ビルクリ資機材情報「レモングリーンＤＤ」「フロクワット」 “希釈問題”を解決した小分けアルミパック㈱ＴＯＳＨＯ代表取締役河野かおり今冬猛威をふるったノロウイルス。これらにも対応する、高水準除菌洗剤なのです。の感染対策が必須である昨今、病２種類の第４級アンモニウム塩院の日常清掃、感染対策としてアを配合し、アメリカの病院で求めメリカ合衆国環境保護局（ＥＰられる高いレベル（ホスピタルグＡ）が認定した登録洗剤を使用すレード）の除菌効果と洗浄力がある清掃会社が増えています。り、また汚染区域と清潔な区域と「レモングリーンＤＤ　アルミパック小」＊500mLスプレーボトル用（12.5mL）入数：50袋／箱 ※他に「レモングリーンＤＤアルミパック大」もラインナップ＊５Ｌ容器用（125mL）入数：20袋／箱今回紹介するのは、そのＥＰＡの間で起こる“交差汚染”を防ぐたが多いのですが、不特定多数の人登録製品である「レモングリーンめの、危機コントロールが重要なが利用する商業施設やホテル、学ＤＤ」を小分けアルミパック化し施設でも、清掃・除菌・消臭を目校、映画館、劇場、動物病院などた画期的商品です。その特長と効的として使われています。でもご利用いただいております。果的な使用法をご紹介します。「レモングリーンＤＤ」の可能性と特長まず「レモングリーンＤＤ」のレモングリーンＤＤが広く支持これらの施設では、40倍希釈使されている一番の理由は、病院の用によりノロウイルスへの高水準日常清掃用洗剤として、この１種な感染対策が可能です。類のみですべての清掃対象に使用可能だからでしょう。　小分け包装にした意図と経緯名前の由来ですが、「レモン」は各所の拭き作業からトイレや洗清々しいレモンの芳香、「グリー面、お風呂などの水まわり清掃、ン」は高い洗浄力でグリーンな環床清掃まで広く対応。ノロウイル使用いただく前に、病院などの現境を実現、「Ｄ」はD e t e r gent スをはじめ、食中毒の恐れがある場へ製品説明に伺います。製品の（ディタージェント）で、洗剤とサルモネラ菌やO－157、院内感特長、具体的な使い方などをご説いう意味です。また、２つ目の染が心配されるインフルエンザや明するなかで、こんな声をよく耳「Ｄ」はDisinfectant（ディスインＢ型肝炎、Ｃ型肝炎などの感染予にします。フェクタント）で、　殺菌剤という防にも効果的です（ＥＰＡの基準言葉の頭文字です。製品名のとおに基づく試験結果より）。り、「レモングリーンＤＤ」はレ 38 モンの香りをもつ、洗浄力の高い 2014.03 なお、主に病院で使われること私どもはお客様に自社製品をご「除菌洗剤なので正確な希釈液を作りたいが、清掃スタッフに希釈方法を教えても現場ではなかなブックボトルは５Ｌと10 Lの２種類希釈用ポンプは２種類。ひと押しで７mLと28mLの洗剤が吐出されるボトルに水を入れ、あとは原液を入れるだけの簡単作成か正しく希釈ができない」という率を量るのではなく、洗剤を提供表内の①～⑦以外にも、たくさんものです。する私たちがその代わりとなっメリットがあるのです。そこで、ボトルの頭に取り付けて、適正な希釈液をだれでも作れたとえば、毎年冬場にはノロウられる希釈用のポンプと、希釈液るかたちで提供する方法はないかイルス対策がクローズアップされの作り置きを入れられるブックボと考えました。ます。管理現場で嘔吐があるたびトルを用意しました。希釈用ポンそこで生まれたアイデアが、よに清掃員が呼ばれ、ノロに対応しプは２種類、ひと押しで７mLのく使われる500mLのスプレーボた適切な処置を要求されます。こ洗剤が出るものと、28mL出るもトル用に、原液を小分け包装にしんな場面でも、手軽に新鮮な少量のがあります。また、ブックボトたらどうかというものでした。清の希釈液がすぐに作れることは、ルは５Ｌと10Ｌの２種類ありま掃スタッフは封を切って入れるだ大変便利で効率的といえます。す。けなので、希釈倍率を量るわずらちなみに、アルミパックの小分わしさから開放されるのではないけ包装を初めてお客様にご説明しかと思いました。たとき、最初の反応は「これ何？」今までは、「①ブックボトルに水を入れる、②○○回希釈用ポンプを押す……」と、簡単に希釈液水を入れたボトルに原液を入れという感じでした。「このアイデが作成可能であると提案させているだけで、希釈倍率を量らなくてアの意味がわからない」と、厳しただいておりました。も「簡単に」「間違いなく」希釈い声もありました。しかし、この方式だと「何回プッシュしたのか忘れてしまった」「希釈液をたくさん作りすぎて無駄にしてしまった（除菌洗剤液が作れるのです。