釜石市高齢者保健福祉計画 第6期介護保険事業計画の概要 現況及び将来予測 単位:人 ●総人口及び被保険者数の推移 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H32 H37 総人口 37,589 37,020 36,570 35,835 35,217 34,605 32,728 29,637 高齢化率 33.9% 34.6% 35.3% 36.1% 36.8% 37.5% 38.6% 38.5% 12,724 12,802 12,911 12,946 12,975 12,970 12,631 11,407 65~74 歳 5,731 5,701 5,743 5,797 5,749 5,737 5,623 4,661 75 歳以上 6,993 7,101 7,168 7,149 7,226 7,233 7,008 6,746 第 2 号被保険者 12,784 12,460 12,107 11,789 11,430 11,067 10,272 9,497 総数 25,508 25,262 25,018 24,735 24,405 24,037 22,903 20,904 第 1 号被保険者 被 保 険 者 数 ※ 平成 26 年は、住民基本台帳 9 月末現在の実績 ※ 平成 27 年以降は、平成 24 年、平成 25 年の住民基本台帳を基にコーホート変化率法による推計 ※ コーホート変化率法:コーホートとは、同年(または同期間)に出生した集団のことを言い、コーホート変化法とは、その集団 ごとの過去における実績人口の動勢から「変化率」を求め、それに基づき将来人口を推計する方法 ●認定者数の実績および施策反映後推計値 H24 要 介 護 度 別 H25 単位:人 H26 H27 H28 H29 H32 H37 要支援 1 368 413 434 471 509 548 583 555 要支援 2 284 278 266 260 265 271 287 262 要介護 1 507 525 547 554 566 578 632 611 要介護 2 416 454 453 483 521 573 632 615 要介護 3 286 303 265 279 306 339 366 364 要介護 4 350 344 356 343 337 330 337 331 要介護 5 314 303 286 270 254 248 266 251 2,525 2,620 2,607 2,660 2,758 2,887 3,103 2,989 総数 資料 : 介護保険事業計画ワークシートより(H24~26 年は実績)各年9月 30 日現在 高 齢 者 が 笑 顔 に 輝 き 、 地 域 の 絆 に よ り 安 心 し て 暮 ら せ る ま ち づ く り 【 基 本 理 念 】 【基本施策】 地域包括ケアの体制整備 1.地域包括ケアの取り組み 2.医療と介護の連携 3.地域包括支援センターの運営 4.生活応援センターとの連携 安心できる生活の実現 1. 認知症高齢者対策の推進 2. 高齢者の権利擁護の充実 3. 高齢者への虐待防止への取組み 4. 高齢者の多様な住まい方の構築 5. 在宅福祉サービスの充実 6. 防災・防犯対策の推進 健康で生きがいのある生活の実現 1. 健康づくりの推進 2. 生活習慣病予防対策の推進 3. 介護予防の推進 4. 高齢者の社会参加の推進 5. 高齢者の経験知識の還元・勤労の推進 介護保険事業の推進 課 題 ○ 高齢福祉分野においては、今後、更に進む高齢化の中で、将来も住み慣れた地域で自分らしく尊厳をもって暮 らし続けることができるよう、地域内における医療・介護・予防・生活支援・住まいが一体的に提供される地域包 括ケアシステムの構築を図り、いかに有効に運用を図っていくかが課題である。 ○ 東日本大震災により被災し生活環境が変わった高齢者が、孤立せずにコミュニティの中で安心して生活できる よう支援していく必要がある。 ○ 介護保険分野においては、介護保険法の改正に伴い、新制度に伴う新たな事業の導入に向けて、いかに地域資 源を活用し関係機関等と協議を行いながら進めることができるかが課題である。 【新しい介護予防・日常生活支援総合事業】 この事業は、平成 27 年 4 月から実施となっていますが、市町村による実施は、平成 29 年 度まで猶予されています。 