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様式3
笠間南小
第66号
平成26年3月31日
茨城県知事 橋本 昌 殿
愛
鳥 モ
デ ル
校 活
学 校 名
笠間市立南小学校
代表者氏名
校長 古市 敏夫
動 実
績 報
告 書
平成25年度の愛鳥活動については下記のとおり実施したので,愛鳥モデル校指定要項第9条第2項の規
定により,その実績を報告します。
記
1
設置した巣箱の観察
3年生の総合的な学習の時間を使って,2年前に設置した巣箱の様子を観察した。残念ながら野鳥は確認で
きなかったが,学校の周りにはどんな鳥がいるのかという児童の興味・関心が高まった。
2
野鳥観察
今年度は,3年生の総合的な学習の時間の単元「地域の自然を調べよう」の中で4回の野鳥観察を行った。
日本野鳥の会茨城県の会長池野進氏を講師に迎え,野鳥観察の仕方や野鳥の特徴について指導を受けた。
1
○
第1回野鳥観察 7月12日 晴れ
・野鳥観察に出かけよう。
(オリエンテーション)
(GT 日本野鳥の会茨城県 池野 進氏,内田 初江氏)
6月に予定していた第 1 回目が雨で中止になり,7月になってからの野鳥観察となった。第 1 回目と
いうことで,講師の先生の紹介のあと,紙芝居を使って,スズメ,ハト,カラスの大きさを基準にして,
野鳥の大きさを調べることを児童は理解した。双眼鏡を初めて手にする児
童が多かったので,使い方や注意することを教わった。その後,学校周辺
の野鳥を観察した。学校の近くの民家にあるカシの木に鳥の巣があるとい
う話が児童から出て,探しに行くことになった。残念ながら,巣や鳥の姿は
確認できなかったが,フクロウがいるという近所の住人の話を聞いた。帰
校途中で,民家の軒下にツバメの巣を発見し,許可を得て観察を行った。
2
○
第2回野鳥観察 10月30日 晴れ ・秋の野鳥を観察しよう。
学校の回りの林を中心に野鳥観察を行った。途中で学校のプールにセグロセキレイを発見し,児童達
は双眼鏡を使い,熱心に観察を行っていた。また,池野先生にヒヨドリのえさについての話を聞き,メ
モをしっかりと取っていた。他にキセキレイやトビを観察することができた。
3
○
第3回野鳥観察 12月17日 晴れ ・冬の野鳥を観察しよう。
学校の近くの涸沼川を中心に観察を行った。ため池に飛来するダイサギや畑を歩くキジなどを観察す
ることができた。また,天気がよかったので,空の高い所を飛んでいるトビを双眼鏡を使い,観察する
ことができた。他に,ハクセキレイ,ダイサギ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,キジバト,カワラ
ヒワなど多くの種類の鳥を見ることができた。
4
○
第4回野鳥観察 1月29日 晴れ ・水辺の冬の野鳥を観察しよう。
最後の野鳥観察は,学校の下の涸沼川にいる野鳥を観察にいった。近辺では,カワセミが見られるの
で,この日は,カワセミを見つけることを目標に観察に行った。残念ながら,カワセミの姿を確認する
ことはできなかったが,ノスリという珍しいタカの種類を観察することができた。その後,川沿いを歩
き,ダイサギ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,トビ,カワラヒワなどを観察することができた。
3
愛鳥集会の実施
2月25日に,学校の体育館で愛鳥集会を行った。4つの班に分かれて,4回の野鳥観察で見た鳥につい
て図鑑やインターネットなどで調べ,特徴や分かったことをまとめた。発表では,写真や絵などを使い,分
かりやすく説明していた。また,各学年で「ゆめの鳥」という題材で自分の鳥を考え,代表者が発表を行った。
4
環境ポスターの作成
野鳥観察のまとめとして,自分たちができることを考え,ポスター作りを行った。児童は,川や海をきれ
いにすることや自然を大切にすることなどを考え,ポスターに描いた。