環境活動/生物多様性への取り組み 毎月第一金曜日更新 !! 2 ビオトープ池の中の環境改善 2009 年 3 月、従業員への生物多様性に対する意識向上を目的にビオトープをつくりました。 すでに完成から 6 年目になり、たくさんの生き物が棲みついています。 これまでの取組みを含め、私たちのビオトープの生き物を毎月ご紹介していきます。 また、私たちの生物多様性の考え方をこちらに載せていますので、是非ご覧になってください。 ープの 私たちのビオト 紹介!! ご 月 生き物を毎 1 月のビオトープ こんにちは!はんえいの広場 ビオトープボランティア事務局です。 節分が過ぎ、暦の上では春ですが、まだまだ寒いですね。 今月は、先月号でご紹介しました「 浚渫(しゅんせつ)」のお話をいたします。 なぜ、この浚渫をビオトープ池でしなければならないのかというと、池には枯れた植物や息絶えた動物が堆積したり、 上流からの流入などで池底に堆積物が増えます。 その過程で池の中の生き物の多様性が失われるからです。 12 月の池の排水に続いて、1 月 24 日に従業員ボランティアで 「浚渫」のうち泥だし作業を行いました。 実際行った作業は、池底の泥や植物の根をシャベルですくい、 一輪車に載せて池の外に運び出す肉体労働で、半日かけてなん とか作業を終えました。( 写真 1,2) ( 写真 2) 浚渫後のビオトープ池 余談になりますが 12 月の排水の際、当ビオトープでは恐らく 初めてマツモムシを見つけました。( 写真 3) ( 写真 1) 浚渫の様子 ( 写真 3) 初めて確認したマツモムシ 浚渫をすることになったきっかけは、毎月行っている水生生物調査の結果から、 貝類やミミズ類が多くなってきていることから、生き物の多様性が低下してい ることがわかったからです。( 写真 4,5) 今回のように堆積物がヘドロ化するなど、池の中の環境の変化を生き物たちの 種類と数の推移で知ることができます。 池底の環境改善のために、水をいれる 3 月中旬までは日干しを行います。 暖かくなったころ、たくさんの生き物たちが池を訪れることを楽しみに待ちます。 ( 写真 4) モノアラガイ類 ( 大阪府大 鈴木さん撮影 ) ( 写真 5) ミズミミズ類 ( 大阪府大 鈴木さん撮影 ) おおさか生物多様性セミナー ~知ろう・伝えよう大阪の生物多様性~ 大阪府主催『 おおさか生物多様性セミナー』のご紹介です。ご来場、お待ちしております! ■日 時 :2 月 20 日(金) ■場 所 :大阪府咲洲庁舎 ■対 象 者 :企業、学校、行政等の生物多様性に関わる方 ■セミナー内容 :エコソリューションズ社のビオトープの事例を発表、他 ■お申込み締切 :2/13( 金 ) ■詳 細 : http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/kankyo/info/doc/2015011400044/ *次回の更新予定は 3/6( 金 ) です。 エコソリューションズ社
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