解答と解説 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2 月 20 日
早稲田大学(政治経済学部)英語
解答と解説
解 答
(満点︓90 点)
Ⅰ(20 点)
1.(完答 3 点)(b)(d)
(g)
2.(3 点)(d)
3.(3 点)(e)
4.(2 点)(a)
5.(完答 4 点)(c)(a)
(d)(b)
6.(2 点)(b)
7.(3 点)(c)
Ⅱ(20 点)
1.(2 点)(d)
2.(完答 3 点)(d)(e)
(f)
3.(2 点)(a)
4.(3 点)(d)
5.(3 点)(a)
6.(3 点)(d)
7. (完答 4 点)(b)(a)
(c)(d)
Ⅲ(20 点)
1.(2 点)(b)
2.(2 点)(c)
3.(完答 3 点)(a)(c)
(b)
4.(完答 4 点)(b)(a)
(d)(c)
5.(2 点)(e)
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解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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6.(2 点)(c)
7.(2 点)(d)
8.(3 点)(d)
Ⅳ(10 点)
1.(完答 3 点)(c)(b)
(e)
2.(2 点)(e)
3.(完答 3 点)(a)(e)
(d)
4.(2 点)(b)
Ⅴ(20 点)
I totally agree with the idea for the following reasons. First, some people between 18 and 19
work and pay taxes but they can’t vote. Although they fulfill their duty as a citizen, their rights
are limited. I think it’s unfair. Second, other people between 18 and 19 are students. They need
to broaden their views of the world. Being given the right to vote will provide them with good
opportunities to think about their own society and learn various things from a realistic view.
For the reasons above, I think it would be better to lower the voting age to 18.
(※配点は予想配点です)
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解 説
Ⅰ
1.(b)(d)(g)
nothing could be further from the が正解。
2.(d)
第 2 段落最終⽂に、
「こんな複雑な⽣物種(=人間)は、もっと単純な生物よりも多くの遺伝子が必要だ
ろう」という、過去の科学者の考えが書かれている。しかし、第 3 段落 2 文目に、
「人間には、タンパク
質をコードする遺伝子が約 20,000 しかなく、小さな線虫の 1 種には、18,500 ある」と書かれているよ
うに、研究によって、人間も単純な生物も、遺伝子の数があまり違わないことが分かったのである。よっ
て、(d)が正解となる。
3.(e)
第 4 段落 4 文目に、
「我々が子孫に伝えるものの多くは、遺伝的なものではなく、言語的なものや文化的
なものである」と書かれている。さらに、6 文目には、「それは単に、役に⽴つものを⼦供に伝えるだけ
ではない。種のコミュニティ全体として、法的諸制度、図書館、学校、病院、そういったものを作るとい
うことである」と書かれている。つまり、⽂化的なものとは、法的諸制度や図書館等のことであり、こう
いった社会的機関を作ることによって、我々は子孫に多くのものを伝えるのである。よって、
(e)が正解
となる。
4.(a)
第 5 段落 3 文目に、人間に特有だと考えられている多くのものは、実はそうではないという旨の話が書
かれている。よって、人間と他の生物種の間の境界は無くなっていっているのだと考えればよいので、
(a)が正解となる。
5.(c)(a)
(d)(b)
(c)には、カケスには他のカケスの観点で物を⾒る能⼒があることを Clayton が証明した、と書かれて
いるが、そのカケスの⾏動を具体的に書いているのが(a)である。よって、
(c)→(a)の順になること
が分かる。さらに、
(d)の冒頭に What is more と書かれていることに着目。What is more は、追加を
表すディスコースマーカーである。
(d)には、カケスの⾏動が書かれており、(d)の前に来る文にも、
カケスの⾏動が書かれていることが分かる。よって、
(a)→(d)の順になることが分かる。
(b)の冒頭
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に In other words と書かれていることに着目。In other words は言い換えを表すディスコースマーカ
ーである。(b)はカケスの⾏動を⾔い換えたものであるので、(a)→(d)→(b)の順になることが分
かる。よって、(c)→(a)→(d)→(b)が正解となる。
6.(b)
第 6 段落最終⽂は、答えのない疑問⽂であるため、反語の意味を持つ。つまり、
「どのようにして彼ら(=
鳥)に、⾃分の経験について尋ねる標準検査を⾏うのか、いや、⾏えない」という意味になる。⿃に標準
検査を⾏えないのはなぜかを考えると、(b)が正解となる。
7.(c)
第 8 段落最終⽂の内容より、(c)が正解となる。
Ⅱ
1.(d)
第 2 段落 1 文目及び 2 文目に、「国際調査連合である the Space Security Index によって最近出された
報告書は、宇宙のゴミを主要な問題だと特定した。報告書によると、そのような物(=宇宙のゴミ)は、
