里山と アート 自然回遊型アートヴィレッジ

滋賀県立近代美術館増築公募型プロポーザル/様式8:特定テーマに対する技術提案書
滋賀県立近代美術館・新生美術館グランドコンセプト
受付番号 3
里 山 と ア ー ト を つ な ぐ 自 然 回 遊 型 ア ー トヴィ レ ッ ジ
「美の滋賀」の原点は琵琶湖の風景と里山の環境にあります。
既存美術館をリンクギャラリーによって文化公園全体に延長し、オープンな「アートヴィレッジ」に転換します。
里山を舞台とした、人と自然とアートの持続可能な関係を再構築し、湖国・滋賀の暮らし文化を世界に発信する美術館です。
夕 照 庵 の 庭 園 よ り 見 る 新 生 美 術 館 A
1
「美の滋賀」の拠点として、滋賀らしさを表現し、世界から注目されるような新しい創造性に富んだ建築イメージについて
里山
過去・現在・未来そして自然をつなぐリンクギャラリー
」
ーン
化ゾ
「文 ス停
バ
E
改修前
庭園を望む竹林レストラン
北:タウンアプローチ
路
速道
■
「文化ゾーン」バス停から北エ
ントランスに導きます。
高
名神
ーチ
図書館から庭園には
つながっていない。
線
の動
県立図書館
展望
県
にわ
と
さ
改修
アートハウスとして分棟配置させた展示棟を
リンクギャラリーが結びつけることで
アートヴィレッジとなります。
(展示室棟)
西:パークアプローチ
450
㎡
場
ジュ
前室
場
サー
484
㎡
ショップ
南エントランス
G
車庫
受付
I
荷捌室
地域
紹介
EV
WC
前庭
ドライ
エリア
ホール 給湯室
EV
アートフォリー
リンクギャラリー
職員
駐車場
職員 (7)
出入口
既存樹
バリアフリー
バス停車場
■既存の 1.5 倍程度の
講堂に改修し利用の幅
を広げます。
■既存中庭は必要諸室
として内部化します。
パッ
リンク
サージ
アートハウス
・アート鑑賞の合間に庭園を
眺めながらリラックスできる
空間です。
新設南駐車場
・写生大会やクラス授業な
どに使える十分な広さを用
意します。
ワークショップルーム
・リンクギャラリーから立ち寄
りやすく眺めのいい空間です。
屋外の ワ ー ク シ ョ ッ プ 広 場
・自然のなかで植物などを利用した
開放的な創作活動が行えます。
ど こ で も 展 示
(41)
・可動パネル設置により
オープンな展示スペース
へと変わります。
ュ
南:さとやまアプローチ
シャトルバス停
里山への
道
里山
里山
夕 照 ラ ウ ン ジ
の多様なアート体験
ど こ で も 授 業
ゆったりとした講堂
駐輪場
車寄せ
さとにわとアールブリュット展示室を見る C
県立図書館
搬入口
警備
公共交通機関
一般車両動線
搬入動線
車
(8)
一時
保管室
空調機械室
ホワイエ
WC
既存樹
リンクパッサージュ
500 ㎡
通路
前室
アート情報をキャッチする
・気軽にアーカイブ検索等ができ
るタッチパネル端末が来館者の
アート理解を深めます。
広
リ ン クパ
ッ
修復室
電気室
熱源
ハロゲン
荷捌
発電
EV
ボイラー
S=1:1250
蔵庫
倉庫 控室
講堂
神
展 仏
示
室
既存樹
【凡例】
駐
ー
H
写真
スタジオ
アールブリュット地下
収
キッズ
ワークショップ ミュージアム
収蔵庫
EV
通路
出演者動線
既存樹
協働
神仏展示
既存館地下
収蔵庫
アール
ブリュット
荷捌
収蔵庫
既存館とリンクギャラリー
庫
収蔵
さとやまアプローチ
原
ぱく
わん への道
東
ア
職員
駐車場
空調機械室
管理
事務室
っぱ
アートハウス
・
「さとにわ」は特色あるコミッショ
ンワークが置かれた展示庭です。
アートフォリー
情報
資料室
処理室
冷却塔
置場
文化財
室
機械
収蔵庫
EV
美
の
仏
と ジ
神 ウン
ラ
吹抜け
