■Step 4:電話というメディア ●テレフォン tele phone の語源 ギリシャ語の テーレ(遠い)→tele (遠隔地の) フォーネ(音)→phone(音声) ●遠隔地の音を聞きたい+電気というハイテク 非在の音を聞くための電気的複製メディア ‖ テレプレゼンス tele-presence 2015/9/30 1 ●電話の社会的想像力 ◎19世紀の夢 電気的・光学的な複製(コピー) 1835 サミュエル・モーリスの電信の発明・・・・モールス信号の発明 1876 グラハム・ベルの電話の発明 130年前 (3代にわたる音声生理学者)1976年3/10 特許登録 1877 エジソンの蓄音機の発明 社会的想像力・・・ 天才じゃないよ! ひとりの天才の孤立した夢ではなく、 当時の社会のなかで、多くの人びとに夢見られていたこと 2015/9/30 2 ●テレコミュニケーションの夢 トランスポーテーション(物理的移動) →テレコミュニケーションへ ユニバーサル・コミュニケーション と 2つ リアルタイム・コミュニケーション のC ▼ ※背景:グローバルネットワークの夢(マクルーハン) カトリック的な予定調和の世界観が背景にある 2015/9/30 3 ●電話の変身 ●業務用から家庭用へ(1972年に逆転) 黒く・重い・お上から貸し出される 600型 ●交換手の存在・・・遠距離は待ち時間 アメリカでは、電話の初期に大きな役割 ハローガール=「愛」と「癒し」 …電話(声)と身体性についての本来的な親和関係 2015/9/30 4 ●電話の変身:おしゃべり電話 ◎業務用の電話の時期が長かった 電話は〈用件〉を伝える道具 (=インストゥルメント) ▼ ◎変化:コミュニケーションの作法 (手順=プロトコル)の変化 〈メディアの敷居〉の低下 ▼ おしゃべり道具/メディアと共生(ノリ)=快感 2015/9/30 5
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