雪の上を観察してみよう

都レンジャー News
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このニュースは都レンジャーの活動や、 自然の情報などを皆様へお伝えするものです。
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雪の上を観察してみよう
雪が積もると普段はなかなか確認できない野生動物の痕跡が雪面に残ります。
その痕跡から動物の行動を読み取ることを「アニマル・トラッキング」と呼びます。
あなたも動物の痕跡を探してみませんか ? 今回は代表的な足跡をご紹介 !!
※冬に多摩地域の山を歩く際は必ず軽アイゼンの携行を。ストックもあると便利です。
安全に東京の自然公園をお楽しみください。
ウサギ
クマ
前足の先方に後足が平行につく
丸く、爪が 5 本はっきりとつく
キツネ
足型は縦長で歩いた跡
は一直線につく
←後足
} ←前足
あれ?冬眠は!?
サル
5 本指で親指が離れる
チョウの翅の形に
見えます
←後足
た
ば
れ
ど
え
会
?
!
る
←前足
群れで動き回ったら
しい…
タヌキ
肉球の形が梅花模様、
歩き方は時々フラフラ
蛇行する
ヤマドリ
リス
後足の先に前足がつき、
両足とも並行
前 3 本、後ろ 1
本の指で大きい
テン
前足と後足が同じ場所を踏み、前後にずれた
足跡が 2 個づつ並ぶ
シカ・カモシカ
大きな 2 個の蹄の跡がつくだけのこと
が多い
ネズミ
足の間に尾が引きずられた跡
がつく (※とっても小さいです) シカ?カモシカ?見分けは難しい…
イノシシ
大きな 2 個の蹄の後ろに
小さな蹄 2 個が軽くつく
「↓」みたい!
進行方向は?