保険業法改正を踏まえた有限会社ポントスの経営方針

平成 27 年 4 月 10 日
有限会社ポントス
保険業法改正を踏まえた有限会社ポントスの経営方針
平成 27 年 2 月 18 日、金融庁より平成 26 年改正保険業法(2 年以内施行)に係る政府令・
監督指針案が公表されました。大きな改正点として以下の 3 点が挙げられております。
① 情報提供義務の導入
② 意向把握義務の導入
③ 保険募集人に対する体制整備義務の導入
いずれも保険代理店の経営に変革を求める改正となっており、弊社に限らず全ての代理
店への責任は増加するものと想定されます。しかし、本改正は時の政権が容認した、いわ
ば国民の意思が反映された改正であると弊社は捉えております。
顧みれば、金融ビックバン以降保険業界全体の自由化が進み、各保険会社の競争が激化
するなか、保険商品およびその契約手続きは複雑化、煩雑化の一途を辿り、お客さまが最
善の選択をご自身で考えることが難しい状況になってまいりました。
残念ながら、そのような状況を利用した秩序なき保険募集行為や説明責任を果たさない
人的交流のみを理由にした保険募集行為が多数行われ、顧客の利益が踏みにじられる結果
となっているのが現状でございます。そんな中、
「顧客の利益保護」を求める動きが活発化
するのは必然であり、本改正は、そういった時代の流れを反映したものであると弊社は考
えております。
そこで、弊社といたしましては、本改正を国民の意思であると真摯に受け止め、
「顧客の
利益保護」のため、邁進する所存であります。それこそが代理店の指名であると心得てお
り、お客さまの満足得て、より信頼される代理店となることこそが弊社存続のための最善
の施策であると考えております。
お客さまが最善の選択をご自身で考えていただくために必要な情報を提供し、細分化さ
れたお客さまのニーズを的確に捉え、弊社が取扱う複数の保険会社の保険をお客さまに選
んでいただく、これこそが潜在していた国民の意思を厳密に果たすことになると信じて、
当改正に伴う対応に取り組んで参る所存であります。
以上