リー
WC
書庫
印刷
EV
さとやまカフェ
さとにわ
県民展示
ャラ
更衣
企画展示 B 地下
800 ㎡
新築
既存
陶芸教室棟
庭のなかのアート展示
す べ て の ひ と へさ と や ま カ フ ェ 。
・さとやまカフェは、公園来訪者すべてが
移用できる休憩スペースとなります。
・さとやまデッキで自然と一体となります。
ト
アートフォリー
前室
神
展 仏
示
室
空調
機械室
.5
169
EL+
EV
でアートに触れる
設
)
広場
近
ラ 現代
ウ 美
ン 術
ジ
D
さとにわ
新
46
竹林
ク
ワー ップ
ショ
クギ
総合事務室
(職員・学芸員)
倉庫
展
EV
B
(
親水
会議室
さとにわ
キ
ッ
望デ
管理部門を集約した
既存館二階
個室
講堂
琵琶湖が見える
企画展示 A 屋上
倉庫
リンクパッサージュ
アートハウスとリンクギャラリー
県民 室 0 ㎡
5
展示 4
近
展 現
示 代
室
収蔵・搬入
機械関連
会議室 館長室 応接室
県立図書館 図書館を
美術館・庭園と
つなぎます。
リン
にわ
と
さ
茶室
夕照庵
ク 広場
ワーョップ
シ
C
■美術館の南北両エントランス
につながります。
■東駐車場を新設して大規模イ
ベント等に対応します。
ウォーターフォリー
池
さとやまデッキ
リンクギ
リン
クギ
クギャラ
ギャラ
ャラリー
リー
ー
夕照ラウンジ
にわ
さと
リンクギャラリー
管理部門
広
親水
ズ
キッ ージ
ミュ
口
搬入
竹林レストラン
や
と
東:ガーデンアプローチ
竹林レストラン
場
キ
さと
サ ージュ
親水広場
ッ
まデ
アム
EV
:アートフォリー
:さとにわ
【凡例】
(屋外展示空間)
展示
企画 ンジ
ラウ
ッ
クパ
A
やま
さと フェ
カ
ギャ
リン
リン
シB
ー
ラリ
ル ト
アーリュッ 00 ㎡
ブ 示室 4
展
里山
さとにわとアートフォリーを
リンクパッサージュが結びつけることで
敷地全体に回遊性を生み出します。
北エントランス
付
㎡
ア
の路
彫刻
南エントランス
WC
受
ト
ュッ ジ
ブリ ウン
ール ラ
■わんぱく原っぱ、西
駐車場からはショート
カットできる切り通し
を設けます。
■北エントランスにス
ムーズに導きます。
県立図書館
プ
ョッ
EV
アートフォリー
カー
ロッ
WC
ク
企画 室 B
展示
:アートハウス
:リンクギャラリー
企画 室
展示
A
EV
㎡
500
所
児
託 乳室
授
㎡
4)
(9
F
385
北エントランス
新生
美術館
500
にわ
と
さ
理
管 務室
事
既存美術館
デ
線
号
道2
美術館と図書館は
分離されている。
へ
ッキ
場
車
駐
北
道
の
け
か
すず
タウ ン アプロ
竹林
夕照の庭
さとやまカフェ
■夕照庵に隣接し豊かな竹林に囲ま
れた自然あふれる食空間です。
■小高い立地で池への眺望が得られ
ます。
■展示収蔵機能から分離し衛生安全
面に配慮しています。
夕照庵
良好な
既存樹群
里山も庭園もみんなアートになる、文化公園全体が美術館になる。
夕照の庭と一体となる
■既存棟を改修し前庭を設けます。
■図書館からはこもれびルーフで
雨にぬれることなくつなぎます。
■鉄道駅からのシャトルバス停を
設けます。
■バリアフリーバスの停車場を設
けます。
アートファニチャー
N
ここから西、安全検証のうえ一方通行も検討
1階平面図
S=1:1000
D ワークショップ室前より北を見る
・アーティストによ
るオリジナル家具
が創造性あふれる
空間をつくります。
庭もアート。四季の植栽
・リンクギャラリー沿いには多
様な花木が季節ごとの発見と楽
しみを作り出します。
滋賀県立近代美術館増築公募型プロポーザル/様式8:特定テーマに対する技術提案書
