第10回 講義ノート - Project STEP

第10回 国際マクロ経済学Ⅰ
2014年7月11日
主題
現代金融市場と財政金融政策
ノート
 変動相場制のもとでのIS-LM
 仮定
 自国財・外国材財の価格は一定である
 自国は小国である
貿易収支は次式で決まる
つまり Y上昇→TB下落
つまり E上昇→TB上昇
また以下を仮定
更に国内の需給について以下を仮定してきた
財市場均衡の下では
以上を全て代入する(赤字は全て変数)
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以上を全て代入する(赤字は全て変数)
iについて解く(変動相場制におけるIS曲線の導出)
IS曲線
LM曲線は前回(第8回)同様
LM曲線
IS曲線においてEを固定して仮にそこから自国通貨が減価(E上昇)するとISは右シフト
→あたかも財政支出を行ったような効果が得られる
次にBP曲線を考える
とする
よって
BP曲線
会計恒等式より
が常に成り立つので
つまり変動相場制においては総合収支が必ず0になる
また、均衡所得、均衡利子率における為替レートは以下のように求まる
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 静学的分析
 GDPの上昇(自国通貨の減価)
Y↑ → CA↓ → BP↓
これをゼロに戻さなければならない
E↑ → TB↑ → BP↑ → BP=0へ
 利子率の上昇(自国通貨の増価)
i↑ → KA↑ → BP↑
これをゼロに戻さなければならない
E↓ → TB↓ → BP↓ → BP=0へ
ただし将来の為替レートは変化していないと仮定する必要がある
→これはおかしいので投資家は金利だけに盲目的になるとする
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