藤田保健衛生大学病院 救急総合内科

 藤田保健衛生大学病院 救急総合内科 病院&部署名(研修プログラム名)・指導医名 藤田保健衛生大学病院 救急総合内科 山中克郎(主任教授)、浅井幹一(地域・家庭医療担当)、岩田充永(ER担当) 植西憲達(ICU担当)、寺澤晃彦(GIM・臨床研究担当)、近藤司(ER・ICU担当) 三島亜希、安藤大樹、田口瑞希、神宮司成弘 住所・連絡先 〒470-1101 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1−98 救急総合内科医局 医局直通:0562-93-2355 竹内元規:[email protected] 川内(秘書):[email protected] ウェブサイト (当科):http://fujitagimer.jimdo.com/ (病院):http://www.fujita-hu.ac.jp/HOSPITAL1/
診療科名 救急総合内科 研修プログラムの目標としている医師像 クリティカルケアから外来(家庭医療)まで、総合診療医として一連の患者管理を適切
に行うことができる医師 スタッフ人数 24人(男性21人、女性3人) レジデント人数 8人(男性6人、女性2人) 当直 ER/救急外来当直:約月3回(うち土日祝日1回)(当直明け:朝の引き継ぎ後速やかに帰
宅可能・コールフリー) 病棟オンコール:約月3回(うち土日祝日1回)(オンコール明けは通常勤務) 診療科独自の病床数 一般病棟管理としてはホーム病棟を中心として常時40名ほどの患者を担当 ホーム病棟あり(約40床)+救命ICU(6床) 勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要 勉強会/カンファランス週間予定
時間
朝
昼
夕
月
火
水
木
金
土
研修医勉強会
MKSAP 勉強会
モーニング
レクチャー
ランチョン
SW カンファ
セミナー
困難症例カンファ
イブニング
NEJM 勉強会
ER 研修医
セミナー
(月 1 回)
レクチャー(隔週)
教授教育回診
具体的な研修内容紹介 ・ 幅広いフィールド:当院での私たちの守備範囲は内科初診外来、ER(24時間体制で
担当)、ICU管理、一般病棟、継続外来と非常に広く、総合診療のすべてのフィール
ドを担っています。 ・ 診療体制:当科はERチーム・ICUチーム・GIMチーム(一般病棟)に別れ、各フィー
ルドを分担する診療体制を取っています。 ・ 幅広い症例経験:当院は大学病院ですが、一般的な市中病院と同様にコモンディジ
ーズの割合が多く、また、大学病院特有の診断困難症例も多く扱っています。それ
により、幅広い症例経験が可能です。 ・ 基礎を固める:後期研修プログラムとしては上記の各チームを約3ヶ月程度のターム
でローテーションし、総合診療の各分野の基礎を2年間で習得することを目標としま
す。また、他科ローテーションも可能です。 ・ ER:本邦の総合診療医にとって救急医療のスキルは必須です。急患対応能力だけで
なく、PGY5〜6の時点で3次救急ERの責任者としての業務を担える管理能力を身につ
けることを目標としています。ドクターカーを含めた3次救急は救急科と協力して診
療しています。 ・ ICU:救命ICUにおいて重症例の緊急入院後管理を行っています。内科集中治療の重
要性は益々高まっており、今後、3次病院の総合診療医が担う一分野として定着する
可能性が高いと考えられます。希望者のみのローテーションですが、クリティカル
ケアを学ぶことで一般病棟管理能力の幅を広げることが可能です。 ・ GIM(一般病棟):総合診療医の中心的役割である一般病棟管理をチーム診療で行っ
ています。後期研修医はチームリーダーのサポートを受けながら主治医として診
断・治療・ソーシャルワーキングまで一連の患者マネージメントを抜けなく独自で
行う力を養います。また、ホーム病棟において、他職種と連携した病棟マネージメ
ントをチーム診療のリーダーとして実践する能力を身につけることも目標とします。 ・ 知識:On the Jobで身につけるべき知識は現場で上級医と学び、その確認とまとめ
を朝・夕のチームミーティングで行っています。その他にも、前述のような多くの
カンファランス・勉強会などのOff the Jobでの学びの機会を設けています。これら
は、全体のスキル底上げに繋がる活動ですので、業務によってなかなか出席できな
いなどの問題点を科全体で改善しています。 ・ 研究:大学病院・研究機関の診療科として研究・発表・論文作成は責務です。現在
いくつかの臨床研究も進んでおり、またメタアナリシス研究などの手法での発信に
積極的に取り組んでいます。 ・ 発信力:院内勉強会、“愛知GIMカンファランス(月1回)“などのオープンな勉強
会の開催、雑誌などでの執筆活動をはじめとして対外活動を積極的に行っています。
後期研修医にも上級医のサポートの元で、このような場を経験し発信力を身につけ
る機会を今後より増やしていく予定です。 ・ 資格取得:総合内科専門医・救急科専門医・集中治療専門医の取得を積極的にサポ
ートします。前述のように研究に今後より力を入れていきますので大学院進学、学
位取得も可能です。 その他自由記載 ・ 当科は院内に別々に存在していた総合診療部門とER部門が3年前に合併し現在の体制
となっています。多くの優秀な指導医によるサポートと、ERから家庭医療まで経験で
きる環境がセールスポイントです。幸運なことに、ここ数年間多くの新メンバーが集
まっていますが、当大学以外の出身割合が高く、経歴の多様性(他科経験者多数、様々
な研修病院から)も特徴のひとつです。 常時、見学・ご質問など受け付けておりますのでお気軽に上記連絡先メールアドレス(竹
内、川内)または当科ウェブサイトからご連絡ください。 GIMチーム朝のミーティング@医局(新患のプレゼン&検討) 教授教育回診の風景 月曜日のイブニングセミナーは各チーム週替わりで担当しています 記載者:竹内元規