1 次の問いに答えよ。 ① EH.txt の BO,BF1000,BF2000 について,それぞれの間の平均値の差を 検定せよ。検定は両側検定、α=0.05 とする。検定に際しては、対応のない 場合か対応のある場合かを言明して適切な方法を用いること。 ② OyamaE1.txt の BO と EH.txt の BO の平均値との差を検定せよ。検定は両 側検定、α=0.05 とする。検定に際しては、対応のない場合か対応のある場 合かを言明して適切な方法を用いること。 ・授業で紹介した T の計算式を用いること。また R やエクセル等での計算過程 も示すこと。 ・それぞれの検定で帰無仮説を設定し、棄却されるかどうか言明せよ。 (模範解答) ① 全て対応のある場合である。自由度とα=0.05 の両側検定に相当する正の値 T0.025 は次の通り: > # d.f.=n-1 > n-1; [1] 48 > qt(0.975,n-1); [1] 2.010635 ・BO と BF1000 の間の平均値の差の検定 > BO_m; BO_v; [1] 25.45143 [1] 6.349329 > BF1000_m;BF1000_v; [1] 14.88673 [1] 151.2114 > r_bobf10; [1] 0.04944283 > (BO_m - BF1000_m)/sqrt((BO_v + BF1000_v - 2 * r_bobf10 * sqrt(BO_v) * sqrt(BF1000_v)) / n); [1] 5.949704 T > T0.025 なので、p < 0.05 で2つの平均値の差は有意である。 ・BO と BF2000 の間の平均値の差の検定 > BF2000_m;BF2000_v; 2 [1] 11.13041 [1] 102.1165 > r_bobf20; [1] 0.2659772 > (BO_m - BF2000_m)/sqrt((BO_v + BF2000_v – 2 * r_bobf20 * sqrt(BO_v) * sqrt(BF2000_v)) / n); [1] 10.28944 > T > T0.025 なので、p < 0.05 で2つの平均値の差は有意である。 ・BF1000 と BF2000 の間の平均値の差の検定 > r_bf10bf20; [1] 0.716972 > (BF1000_m - BF2000_m)/sqrt((BF1000_v + BF2000_v – 2 * r_bf10bf20 * sqrt(BF1000_v) * sqrt(BF2000_v)) / n); [1] 3.033325 T > T0.025 なので、p < 0.05 で2つの平均値の差は有意である。 ② 対応のない場合である。自由度とα=0.05 の両側検定に相当する正の値 T0.025 は次の通り: > e1 <- read.table("c://OyamaE1.txt", header=TRUE); > n_e1 <- length(e1$BO); n_e1; [1] 24 > n; [1] 49 > # degree of freedom and two-tailed t (alpha = 0.05) > n + n_e1 -2; [1] 71 > qt(0.975, n + n_e1 -2); [1] 1.993943 > ・2つの BO の間の平均値の差の検定 > (e1BO_m - BO_m)/sqrt((((n-1) * BO_v + (n_e1 -1) * e1BO_v) / (n + n_e1 -2))*(1/n+1/n_e1)); 3 [1] 21.74385 T > T0.025 なので、p < 0.05 で2つの平均値の差は有意である。
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