作動中の宇宙船に深刻なダメージを与え得る」と書かれている。よって、(d)が正解となる。
2.(d)(e)
(f)
figure out how to clean up が正解。
3.(a)
第 3 段落 2 ⽂目に、
「それ以前は、安全性のほとんどは、宇宙に兵器を送ることが出来る能⼒を持った他
国からの脅威に焦点をあてられていたので、これは重要な認識である」と書かれている。さらに、3 文目
に、
「これは、脅威は単に、宇宙環境や敵意のない出来事からやってくることがあり得るという、最初の
国際政策である」と書かれている。このことから、安全への脅威に対する焦点が変わったため、新たな態
度が重要であることが分かる。よって、(a)が正解となる。
4.(d)
第 5 段落最終⽂より、(d)が正解となる。
5.(a)
第 6 段落 2 ⽂目に、「過去の衝突の上に築かれる衝突の可能性がより⼤きいことが理由で、ゴミが広が
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る」と書かれており、この予想が、Kessler Syndrome として知られているのである。さらに、4 文目以
降は、アメリカの衛星とソ連の宇宙船の衝突により、ゴミが増えたという実例が書かれている。よって、
(a)が正解となる。
6.(d)
第 7 段落 2 文目に、
「宇宙船や他の物を使って、いくつかゴミを選んで解体するというような解決策」と
書かれている。よって、
(d)が正解となる。
7.(b)(a)
(c)(d)
(c)の冒頭に書かれている Even so に着目。so は前述の内容を受ける。さらに、
(c)が「そうだとし
ても、アメリカや他の国は新たな宇宙⾶⾏から出るゴミを最⼩限にしたり、古い宇宙ゴミを処理したり
する⽅法に関する国際的な⾏動規範について議論を始めることが出来る」と書かれている。so が指す内
容は、宇宙ゴミの取り組みに関するマイナスの意⾒が書かれることになる。
(a)の文末に、
「それ自体は
解決策ではない」と書かれており、これが宇宙ゴミの取り組みに関するマイナスの意⾒である。よって、
(a)→(c)の順になることが分かる。さらに、(a)の these lines に着目。these lines が指す内容が
(a)の前に来ることが分かる。
(a)は「この線に沿った国際的なイニシアティブは、それ自体は解決策
ではないとしても、これからやってくるもの(=宇宙ゴミの問題)に取り組む場を与えるだろう」という
意味であり、
(a)の前には、宇宙ゴミの問題に取り組むようになる基盤となるような内容が来ることが分
かる。よって、
(b)→(a)の順になることが分かる。最後に、
(d)は「しかし、法的拘束⼒を持つ同意
は、少なくとも当面の間、政治的にはあり得ない」という意味であり、宇宙ゴミへの取り組みに対してマ
イナスの視点から書かれたものである内容であることが分かる。
(b)→(a)→(c)は宇宙ゴミへの取り
組みに対してプラスの視点から書かれたものであるので、
(b)→(a)→(c)→(d)の順になることが
わかる。
Ⅲ
1.(b)
第 1 段落 2 文目から 3 文目に、「過去 200 年、⼈⼝増加は急激なものであった。世界の⼈⼝は 40 年毎
に倍増している」と書かれているが、これを受け、第 2 段落 2 文目に、
「急激な増加は無い」と書かれて
いる。よって、(b)が正解となる。
2.(c)
第 2 段落 4 ⽂目に、「今⽇の⼥性は、ほぼ⾃ら好んで、⾃分たちの⺟親の半分の⾚ちゃんしか持たない」
と書かれている。よって、(c)が正解となる。
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3.(a)(c)
(b)
than half the number their mothers が正解。
4.(b)(a)
(d)(c)
(a)の冒頭の But に着目。英文は、
「逆接→抽象→具体」で書かれる。
(a)で書かれている the Middle
East の例が、(d)の Iran であり、Iran の実情を書いているのが(c)である。よって、(a)→(d)→
(c)の順になることが分かる。さらに、
(a)→(d)→(c)では、子供の数が減っているという実情が
書かれている。これに対し、
(b)では、アフリカの田舎の地域では、子供の数が多いという内容が書かれ
ている。よって、(b)→(a)→(d)→(c)の順になることが分かる。
5.(e)
第 5 段落 2 文目に、
「次の世代を確かなものにするために 5・6 人の子供を持つ必要はもはやない、なの
で、そうしないのである」と書かれている。よって、(e)が正解となる。
6.(c)
第 9 段落 2 文目後半の内容より、(c)が正解となる。
7.(d)
第 9 段落最終⽂に、
「世界⼈⼝の少数(=豊かな国の人々)が、世界の資源の大半を使い、汚染の大半の
責を負うているのである」と書かれている。よって、(d)が正解となる。
8.(d)
本文では、人口増加の話から始まり、人口増加と汚染には相関関係はなく、豊かな国々の人々が汚染の大
半の責を負うているという内容が書かれている。よって、
(d)が正解となる。
Ⅳ
1.(c)(b)
(e)
a habit of getting things right が正解。habit of V ing「V するという習慣」は頻出表現である。
2.(e)
Ron は星占いを信じているのに対し、Harry は信じていないことが分かる。直前の Ron の発言を受け、
その内容を批判するような発言を入れなければならない。よって、(e)が正解となる。
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3.(a)(e)
(d)
can't be trusted to write everything が正解。
4.(b)
星占いに対して否定的な Harry の発言を受け、Ron は⼀度話を終わり、次に、⾎液型占いの話を始める
のである。よって、(b)が正解となる。
Ⅴ
解答参照。
7
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