また、高齢化が進み、要介護認定者数が増加することに伴い、施設利用も含めたサービス利用が増加し、給付 本市では、平成 29 年 4 月からの新しい総合事業の実施を目指し、平成 27 年度からサービ 費の増大につながることが予想されることから、適正な施設整備と介護予防や多様なサービスによる対応が課題 スの内容やサービス提供者等の検討を行いながら、現行のサービスを適切に実施していきま である。 す。 ○ 日常生活圏域の設定 介護保険料 市民の保健・医療・福祉・生涯学習の連携を強化するため設置した「生活応援センター」は、市内を8地区に区分しており、市民 保険料推計の基本的考え方 に定着していることから、地域ケア会議等の地域と密着した活動の単位となる「日常生活圏域」は「8圏域」とします。 ただし、介護サービスの基盤整備等においては、地理的条件、人口、交通事情その他の社会的条件を勘案し、「平田地区」と「唐 丹地区」、「鵜住居地区」と「栗橋地区」をそれぞれひとつとする「6圏域」とします。 ○ 第 1 号被保険者の保険料は、市町村ごとに決めることとされ、その額はその市町村の被保 険者が利用する介護サービスの水準を反映したものとなります。 ●圏域区分 ○ したがって、保険料は、計画期間内のサービス利用量の増大が見込まれると上がり、利用量 圏域名 区 分 備 考 ○ 第 6 期計画では、第 5 期と比べ、給付費が増えると見込まれる要因がいくつかあります。 新浜町、東前町、魚河岸、浜町、港町、只越町、天神町、大只越町、大町、 釜石 要介護認定者数の増加による給付費の自然増のほか、施設・居住系サービスを始めとする各 大渡町、鈴子町、駒木町、松原町、嬉石町、大平町 中妻 種サービス基盤の新増設に伴うサービス利用量の増加分、第 1 号被保険者の負担割合変更 千鳥町、中妻町、八雲町、上中島町、源田沢町、住吉町、新町、礼ケ口 小佐野 (給付費の 21%⇒22%)などです。 野田町、定内町、甲子町第11地割~第16地割、小佐野町、小川町、桜木町 ○ 保険料の推計に当たっては、平成 27 年度から平成 29 年度までの事業期間内の給付費を見 込み、介護給付費準備基金の繰り入れなどを勘案し推計します。 甲子 甲子町第1地割~第10地割、唐丹町字川目の一部 平田 大字平田 施設整備等の際に 唐丹 唐丹町 は、同一圏域とする。 鵜住居町、両石町、片岸町、箱崎町 施設整備等の際に 橋野町、栗林町 は、同一圏域とする。 鵜住居 栗橋 の減少が見込まれれば下がることとなります。 ○ 所得水準に応じてきめ細かな保険料設定を行うため、現行の 6 段階から 9 段階に見直します。 算定の基本的考え方 【現行保険料(月額標準額)】4,680 円 ○ (全国平均 4,972 円/月) 現行の事業量を基に平成 27~29 年度の給付費等を積算 ⇒ 介護サービス量の自然増(要介護認定者の増加等) 地域密着型サービス・施設サービスの充実 ⇒ 施設系サービスの新増設分(小規模特養等) 地域密着型サービス 区 ※設置数( 現況 分 H26 地域密着型介護老人福祉施設 入所者生活介護(小規模特養) 認知症対応型共同生活介護 (認知症高齢者グループホーム) 小規模多機能型居宅介護 定期巡回・随時対応型訪問介護 看護 認知症対応型通所介護 H27 H28 )内は入所定員 H29 備考 2( 49) − − 1(29) 9(108) − 2(18) 1( 9) − 1 − − − 1 − − − 1 3 ⇒ 被保険者負担割合の変更(給付費の 21%→22%) ⇒ 介護報酬改定 注1 保険料の増加を抑制するため 介護給付費準備基金繰入れ 1 注 1 : 現況のうち 1 施設(20)については、制度改正による広域施設からの転換分 広域型サービス 区 ※設置数( 分 現況 H26 H27 特別養護老人ホーム 3(201) ( 5) 老人保健施設 2(192) − ※参考:短期入所生活介護 4( 70) (△5) H28 )内は入所定員 H29 備考 − − ( 8) − − 第6期保険料 − ※ 介護保険料は、パブリックコメント(意見募集)終了後、介護報酬改定の調整や ご意見等を反映し、平成 27 年 3 月市議会定例会で条例改正の手続きを行う予定 です。
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