総合学科における インターンシップの取り組み 本校総合学科の特色 6つの分野 多様な進路に対応 人文国際分野 自然科学分野 情報ビジネス分野 福祉健康分野 グリーン分野 スポーツ科学分野 進路学習の重視 生徒一人ひとりが希望する進路を実現できるようにするため、 進路実現プログラムをたて、 学校・生徒・地域社会の連携を大切にしている。 本校の進路実現プログラム 第1学年 学校 生徒 地域 社会 第2学年 第3学年 ①授業・実習 ②生徒会活動・部活動 ③学校行事 産業社会と人間 課題研究 社会人講話 県外進路研修 個別企業見学 施設・企業見学 インターンシップ 保育・介護体験 インターンシップ導入の経過 ■導入の必要性 ・自分の将来の職業について深く考えさせたい。 ・高卒就職者の早期離職に歯止めをかけたい。 ・生徒を地域社会の中で学ばせたい。 ■実施に向けて 第1段階・・・・・平成12年から実施 第2段階・・・・・平成14年から実施 ※「産業社会と人間」の増加単位※ インターンシップの参加人数 および体験場所(平成26年度) ■参加人数・・・17名 ■体験場所 機械部品工場 自動車整備会社 和洋菓子製造・販売店 宿泊施設 老人福祉施設 保育所 美容室 ペットショップ スポーツクラブ インターンシップのねらい 職業に対する専門性を身に付ける 働くことの楽しさと厳しさを実感する チームワークや信頼関係の大切さを知る 適性や自分の可能性を発見できる 今後の高校生活の目標を明確にする 個性や適性を発見できる ペットショップにて 洋菓子店にて 働くことの楽しさと厳しさを実感する 保育所にて 宿泊施設にて 職業に対する専門性を身に付ける 美容師の仕事 自動車整備の仕事 将来設計に役立つか 0 役立たない 2 どちらともいえない 15 役立った 0 5 10 15 20 名 自分が思い描いていたイメージと実際の仕事が異 なり、ギャップを感じている生徒もいたが、約9割の 生徒が将来設計に役立ったと答えていた。 今後の学校生活への効果について 5 今後の学校生活の目標を明確にできた 8 自分の可能性を伸ばすことができた 9 挨拶、社会のルール、ビジネスマナーが身についた 13 将来の職業・業種の選択に役立った 16 自分に不足している能力が見つかった 0 5 10 15 20 事後アンケートより 自分が希望する職業についてさらに勉強したいと思った し、実習にも積極的に参加して経験を積みたいと思った。 目標の達成度について できなかった 0% ほぼできた 47% できた 53% 明確な目標を持ち、インターンシップに真剣に取り 組んだ結果が表れている。 会社やお店の人が働いておられる姿 を見て感じたこと ・立ち仕事が多くて大変なのに、お客様に対しては笑 顔で接していたことが凄いと思ったし、それを支えて いるのは今までの努力の積み重ねだと思った。 ・人とのコミュニケーションが大切だと思った。 ・自分ももっと頑張ろうと思ったし、改めて素敵な職業 だと思った。 ・楽しそうに仕事に取り組んでおられる姿を見て、自 分に合った職場を選ぶことが大切だと思った。 インターンシップの体験を通して 働くことに対する意識が変わったか ・働くということは自分を成長させるものだと分かった。 ・日々の練習が大事だと分かったし、自分が希望す る職業に就きたいという意識がインターンシップで高 まった。 ・できなかったことができるようになると自信がつくの が実感できた。 ・自分が思っていたよりも大変で辛いことばかりだっ た。自分に合った職業をこれからも真剣に考えたい。 今後の課題 ①インターンシップの意義を主体的に考えること ができるよう説明会や事前・事後指導の持ち方 を工夫する。 ②地域社会とのつながりを大切にしながら、生 徒の希望に沿った職種・職場を開拓する。 ③進路についての意識を早くから持てるように 指導する。 ④挨拶や言葉遣いの指導に、これまで以上に力 を注ぐ。 まとめ ・「インターンシップ」での経験が、生徒の自信 につながっている。 ・これからも地域社会との連携を密にし、生徒・ 企業の双方により実りある活動へ工夫改善し ていきたい。
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