SAM-M - Substance and Risk Management - iPoint

iPointコンプライアンス・エージェント
SAM-M:物質およびリスク管理
イントロダクション
WEEE
複雑性
CAMDS
REACH
RRR
ErP
Cal. RoHS
EU ELV
USA Conflict Minerals
EU RoHS
Korea RoHS
China RoHS
EU Conflict Minerals
規制の数
環境保護、社会、
および経済面で
のコンプライアンスと製品の持続
可能性に関しては、報告と情報提
供の必要性が急激に高まっていま
す。
その結果、現在では多くの企業が
EUのREACH規制、
アメリカの紛
争鉱物法、
中国のRoHSといった
国際的な法規制を遵守する必要に
迫られています。
このことは各プラントや子会社に
大きな影響を及ぼします。
なぜな
ら、
それぞれが独自に煩雑な影響
分析を行い、物質や混合物および
最終製品の何を検査し、情報提供
し、文書化すべきかを判断する必
要が出てきたからです。
iPointソフトウェアスイート
SAM-M(Substances, Articles
and Mixtures Management:
物質、成形品および混合物管理)
の統合プロセス管理モジュール
(iFlow)
は、
こうした物質データ
の評価・管理プロセスを管理しま
す。SAM-MはREACH規制、紛争
鉱物法、
リスク管理に沿った双方
の影響分析プロセスをカバーして
います。
これらのプロセスは日々複雑化し
広範になっていく法的要件を満た
し、適切なリスク管理対策を決定、
実施、
モニタリングするうえで必要
不可欠です。
現在の状況
混合物や成形品としての有害物質
の取り扱いは、REACH、
およびド
イツ化学物質法(ChemG)
などの
国内法により規制されています。
> REACH付属書XVII – 危険な
物質、調剤および成形品の上市に
関する禁止および制限を規定
> REACH付属書XIV – 特定の懸
念のある物質の認可を規定
> CLP規制 – 危険な物質からの
保護を規定(CLP/GHS規制)
> ChemGiftInfoV(毒物情報規
制)– 化学物質法16項eに準じ
ート
(SDS)
の使用を義務化してい 告するようユーザーに対して定
た、被毒防止および被毒事案にお
ます。有害物質および混合物を取
めています。例えば「高懸念物質」
ける情報提供のための報告要件
り扱いまたは上市する者は、製造 (SVHC)、
またはECHAのその
を規定
業者でも輸入業者でも、REACH
他の物質リスト
(REACH付属書
> ChemStrOWiV(化学物質刑
およびGHS/CLPに従ってSDS
14および17)記載品に関しては、
罰規制)– 物質および調剤に関す を作成し、
これを無償で提供しな
安全な取り扱いおよびサプライチ
る共同体規制の施行規則
くてはなりません。
さらにREACH
ェーンにおける安全な使用につい
> CKWHalonVerbV(ドイツにお では物質取り扱いにおける曝露
ての情報を提供する必要がありま
けるフロンガスおよびハロンの使
シナリオについても規制してい
す。
用禁止規制)– オゾン層を破壊す るため、拡張安全性データシート
る特定のハロゲン化炭化水素の
(e-SDS)
も必要となります。
使用禁止を規定
> 包装指令
e-SDSは、商工業ユーザーおよび
> 殺生物性製品指令
個人の最終消費者に対し、物質お
> 輸出入指令 – 有害化学物質の
よび混合物の適切かつ安全な取
輸出入に関する指令
り扱いに必要なデータを提供する
>…
ことを目的とします。
これは労働安
全衛生および環境保護対策にも
REACHおよびその他の国際法令
関連するものです。
さらにREACH
では、情報伝達および労働安全衛
では、特定の状況において、欧州
生のツールとして、安全性データシ 化学物質庁(ECHA)
に製品を報
課題とソリューション
製品を上市するにあたっては、安
全性データシートが技術的に正
確かつ完全であることを保証す
る必要があります。
さらにデータシートは現行の法
的要件や科学的発展に合致する
よう、定期的に適合・更新しなく
てはなりません。
そのため、物質の性状および処
理手順に関する法的基盤の変更
を把握しておくことが重要になり
ます。
製品使用者は、自施設において
製品を安全に使用する責任を有
します。
一方製造者には、REACHあるい
は紛争鉱物規制に従って、サプラ
イチェーン内部に情報を提供す
る義務があります。つまり、すべて
の関係者がそれぞれの報告要件
を適時把握し、サプライチェーン
内部でこれを実行し、関連法規
に従って文書化する必要がある
わけです。
iPoint-systemsのSAM-Mを
利用すれば、クリックひとつで
REACH影響分析や紛争鉱物分
析、ECHA候補物質リスト分析な
どが簡単に実行できます。
このソリューションは物質、混合
物、製品などの基本データを自動
的に収集し、きめ細かい管理を可
能にするとともに、関連する社内・
社外への情報提供を最適化しま
す。
と組み合わせることで、以下のよ
うな機能により企業の法的確実性
をサポートします。
➤ 役割の明確化
➤ 重要な物質および処理条件
の 特定
さらにiPoint CSI(コンプライア
ンス・持続可能性インスペクター)
SAM-Mの主な利点
➤ 法規制が改正された場合、企業の物質インベントリの物質データを継 続的にモニタリング
➤ 役割ベースの詳細なユーザー管理
フランス語、
スペイン語のユーザーインターフェース
➤ ドイツ語、英語、
➤ 拡張可能なモジュール設計により、
パーフェクトな持続可能性ソリュ
ーションの実現が可能
Siemens Teamcenter®などのERP/PLMシステ ➤ SAP®、Oracle®、
ムと容易に連結可能
➤ モジュール式適用 – 単独型ワークステーション用からグループ全体
用まで幅広いソリューションを提供
➤ 既存のシステム環境に柔軟に統合可能
機能と目的
➤ 物質データの収集
➤ プロセスデータの収集
➤ 現在および将来におけるニーズ
と能力の特定・評価
➤ リスク尺度の策定とチェック
➤ 新規法の制定および既存法の
改正に迅速かつ効率的に対応
➤ お客様固有のニーズを分析し
、迅速に対応
➤ 組織構造の分析と最適化
SAM-MはiPointサプライヤー・
エントリー・ポータル(SEP)と
組み合わせることで、企業の自社
Webポータルを通じた自動的な
情報提供が可能になります。
これにより、安全性データシート
やその他の情報(認証、非自動車
コンポーネント申告)の送受信が
効率的に行えます。
SAM-Mで管理・保管されるこう
したあらゆる文書は、企業の自社
イントラネットでも取り扱いでき
(iFlowモジュール)、個人ユーザ
ーとユーザーグループどちらにも
ご利用いただけます。
安全性データシート
iPoint SEP:カスタマイ
ズされた情報照会および
情報交換(サプライヤー
等との間で)
分析基本物質
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