美術科指導法Ⅲ

2012年度(平成24年度)シラバス
美術科指導法Ⅲ
Teaching Method of Art Education Ⅲ
4学年後期 選択2単位
担当教員:杉山 京子
感性デザイン専門棟2階K221非常勤室
【授業の到達目標・テーマ】
・中学校美術科教育の現状、課題を理解する。
・生徒一人ひとりの感性や個性を伸ばし、意欲や充実感を高め、表現力や鑑賞力を伸ばすことができる教師としての資質と指導力を身につける。
【授業の概要】
美術科指導法Ⅰ、Ⅱを習得し、教育実習の実際の経験を基に理想的な教育手法、教師像について考える総合的な講義である。教育実習の実践内容を発表させ、討議す
る。その議論に基づいて、教材の見直しと新たな教材の開発を行う。再度模擬授業を行い、生徒一人ひとりの感性や個性を伸ばし、意欲や充実感を高め、表現力や鑑
賞力を伸ばすためにはどのような教育が求められるかを再確認し、教師としての資質と指導力を身につける。
【教育目標・時間】
・中学校美術科教育の現状、課題の理解。
・生徒一人ひとりの感性や個性を伸ばし、意欲や充実感を高め、表現力や鑑賞力を伸ばすことができる教師としての資質と指導力の養成。
【授業計画】
第1回:ガイダンス、授業概要
第2回:教育実習での実践例(プレゼンテーション準備)
第3回:教育実習での実践例(個別発表・討議)
第4回:教育実習での実践例(個別発表・討議)
第5回:教材の見直しと開発(班別討議) 第6回:教材の見直しと開発(指導案・教材の例、資料作成)
第7回:教材の見直しと開発(評価手法)
第8回:見直しによる模擬授業と討議(評価法、発問手法)
第9回:見直しによる模擬授業と討議(発想力、思考力の喚起と助言法)
第10回:見直しによる模擬授業と討議(課題意識、意欲を高める手法)
第11回:中学校美術科教育の現状、課題再確認
第12回:中学校美術科教育の現状、課題再確認・討議
第13回:理想的な教師像・討議
第14回:美術教師としての目標・抱負・夢
第15回:まとめ
【準備学習の内容】
教科書として使用する、文部省『中学校学習指導要領解説 美術編』を事前に読んで予習しておくこと。講義後は、講義で得た学習内容と教科書に記述されている指
導の趣旨を十分に確認し、復習すること。
【テキスト】
【参考書・参考資料】
文部省『中学校学習指導要領解説 美術編』(日本文教出版)を使用。
適宜指示する。必要に応じて資料、プリント等を配布する。
【成績評価の基準・方法】
【その他】
授業への出席状況、積極性、指導案の内容、模擬授業の状況(50%)、及びレポー 各科目に含めることが必要な事項
ト(50%)により総合的に評価する。
・教育課程の意義及び編成の方法 ・各教科の指導法
・道徳の指導法 ・特別活動の指導法
・教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)
授業コード:8061804101
【地球温暖化対策・環境・エネルギー関連科目】