〈外国語活動〉 クラスルームイングリッシュ

クラスルームイングリッシュ
(その1)
~学級担任がクラスルームイングリッシュを使用する目的~
授業ではALTがいるし、視聴覚教材も充実して
いるので、わざわざ学級担任がクラスルームイング
リッシュを使用する必要はありますか?
意識して使用しましょう。
クラスルームイングリッシュとは、会話とは違い、外国語活動や英語の
授業等で使用される表現です。「教室英語」と言われる時もあります。あ
いさつや指示、コメントなど”決まった表現”が多いです。
まず、クラスルームイングリッシュ使用の目的を確認しましょう。
学級担任がクラスルームイングリッシュを使用する目的
1 英語を話す学級担任の姿は、
子どもたちにとって
「身近な学習者」としてのお手本になり、
異文化理解への手助けになります。
学級担任の役割
(1) 英語を使おうとするモデル
(2) 外国語活動への参加
(3) 授業の進行
(4) 子どもへの適切な支援 等
2 外国語活動の授業の雰囲気を作ることができます。そのことで、子
どもたちの外国語学習への意欲が高まります。
3 ジェスチャーなどを加えながら繰り返し使用することで、子どもた
ちは自然に英語の音や語順に慣れてきます。
ALTの悩みの一つとしてよく
4 ALTにとって、授業の内容や
授業の状況を把握しやすく、より
積極的に子どもたちに関われます。
耳にします。日本語だけで進められ
ると授業内容がわからないことが
あるようです。
クラスルームイングリッシュの具体例は、Hi, friends! 指導編の巻末等を参考にし
てください。
この目的を意識して、徐々に使用するクラスルームイングリッシュを増やしていき
ましょう。