新 し い美術館の顔 ( フ ァ サ ー ド )を作る「アートヴィレッジ」
受付番号 3
地 域 性 と 融 合 し た 外 観 で 「 美 の 滋 賀 」 を 世 界 に 発 信 し ま す 。
ルーフが迎えるエントランス
信 楽 焼 の フ ァ サ ー ド
琵琶湖を望む展望デッキ
里山らしさを活かした植栽
・北エントランスでは大きなルーフ
が来館者を迎え、ここからリンクギャ
ラリーがはじまります。
・分棟配置したアートハウスにより
環境に調和する建築(ヴィレッジ)
をつくります。
・信楽焼タイルの外装により自然と
調和した表情をつくります。
・展示室屋上(標高 164m 程度 ) に琵
琶湖と比叡山を見下ろす眺望デッキ
を設けます。
・地域に適した樹種を計画することで滋賀
らしい風景を回復します。
・可能な限り既存樹を保存・移植します。
迷わず見つかるタウンアプローチ
・バス停直近からリンクパッサージュが始まります。
・里山樹林を分け入る、自然にあふれたエントランス体験です。
「文化ゾーン」バス停
県道 2 号線
高速道路よりアートヴィレッジを見る E
名神高速道路
4
文 化 公 園 全 体 を つ な ぐ リ ン ク パ ッ サ ー ジ ュ
■リンクパッサージュは敷地外の
アウターリンクと接続し公園全体
停
琵琶湖
比叡山方面
のネットワークを形成します。
■公園に点在するアートフォリー
(大仏展示やコミッションワーク、
陶芸教室など)とレストスポット
ス
インナーリンク
バ
道路
高速
P 94 台
池
調整 場
駐車
臨時
46 台
158 台
保安林
144 台
100 台
保安林
遊具広場
アウターリンク
わいが生まれます。
シャトルバス停車場
保安林
里山の展望テラス
製鉄遺跡
N
う」と感じるような滋賀県全体ブラン
ディングを通じて美術館を PR します。
:アートフォリー
新設遊歩道
信楽陶芸教室・窯棟
■アート活動を通じて、琵琶湖を中
心として滋賀県全域で行われている
湖国の里山を感じる「自然回帰型」ランドスケープ
現在の文化ゾーン 庭 園 と 里 山 が 分 離 し た 状 態 で す 。
の「硬さ」を解きほぐし里山の植
生により景観の連続性を回復させ
土木的な造成
人工的な造林
ます。
■人工的に造成された地形とその
上につくられた庭園に緩やかに回
帰する自然を迎え入れます。
■琵琶湖の環境を育んできた里山
の原風景が再生するプロセスをこ
の計画において象徴的に示します。
庭園的な植栽・樹形
庭園的な植栽
土木的な造成
敷地境界
5
PHASE1 新美術館建設に伴う改修 や わ ら か な 地 形 と 里 山 の た め の 余 白 を 用 意 し ま す 。
既存樹の保全・樹形誘導
やわらかな地形
植生の誘導
増築部分
県道
既存樹林の保全
在来樹種への転換
近江を取り上げた白洲正子著作著書
SATOYAMA INITIATIVE
ワーク
ショップ
県民・NPO
その他
ワーク
ショップ
協働
滋賀県
承認
新美術館建設班他
■美術館特有の熱負荷変動を想定し電
気 / ガス式を使い分け、省エネします。
■来館者数に合わせて外気取り入れを
変動調整し換気負荷を低減します。
陰影のある表情をつくる
断面イメージ
信楽焼きによる外装タイル
増築部分
ヒューマンスケールで
温かみのある表情
通常熱負荷 ( 常設展のみ ) ピーク熱負荷 ( 企画展開催 )
800
700
600
500
400
300
200
100
0
企画展開催で
例熱量は大幅
に増加する
ピーク熱負荷
ベース熱負荷
0
2
4
6
8
10 12 14 16 18 20 22 時刻
⑤フレキシブルなアートハウス
提案/協議
ア ー ト イ ン フ ラ と し て の リ ン ク パ ッ サ ー ジ ュ
既存樹の保全・樹形誘導
池
複層ガラス
