（仮称）伊達市総合文化館の建設計画（方針）について１．事業の目的（仮称）伊達市総合文化館の建設は、昭和 32 年に開館し 57 年が経過した伊達市開拓記念館の老朽化による建替事業であり、最新の設備により温度や湿度等の管理を行い、良好な環境で文化財の保護・展示を行うことができる施設の建設を予定しています。新施設は、開拓記念館に展示する武家文化財、重要文化財に指定された考古資料や、市が所有・寄託を受けた美術品を適切な環境で展示・収蔵し、伊達市民や道内・道外の来館者に本物の芸術・文化に触れてもらい、市民の文化度を高めることを目的とします。２．基本設計の内容施設の 1 階には、インフォメーションやライブラリー機能をもつオープンなスペースと、展示とワークショップの両方に使える特別展示室（194 ㎡可動壁により 2 室に分割可能）を設け、地域に根ざした生涯学習の拠点になることを目指します。また、2 階は展示・収蔵ゾーンとし、光や温湿度の制御を行い、静かで落ち着いた鑑賞ができる展示室（展示室 225 ㎡と特別展示室 108 ㎡）を設けます。収蔵庫（191 ㎡）は温湿度管理において実績と信頼性の高い設備システムとし、武家文化財やアイヌ民俗文化財、絵画等を収蔵します。なお、建設に伴う黎明観の解体並びに新施設建設については国の社会資本整備総合交付金を活用して行われます。３．事業の内容（1）建設位置伊達市梅本町 57-1 ※黎明観のうち、旧物産館側のみを解体し建設予定（別紙位置図）（2）建築面積 897.81 ㎡（3）延床面積 1,623.07 ㎡（4）建築構造鉄筋コンクリート造・耐火建築物（5）階数地上 2 階建て（6）補助事業名社会資本整備総合交付金事業伊達市都市公園安全・安心対策総合支援事業４．事業スケジュール日程内平成 27 年 4 月 9 日（木）～5 月 8 日（金）容・基本計画に関するパブリックコメントの実施平成 27 年 5 月～・実施設計平成 28 年度・工事（解体・着工～）・工事（展示工事～竣工）平成 29 年度・設置条例案に関するパブリックコメントの実施・市議会に設置条例の上程平成 30 年度・開館