本校では「総合的な学習の時間(キャリアプラン:以下「CP」 )」と「産業社会と人間(以 下「産社」 ) 」という科目を通して、3年後の進路決定を目指した指導をしています。1年次で は「CP」と「産社」は合計3単位で年間105時間、2年次では「CP」1単位で年間35 時間、3年次でも「CP」1単位で年間35時間実施しています。3年間でこれらの科目を通 して、5単位およそ175時間の進路学習を実施しています。 3年間、社会に出て活躍する素地を育成していくために、 「自己理解」 ・ 「職業理解」 ・ 「進路理 解」を深めていきます。また、実際に社会に出るうえで身に付けてほしい力として、 「コミュニ ケーション能力」 ・ 「文章能力」 ・ 「発表する力」についても伸ばしていくことができるよう指導 しています。 「産業社会と人間」 産業社会と人間」及び「 及び「キャリアプラン(CP)」の3年間の学習 の3年間の学習プロセス 学習プロセス 未来の自分 3年次 進学・就職の準備 自分自身を再考 総合的な学習の時間(CP) 2年次 未来の自分を発見 未来の自分像を構築 1年次 未来の自分を模索 産業社会と人間 現在の自分 上図は、生徒が入学後にどのような段階を経て将来の自分探しをしていくのかを簡単に表し たものです。1年次の「現在の自分」から始まり、 「未来の自分を模索・構築・発見」していく のが、 「CP」 「産社」の時間となります。また、2年次「CP」では「未来の自分を再考」す る時間を設け、3年次の「CP」では具体的な進路実現に向けての学習を深めていきます。 1年次の「CP」は担任と副担任でのチームティーチングによるきめ細やかな指導を行いま す。また、 「産社」では担当者による指導を行っています。2・3年次の「CP」でも、担任と 副担任のチームティーチングによるきめ細かな指導を行っています。 このように、 担任だけの指導ではなく、 さまざまな教員が一人ひとりの生徒に関わりながら、 3年間の進路学習を実践しています。 2
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