平成 26 年度 1年生 GS 科が大阪大学を見学 グローバル・サイエンス科の教育活動の一環として、1年生の GS 科の生徒を対象に大学見学を実施しています。 京都大学への見学に引き続き、8月22日(金)大阪大学を見学 させていただきました。 大阪大学のキャンパスを散策して大学の雰囲気を直接肌で感じた り、合成高分子化学研究室の先生や大学院の学生から最先端の研究 についてお話を聴かせていただいたりしました。また、最新の研究 機器を実際に見学もさせていたくなどの貴重な体験ができました。 参加した生徒の感想 今回このような見学の機会を与えていただき、非常に良い経験となりまし た。なぜなら今までの自分の想像していた大阪大学のイメージとは全然違か ったからです。大阪大学はとても広く、見学させていただいた基礎工学棟は とても綺麗でした。また実際に大学に行くことで、交通の便など通学のイメー ジが沸きました。 研究室には日本に数台しかない機械や高価な器具がおいてあり、実験設備 がとても整っている印象を受けました。それらを使い、自分の興味あることを 追求できることに憧れました。 僕が大阪大学を見学して、最も心に残ったの 今回見学させていただいた基礎工学部では、高分子 は、世界に2台しかない機械をみることができた の合成、太陽光発電の開発や超磁気等、興味深い研究 ことです。その機械は、世界に一つしかない自分 が行われていました。実際に研究室の中を見学させても だけ の高 分子 を生み 出す ことが でき る ので す らうと、想像していたよりも広々としていて、1部屋には一 が、僕はそれの外見にとても感動しました。世界 人一台ほどコンピュータが設置されており、実験を行っ の最先端は想像していたものとは違い、実物は ている学生や、データを解析している学生がおられまし 別の用途の機械の一部を組み合わせたものでし た。中でも一番凄かったのは、巨大な電磁石の装置でし た。しかも、それは研究者の方々の手作りだそう た。高い電圧をかけるため、高温になるのを二重の層に です。僕は最先端の機械は、最先端の技術によ して液体窒素と液体水素で冷やしているのがとても壮大 って、工場などでつくられるものだと思っていた な雰囲気でした。入り口にあった「超電力、ケータイ電 ので、それを手作りによって生み出したのに非常 話持ち込み禁止」や「酸素欠乏」の紙に少し驚きました に驚きました。滅多に見られないものを見たり、 が、すばらしいものを見ることができ、また来たいと思い 貴重な体験ができ、とても有意義な見学でした。 ました。
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