こ
れらを合計した料率もしくは上限額等を表示することができません。
くわしくは「交付目論見書」をご覧ください。お申込みの詳細については、販売会社にお問い合わせください。
ファンドの関係法人
管理会社
グローバル・ファンズ・
トラスト・カンパニー
受託会社
マスター・
トラスト・カンパニー
投資顧問会社
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・インターナショナル
副投資顧問会社
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・エル・ピー
ゴールドマン・サックス
(シンガポール)
ピーティーイー
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保管会社/管理事務代行会社
ノムラ・バンク
(ルクセンブルグ)
エス・エー
総販売会社
ゴールドマン・サックス・インターナショナル
日本における販売会社/代行協会員
野村證券株式会社
(2014.11)
SS No.0611