「不燃化推進地域」を指定しました。

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平 成 27 年 2 月 2 5 日
都市整備局防災まちづくり推進課
建 築 局 建 築 情 報 課
「不燃化推進条例」に基づく
「不燃化推進地域」を指定しました。
横浜市の地震火災対策
~この地域において、本年7月1日から建物の耐火性能強化を義務づけます~
H26.12.26 不燃化推進条例の制定
○大地震時の延焼被害を抑えるため、建物を建てる際に耐火性能の高い「準耐火建築物」※以上とするこ
とを義務付ける「新たな防火規制」※について定めた「不燃化推進条例(横浜市不燃化推進地域におけ
る建築物の不燃化の推進に関する条例)」を制定しました。
本日
H27.2.25 不燃化推進地域の指定
○条例の規定に基づき、大地震時の延焼被害が特に大きいと想定される、神奈川、西、中、南、磯子区
の一部の地域(合計約 1,140ha)を「不燃化推進地域」(新たな防火規制の対象地域)に指定しました。
H27.7.1 新たな防火規制の開始・工事費等の補助の拡充
○7月1日に「新たな防火規制」を開始します。
○さらに、老朽建築物等の除却や耐火性能強化の設計・工事を対象に実施している「建築物不燃化推進
事業補助」について、「不燃化推進地域」における補助率を 2/3 から 3/4 に引き上げるなどの拡充を
行う予定です。(裏面(参考2)参照)
※
準耐火建築物と新たな防火規制
防火構造の建築物
準耐火建築物
新たな防火規制
準耐火建築物・・・木造の場合、柱やはり、壁などの建物の重要な部分をせっこうボードなどの不燃性の材料で覆い、窓などの開口部
に網入りガラスなどの防火設備を設けた建物。
裏面あり
不燃化推進地域
(参考1)
不燃化推進地域の区別内訳
町丁
目数
面積
(ha)
31
20
43
20
14
128
319
191
238
237
158
1,143
神奈川
西
中
南
磯子
合計
(参考2)建築物不燃化推進事業補助の概要
補助の対象
老朽建築物等除却
耐火性能強化
工事
設計
工事
対象となる費用
老朽建築物等の除却に要
新築工事のうち耐火性能
新築工事のうち
※1
する工事費用
強化に要する設計相当額
耐火性能強化に要する
(工事監理費を含む。)
工事相当額
補助の割合※2
上記費用の 2/3
上記費用の 2/3
上記費用の 2/3
補助の上限
150 万円
15 万円
135 万円
合計
最大 300 万円
※1
補助額は横浜市が定める限度額内とします。
※2
不燃化推進地域内での補助率は、3/4 に引き上げる予定です。
(注)補助には一定の要件があります。補助率の引き上げ等の拡充内容は、平成 27 年度予算の議決を経て確定します。
詳細は、都市整備局防災まちづくり推進課のホームページでご覧いただけます。
<http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/bousaimachi/>
お問合せ先
都市整備局防災まちづくり推進課長
甲賀
伸啓
TEL:0 4 5 - 6 7 1 - 3 6 6 3
建 築 局 建 築 情 報 課 長
菅井
稔
TEL:0 4 5 - 6 7 1 - 4 5 0 2