ニュースレターVol.6-1 - ピューマ渡久地ボクシングジム

2011vol.6-1
PUMA TOGUCHI BOXING GIM NEWS
ピューマ渡久地ボクシングジム 2011 年 12 月 13 日発行
2011 年 12 月 5 日、後楽園ホールにてトクホンダッシュエアロ第 87 弾が行われ、メインイベントではコブラ諏訪が塩谷智行選手と、第 3 試合目
には立川雄亮が谷田部隆士選手と対戦しました。両者ともに熱い戦いで、コブラ諏訪は判定ドロー、立川雄亮は2R で KO 勝利となりました。
この度はたくさんの方々から協賛や激励を頂き、お忙しい中会場までお越し頂きました皆様には厚く御礼申し上げます。
おかげさまで当ジムも10周年を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物だと心より感謝いたしております。
来年も熱い試合をお見せできるよう、スタッフ一同心を新たにして、今まで以上に一生懸命に努めて参りますので、何卒、倍旧のご支援ご協力下さ
いますよう心よりお願い申し上げます。 会長 渡久地聡美
コブラ諏訪 惜しくも判定ドロー
↑コブラ諏訪は強烈なボディブロ−をヒットさせるも、なかなか倒れない塩谷選手
健闘を称え合う両者→
『まだ諦めない!』
3度目の正直となり、ランキング入りをかけたコブラ諏訪は闘志あふれる試合を見せた。相手はこの試
合が定年引退で最後となるレパード玉熊ジムの塩谷智行選手(日本ウェルター級9位)だ。両者ともに
強打と打たれ強さが武器であり、予想通り序盤から打ち合いとなった。コブラは初のサウスポーとの対
戦ということで、試合前のスパーリングで80Rに及ぶ対策をしてきたが、やりづらさが拭えなかった。
塩谷選手のタイミングをずらしたリードジャブや左ストレート、距離を詰めると襲ってくる右アッパー
に苦戦した。コブラの強烈なボディー連打は何度となく入ったが、効いていないのかポーカーフェイス
なのか、ニヤリとした表情で抗戦してきた。激しい打ち合いの中、危ないパンチを貰うが全く倒れない
両者はまさに気持勝負となった。最終ラウンド、大声援の中、最後の力を振り絞り気力だけで戦い抜い
た二人の勝負の行方は判定までもつれ込んだ。ジャッジが判定結果を読み上げると会場は静まり返った。
結果は1−0でドロー。またしても悲願のランキング入りに手が届かなかったコブラは悔しい結果とな
ったが、強敵相手に倒れることなく良い戦いをしてくれた。塩谷選手も勝利を飾る事は出来なかったが、
会場を熱くするファイトで長きに渡るボクシング生活に終止符を打った。コブラも『まだ諦めない』と
再起を誓い、次は必ず KO で勝利し早くランキング入りしてもらいたいところだ。