f(S)NISDAS-X

f(S)NISDAS-X
適用例
機械振動解析例
機械振動とは、構造物や機械が必ず持っている現象です。機械振動は機械寿命を短くし、最終的には機械破損を引き
起こします。 早期に機械振動現象をみつけて、制振処置を施すことが機械寿命を延ばすことにつながります。
f(S)NISDAS-xでは、機械振動現象をとらえる為に、電動機の電流値やトルク値、または加速度センサの検出値をFFT解
析し、振動周波数成分を出力します。
1.システム構成例
2.データ解析例
振動波形
f(S)NISDAS-x
ベアリング疵による機械振動の例
高速LAN
: N=1800r/m=30r/s
: n=11
(3)ベアリング径
: d=10mm
(4)軸受けピッチの直径 : D=50mm
条 件 (1)シャフトスピード
(2)ベアリング数
・Ethernet 他
(ベアリングの中心-中心)
(5)ベアリング接触角
制御PLC
(MICREX-SX)
周波数
f=
: a=0°
N
d
×n×{1 -
×cos(a)}
2
D
= 132 Hz
・電流
・トルク
駆動装置
・加速度信号
電流の時系列データをFFT解析して、
振動成分毎に周波数スペクトルを表示します。
高速通信
電流の時系列波形
電
流
電動機
機械
時間[s]
FFT解析
3φ440V
構造物
(変圧器 等)
振動周波数スペクトル
・電流
加速度センサ
電動機
電
流
機械
132
効
果
164
周波数[Hz]
機械振動を早期に発見し、原因を除去、または制振処置することで、機械破損を回避することが
できます。