■外装信楽焼タイルはせっ器質系
のため高い強度性能を有します。
■躯体を保護することで外壁の耐
久性能を向上し外壁修繕のランニ
風雨
ングコスト低減を実現します。
■分棟配置のため室
配置・形状は計画段
階でのキュレーター
との対話のなかで柔
軟に設計変更するこ
とが可能です。
・すべて同じ面積にする
■仕様(天井高・照明方法・可動壁の有
無など)についても、利用計画に沿って
設計変更可能することができます。
■照明計画は照度可変・色温度可変によ
り仏教美術から現代美術まで幅広く対応
できる環境をつくります。
既存棟
大きな開口部
例 2:里山の風景を取り入こむ
直射日光を防ぐ反射板
トップライト
やわらかい護岸
夕照庵
(外部)
④空調設備による省エネ
ランドスケープデザイナー
照明デザイナー
日射
リンク
ギャラリー
③建築を長寿化する信楽焼タイル
管理技術者
光源が目に入らない
間接照明
フレキシブルな
ライティングレール
増築部分
庭 園 が 里 山 の 自 然 に 回 帰 して い き ま す 。
既存植栽の里山的な維持管理による林相の誘導
庭園樹の取り込みと新規植栽
による里山2次林植生への誘導
二次林の林床植生
水生植物
による護岸形成
茶室庭園の
里山的維持管理
夕照庵
増築部分
可動壁
既存二次林との同化
既存二次林
既存棟
・かたちや大きさに
変化をつける
多様な屋外
アート活動
H アート広場近くのリンクパッサージュ
アクセスが容易になる南北両面アプローチ
既存棟
里山林道
国道側からのタウンアプローチ F
サ
リンクパッ
ージュ
車寄せ
前庭
改修後の既存館エントランス前 G
レストスポット平面図
リンク
パッサージュ
レストスポット
2-3m×10m
①携帯端末
に反応する他国語対応の
メディアボード
④アートファニチャー
3-4m
レストスポット
リンク
パッサージュ
里山の二次林植生
フラットで歩きやすい
透水性自然石洗い出し舗装
低い光源の LED 照明
レストスポット断面図
■断層分析により震度 6
以上の地震発生が想定さ
れるため、改修時に二次
元免震装置の導入を積極
的に検討します。
出演者動線
倉庫 控室
講堂
風除室を設け
比較的安定した室環境
S=1:1250
既存館を活かしながら仏教美術展示に
ふさわしい落ち着きのある空間に改修します。
空調機械室
通路
ドライ
エリア
EV
ホール 給湯室
EV
搬入口
図書館
前室
防火区画
搬入出移動
室内移動
荷捌室
こもれびルーフ
N
②守る構造
④アートファニチャー
断面図 S=1:400
一時
保管室
鏡面素材が
池の水面を映しこむ
里山アート活動の展示
■管理部門のある既存棟
に文化財収蔵庫を集約し
防犯性を高めます。
■収蔵区画の前には緩衝
区画・管理区画を設け防
犯性・耐火性を高めます。
管理
事務室
こもれびルーフが図書館から人々を導きます。
②屋外アート活動
①守るゾーニング
修復室
里山林道を抜けるとエントランスルーフが来館者を迎えます。
里山の二次林植生
例3:可動壁により柔軟に展示計画に対応
文化財を安全に保管展示する、3つの「守る」
写真
スタジオ
続を強めます。今後の公共交通(バス等)の延長にそなえて利便性を高め、賑わいを作り出す計画です。
■東西南北どこからでも庭園に入れる動線を確保します。
①携帯端末
に反応する他国語対応の
メディアボード
例1:高い天井と自然光を取り入れる
国宝、重要文化財等の貴重で脆弱な作品を、良好に保管、展示できる環境確保および安全確保の方策について
情報
資料室
処理室
■北の県道側では、バス停からスムーズにリンクパッサージュで美術館エントランスに導きます。
■既存館南側に開放的な前庭を整備し既存館入り口の視認性を高めると同時に、こもれびルーフにより図書館との接
