ブラジルの金融市場動向 Weekly Report

2015年4月13日
ブラジルの金融市場動向 Weekly Report
【2015年4月4日~2015年4月10日の推移】
【1】為替動向
先週のブラジル・レアルは対米ドル、対円ともに上昇し
ました。連立政権を構成する二大政党の労働党と民主運
動党の間で高まっていた緊張が和らいだことで、政治的
不透明感が後退し、レアルは上昇しました。また、米国雇
用統計が下振れたことで、米国の早期利上げ観測が後
退し、米ドルが軟調となったことや原油価格が安定したこ
とが、レアルをはじめ新興国通貨の上昇につながりました。
週後半は、IMF(国際通貨基金)がブラジルの成長率見
通しを引き下げ、今年はマイナス成長に陥るとの見通しを
示したことで反落しました。対米ドルでは円安が進行した
ため、レアルは対円でも上昇しました。
今週のブラジル・レアルの対米ドルレートについては、
引き続き政治動向に左右される展開が想定されます。ブ
ラジルの大手石油会社が汚職問題をめぐり延期している
決算発表を近日中に行うとしており注目が集まります。
【ブラジル・レアル 為替推移】 (2015年3月13日~2015年4月10日)
(円/レアル)
(レアル/米ドル)
46
44
先週のブラジル2年国債利回りは低下しました。債券市
場は全年限で金利低下となりました。3月のインフレ率が
市場予想を下回ったことで、インフレ率が今後低下すると
の見方が広がったことや、政治的不透明感が後退し、財
政再建が進むとの期待感から債券は買われました。
フィッチが同国の格付け見通しに関して「安定的」から
「ネガティブ」へと引き下げましたが影響は限定的となりま
した。格付けは「BBB」で据え置いています。
今週は、小売売上高などが発表される予定です。景気
下振れ懸念や財政健全化の遅れ、米国の利上げへの警
戒感などから、利回りは高止まりしやすい環境です。今後
の経済指標改善、財政再建策の議会承認やブラジルの
大手石油会社の汚職問題に進展が見られれば債券市
場は好感すると見込みます。
2.80
レアル/米ドル(右軸、上下反転)
42
2.90
39.08
40
3.00
38
3.10
36
3.20
3.08
34
高
安
3.30
32
3/13
3/20
3/27
4/3
3.40
4/10
※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。
【ブラジル 金利推移】
【2】金利動向
2.70 レアル
円/レアル(左軸)
(2015年3月13日~2015年4月10日)
(%)
14.0
13.8
2年国債
13.6
13.4
13.2
13.0
13.02
12.8
12.6
3/13
3/20
3/27
4/3
4/10
【3】先週と今週発表の主要経済指標
発表日
4/8
4/9
4/14
4/15
発表頻度
毎月
毎月
毎月
毎月
期間
2015年3月
2015年2月
2015年2月
2015年2月
指標名
インフレ率(前年比)
失業率
小売売上高(前年比)
経済活動(前年比)
データ
8.13%
7.4%
---
(参考)前回
7.70%
6.8%
0.6%
-1.75%
(出所:ブルームバーグより大和投資信託作成)
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