洗剤の小分けによる数多くのメリットしかし、小分け包装の詳細について説明していくと、「非常に面白いアイデアだ」という声に変わってきました。シンプルなアイは長期の作り置きができないたこの方式により、希釈の問題だデアではありますが、たぶん業務め）」など、問題点が数多く残っけでなく、会社や管理者側の問題用洗剤では今まであまり見たことていました。を解決できるたくさんのメリットがない製品に、戸惑いを感じられもあることに気がつきました（次たのではないでしょうか？たとえば、間違えた希釈倍率で使用したため、濃すぎて床が滑りページ表参照）。除菌・消臭・防かび剤「フロクワット」についてやすくなったとか、薄く作りすぎ希釈の問題点だけを考えれば、て除菌効果が不安だとか、いろいすなわち通常販売サイズ（3.78Ｌ）ろな問題点についてもご報告をいで問題なくご使用いただいているまた、ほかにも好評を得ているただきました。方々には、あまり必要のない商品製品として、除菌・消臭・防かびに思われますが、じつは次ページ剤のアルミパック「フロクワッそこで、清掃スタッフが希釈倍 2014.03 39 株式会社 TOSHO 洗剤を小分けにしたことで生まれた多くのメリット ① 品質管理 → 正確な希釈が可能数多く管理している現場の清掃品質を同じレベルで管理することは非常に困難。洗剤の希釈液を毎回同じ濃度で作成することができない現場が多数存在しているのが実情。特にISOの9000番を取得している企業はこの問題を重視している。 ② 教育 → スタッフ育成が簡単に管理者がスタッフリーダーに希釈の仕方について教える手間が省ける。スタッフ入れ替え時や新人への教育も現場責任者に任せることができ、時間節約、人件費のコスト削減にもつながる。 ③ ゴミ廃棄 → 普通ゴミで廃棄可能普通ごみとして捨てられるため、廃棄に余分な費用がかからない。 ④ 現場管理 → 簡易コスト計算＆コストダウン管理者は常に各現場でのコスト計算をしており、小規模現場の場合などは通常サイズ１本を使い切るのに数か月かかってしまい、その間現場に在庫することになる。また各現場のコスト計算をする際に、１か月間の洗剤使用量を算出することが難しく、使用量をリットルで割り出してコスト計算することになってしまう。 ⑤ 除菌効果 → 常に新鮮な除菌洗剤が使用可能除菌洗剤は希釈液の長期保存ができないため、期限切れの希釈液を使用すると、しっかりとした除菌ができない危険性がある。期限切れの希釈液は廃棄処分するしかなく、無駄につながる。り割安にお使いいただけます。キーワードは「簡単が一番」少子高齢化社会へと進んでいく日本。日常清掃のスタッフとして、高齢者を雇用するケースもさらに増えてくると思います。私どもが新商品を提供すると ⑥ 保管場所 → 小スペースでOK き、常に配慮する点は「簡単が一 ⑦ ストレスフリーのコストなのか、それとも全体の SKがない現場やSKが小さい現場でも保管場所に困らない。社員を教育する側、洗剤を使用する側、双方のストレスが解消できる。番」ということです。また「目先コストを考えるのか」ということも考慮します。これは製品を提供ト」があります。500倍希釈でとから、ビルメン業界では消臭目する側も使用する側も、まったく 200ppmという高い除菌効果のあ的でご使用いただいております。同じではないかと感じておりまる製品です。本国アメリカでは病病室の臭い、ゴミ置き場の臭い、す。院や食品工場でも多く使われていタバコの臭いを消臭するため空間このアルミパックによる小分けます。に噴霧するだけでなく、カーペッ包装も、キーワードは「簡単」で除菌剤といえば、日本では次亜トやソファ、カーテンなどのファす。アルミパック包装が、皆様に塩素酸ナトリウムが主流ですが、ブリックにも噴霧して放置するだ広く支持されることを心から願っアメリカではフロクワットやレモけ。拭き取りは必要なく、とてもております。ングリーンＤＤに配合されてい使いやすい商品です。る、第４級アンモニウム塩や、過また、洗濯物の雑菌臭対策とし酸化水素などを配合したＥＰＡ登て、一般の洗剤にあわせて使えま録商品が一般的に使われているのす。希釈倍率は約40倍～500倍まです。で臭気の強さによって使い分けが高い除菌力で消臭効果が高いこ 40 500mLボトル用のフロクワット 2014.03 でき、市販の消臭剤に比べてかな問い合わせ株式会社 TOSHO　ＴＥＬ 03-5929-9400 ＵＲＬ http://coschem.jp/fact_tosho/