パフォーマンス低下が許されないFX取引システムに、 SharePlex® を

パフォーマンス低下が許されない FX 取引システムに、
®
SharePlex を使って、基幹Oracleデータベースに
負荷をかけない柔軟なレプリケートを実現
バックアップには Linux 環境で最も実績のある NetVault Backupを採用し
データ保護を実現
カスタマー・プロファイル
組織名
セントラル短資FX株式会社
業種
金融業
所在地
東京都港区
92 名(2014 年9 月末時点)
Web サイト www.central-tanshifx.com
従業員数
課題
• 昼夜を問わず注文やデータ検索の負荷が
かかる基幹システムに影響を与えず、エンジ
ニア・フレンドリーな仕様でデータベースの
複製を行い、複製したデータを参照する仕組
みを導入したい
Linux 上に構築した Oracle RAC 環境に
最適なバックアップ・ソリューションを導入し、
大切な取引システムのデータを保護
• ソリューション
• 内部的な経営分析用のレポートに対しては、
基幹データベースからレプリケートを行い、
レプリケートしたデータを参照する仕組みの
導入が検討され、複数製品を検証した結果、
SharePlexを導入
Linux 環境で国内において最も実績のある
NetVault Backupを使ってデータを保護
• 導入効果
• メイン・データベースと参照系データベース
の分離
Oracle RAC のバックアップ
• • 簡単な操作
ソリューションエリア
• データベース管理
– リアルタイムレプリケーション
• データ保護
「さまざまな分析をシステム負荷やタイミングを気にせず取
り出すことができるようになり、ビジネスに必要な情報をタ
イムリーに届けつつ、エンジニアがより建設的な作業に没頭
できる環境が整いシステム部門の生産性も向上しました。」
セントラル短資FX株式会社
インフラ運営部
課長 清水 純 氏
SharePlexは、独自のアーキテクチャを採用した Oracleデータベース専
用のレプリケーション・ソフトウェアであり、メインの基幹データベースに大
きな負荷をかけず、ほぼリアルタイムに複製を行うことが可能でした。採
用決定理由は SharePlex がもつ次の5つの特徴で、必要とするシステム
要件を完璧に満たすことができました。
取引システムに影響を与えず経営分析を行うために
たり、そもそもデータベースをオープンできる時間帯
セントラル短資FX株式会社は、個人投資家を対象
に制限があるが、SharePlexではレプリケーション対
に、外国為替証拠金取引(FX)サービスを提供してい
象テーブルへのリアルタイムな参照のみでなく更新
る。銀行間取引市場において 100 年以上の歴史を有
も可能で、非常に柔軟な構成を組むことが可能。
するセントラル短資グループの信用力、専門性を背景
「SharePlex は、
Standard
Edition のレプリケーション
もサ ポ ートして い る の で、
余 計な Oracle ライセンス
費 用が 掛からず、大 きな 価
格 メリット を 享 受 すること
が できました。
」
セントラル短資FX株式会社
インフラ運営部
課長 清水 純 氏
に、お客様からの支持を拡大し、FX 業界のリーディン
採用理由 3: エンジニア・フレンドリーなシンプルさ
グ・カンパニーに位置してきた。
“Quality FX”
を大切な
SharePlexは、REDOログをベースにした論理レ
コーポレート・テーマとし、お客様へ最高に満足いただ
プリケーション・アーキテクチャで、完全に別プロセス
ける質の高い外国為替投資サービスを提供している。
空間で動作するため、管理も非常に楽に行え、運用面
オンライン・トレーディングでは、個人投資家がイン
でも有利であった。
ターネット経由で取引を行うため、パソコンや携帯電
さらに、SharePlexは各プロセスの詳細なログで、
話、スマートフォンからのシンプルかつスピーディー
データ反映状況の確認や内部の動きが把握できるの
な取引を実現するシステムを構築している。開設口
で、基幹部分のどんな小さな部分もブラックボックス
座数約 15 万(2014 年 9 月末時点)
という業界大手の
化することなくトラブルシュートができる。
取引システムには、それ相応の負荷が掛かり、万一、
レスポンス能力が低下すればユーザーの取引に大き
採用理由 4: Standard Editionにも対応した
な影響をもたらす可能性がある。
リーズナブルなライセンス体系
その中で、経営分析にかかわるレポート出力業務を
コストを抑えながら可用性を向上させるために
行う必要があり、取引システムとレポート出力の多重
Standard Edition RAC(SE RAC)を複数の取引シ
処理は、他の処理に対する影響が懸念されたため、
ステムに分けて積極的に導入しているが、Standard
参照用データベース・システムの構築が進められる
Edition でも問題なく動作する製品を探したものの、
他社製品では、Enterprise Editionと同様のコスト
ことになった。
がかかったり、期待通り動作しないものがあり、それら
採用理由 1: テーブル単位でのレプリケート
の導入は断念した。
ある特定のテーブルだけあれば十分、という状況
SharePlex なら、異なる Oracle エディション間、
で、データベースを丸ごとレプリケートするのは、運
バージョン間、OS 間のレプリケーションもサポート
用上非常に無駄が多くなる。SharePlexなら、テーブ
し、各エディションに適したライセンス体系であるた
ルを指定して、その部分だけをレプリケートできる。
め、システム全体の運用費用を大きく抑えることがで
きた。
採用理由 2: 柔軟なデータベース構成
基幹データベースと参照用データベースの切り分け
他のレプリケーション・ソフトウェアでは、レプリケー
を行ったことで、経営分析に必要な情報へのアクセス
ション先のデータベースを参照専用とする必要があっ
が自由に行えるようになり、即時性のある情報抽出/
業務分析が行えるようになるなど、ビジネス面で大き
SharePlexによるリアルタイム連携
ユーザー
なメリットをもたらした。
オンライン取引用DB
採用理由 5:システム拡張に合わせたライセンス追加
SE-RAC
システムの拡張のたびに、ライセンス追加を行い
NDD用DB
SE-RAC
インターネット
リアルタイム分析
選択型サービス用DB
現在は、7 つのシステムを複製元にして、1つの複製
先に集約し、統合された情報を今後もシステム拡張
に合わせて柔軟に活用していく。
SE-RAC
旧サービス用DB
HA
BIツール用
ソースデータ
顧客マスタ用DB
導入システム
SE-RAC
ソフトウェア
CP※用DB
SE-RAC
SharePlex
各種経営分析
バックオフィス用DB
HA
※CP
(Counter Party)
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NetVault Backup
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