■レストスポットをリンク
パッサージュ上に配置して
憩いの場をつくります。
■アールブリュットを中心
とした創作活動を支える
アートインフラとしてリン
クパッサージュを整備しま
す。
■リンクパッサージュは、
アート活動とその成果をつ
なぎ(リンク)、回遊させ
(パッサージュ)活性化し
ます。
■また活動参加する人々を
つなぎ(リンク)、交流を
促す(パッサージュ)ため
の回路でもあります。
バリアフリーの
リンクパッサージュ
・展示室を集約して
動線を短縮する。
文化財
7
メディアボードと
アートファニチャー
池
アート広場
リンク
パッサージュ
リンクギャラリーでは、庇と
複層ガラスによって日射を遮
蔽して空調負荷低減します。
日射
意匠担当 構造担当 機械担当 電気担当 積算担当
子どもや高齢者、障害のある人をはじめ、すべての人に居心地がよく使いやすい施設にするための方策について
公共交通機関を利用した駅から美術館へのアクセス、また周辺駐車場やバス停からのアプローチにおいて高揚感を演出する計画について
里山林道
②環境にやさしい庇
文化公園全体を対象とした「パー
クマネジメント」の展開により維
持管理の財政負担が軽減されます。
設計チーム
里山植生の誘導
やわらかな地形
①市民参加を促進するパークマネージメント
収蔵庫
県道
2000YEARS ART PROJECT
市民参加と地域性を活かしたサスティナブルな美術館
竹林レストラン
庭園樹の取り込みと
新規植栽による里山
二次林植生への誘導
3
土木的な造成
池
PHASE2「さとにわ」への回帰(10∼15年)
里山の美しい風景
ラットフォーム(あるいはリンクの
ハブ)となることをめざします。
硬い護岸
夕照庵
県道
自然や環境の保全に関わる活動のプ
里山の多様な植生
人工的な斜面植栽
庭園的な植栽
既存棟
Si-GA.
琵琶湖と比叡山
ライフサイクルコストの縮減および環境負荷の低減を図るための方策について
滋賀のアート・環境活動をたばねるプラットフォーム
:レストスポット
アートフォリー
■水面の護岸や造成された斜面等
6
■JR で京都キャンペーンを手がけた佐々
木宏氏と協働し、
「そうだ滋賀にも行こ
びわこ文化公園
再整備範囲
ビオトープ
■SATOYAMA INITIATIVE(国
連大学主導)とのパートナー
シップの形成により、世界の
高感度層に情報を発信します。
「かくれ里」として賞賛した滋賀のわび
さびのある風景をアピールします。
P
P
(イベント時臨時駐車場)
(休憩コーナー)により公園全体
が美術館と感じられ、回遊性と賑
バス停
図書館
P
ふれあい広場
わんぱく原っぱ
滋 賀 を 世 界 に 開 く ポ ー タ ル と な る 滋賀 2000 年美術館
■仏教美術から現代美術にわたる歴史の
幅広さを活かし「2000 年を展示する美
術館」として世界にアピールします。
■庭園と芸術の融合により、白洲正子が
埋蔵文化センター
P
県民および来館者や施設管理者等から意見をくみ取る方策および新しい美術館を広く PR する方策について
空調冷熱量 [kw]
2
びわこ文化公園全体を美術館とみなし、公園の整備と美術館の整備を一体的に行うコンセプトを設定し、それを具体的に実施する方策について
警備
職員出入口
ケース内照明による光源の映りこみ防止。
神仏展示室
I 改修後の既存館エントランス
たっぷりとした
文化財の魅力を引き立てる静寂な照明設備
天井高さを確保。
最低限のベース照明。
③守る設備
■壁内空調で安定した温
湿度環境を実現します。
■展示照明は紫外・赤外
線防止フィルタにより文
化財の劣化を防ぎます。
低反射ガラス
文化財収蔵庫
室内空調
二重床と免震装置
壁・天井内空調
断面図 S=1:400
根津美術館・展示室/東京