Yamaha Motor Monthly Newsletter 「ワンデーデリバリー」を確⽴立立したインドネシア Spotlight :アフターセールス活動 August 18, 2014 (Issue No. 20) アフターセールス活動 顧客満⾜足度度を⾼高め次もヤマハが選ばれるために J¦©ÓÏÈ\#,¨T¡£®"¢h^§½ÚÊ¿±´³¥µL5£J¤(f£³ }q 6RÍÖ»ÔШ7 4U´£²Ù4UMZ³¤ª§ÓÏÈÌÔØŵh³½ÚÊ¿ÏØ¥£'¬©`¨&®dW´³ <aª%1©Ñ¹Æº®L¨°¨§²¢¢³ Revs your Heart̶—̶—̶—「お客さまの期待を超える価値と感動を提供する」ことを⽬目指しているヤマハ発動機は、よ り良良い製品づくりとともに、お客さまとの接点となる販売店に対して、アフターサービスの向上に役⽴立立つさまざまな サポートを実施。購⼊入後のきめ細かいサービスで、店頭を訪れるすべてのお客さまに、「ヤマハを買って良良かった」 「この次もヤマハにしよう」と感じていただけるよう努めています。今回は「3S(Sales、Service、Spare parts)」 のうち「Service」「Spare parts」を中⼼心として、お客さま満⾜足度度向上に向けた取り組みをご紹介しましょう。 「One to One Service」を世界に広げる「YTA」 現在、ヤマハ製品は世界200以上の国と地域で販売されていますが、それらの商品をすべてのお客さまに満⾜足 してお使いいただくためには、それぞれの地域に根を張った販売店のみなさんの協⼒力力が必要不不可⽋欠。なぜなら販 売店は、お客さま⼀一⼈人ひとりと直接対⾯面し、適切切なアドバイスやメンテナンスを⾏行行うことで、製品に安⼼心や信頼 をプラスして⼿手渡しする、⼤大切切な役割を担うからです。 そこでヤマハは、各販売拠点や販売店のサービスマンを対象に、「One to One Service ⼀一⼈人ひとりのお客さ まとのより良良い関係づくり」を理理念念とする独⾃自のサービスマン教育プログラム「YTA(ヤマハ・テクニカル・ア カデミー」を展開。世界中のお客さまが、どこでも同等の⾼高品質なサービスが受けられる体制づくりを進めてい ます。 このプログラムは、世界統⼀一基準のカリキュラムとブロンズ・シルバー・ゴールド3段階の資格/認定制度度から なり、同時に代理理店を含む各拠点の教育講師育成と教育施設整備を⾏行行うものです。また2年年に1度度、技能世界⼀一を 争う「YAMAHA World Technician Grand Prix」も開催。2014年年9⽉月30⽇日〜~10⽉月1⽇日に⾏行行われる第6回⼤大会には、 Yamaha Motor Monthly Newsletter 2 世界各地域の予選を勝ち抜いた18カ国20名の精鋭が⽇日本に参集。新 装したばかりの本社・YTAグローバル教育センターで、整備知識識、 整備技術、接客技術の総合⼒力力を競い合います。 講習だけでなく、ステップアップ⽅方式の資格認定制度度や技能コン テストの開催はサービスマンの向上意欲を⾼高め、販売店の集客⼒力力ア ップにもつながると好評で、2014年年7⽉月現在、41拠点・約3万3000 }qª kpom +¨8=¤¿ÀÚÄqxquqi } i |i|Û}|Ü-µK(®©¤:µÒÁÚ˨ Ö¼ÏÚºª/;©D«¨®zqÛqxquqi zq{}|i ji qrrt||y{vt|i qrqstx Ü |q Û qxquqi |qw|ti qrqstxÜN ²´´©e¤´ >R2¨[Gi ⼈人がYTA認定整備⼠士の資格を取得し、各国地域で活躍しています。 またYTAとは異異なる、地域ごとの活動も進んでいます。世界屈指 の⼆二輪輪⾞車車保有国インドネシアでは、1990年年、現地法⼈人YIMMと政府 機関が協⼒力力して独⾃自のサービスマン育成スクールを設⽴立立。すでに 3000⼈人以上の卒業者を送り出しており、2010年年にはYMVNがベトナムで、2012年年にはTYMがタイで同様の訓練 学校が開校。優秀なサービスマンの養成に貢献しています。 「純正部品」の価値を⾼高める流流通システム どれほどサービス技術を磨いたとしても、これがなくては困る……。というのが、もうひとつの「S」、純正部 品(Spare parts)。代えの効かない専⽤用部品はもちろん、何げないネジ1本に⾄至るまで徹底した品質管理理がなさ れているため、正確で質の⾼高いサービスには必要不不可⽋欠なものです。 しかし、⼀一度度そろえれば永続的に使うことができる設備機器・⼯工具と違って、機能部品・消耗部品やオイルな どのケミカル⽤用品は、何かひとつ⾜足りないだけで何⽇日もお客さまを待たせてしまうことになりますし、間に合わ せの中古品では、それがトラブルの原因を作り、⾃自分やお店の信⽤用を⼤大きく傷つける結果になりかねません。と いって、それを解消するにはそれぞれの販売店が⼤大量量の部品在庫を持たねばならず、⼤大きな負担を⽣生じていまし た。 そこでヤマハは、2000年年代に⼊入り、グローバルな規模で部品供給の効率率率化に着⼿手。⽇日本、中国、アジア、ヨー ロッパ、北北⽶米、中南⽶米にそれぞれ1ヵ所ずつ、該当エリア全域をカバーするパーツセンターを設け、ムダな部品在 庫の低減と迅速な部品供給を可能にするシステムを作り上げました。その中核を担うのが、2006年年、⽇日本のヤマ ハ発動機本社近くに設⽴立立した「グローバルパーツセンター」。⽇日本を含む世界6拠点の物流流と情報を⼀一元管理理し、 約30万点に及ぶ部品・⽤用品を世界中に滞りなく送り届けています。 このシステムを活⽤用し、「ワンデーデリバリー」を実現してみせ たのがインドネシア。年年間6,000万個の⼆二輪輪部品が流流通するこの国 は、離離島が点在する東⻄西5,000kmの国⼟土を持ち、けっして物流流に有 利利な⼟土地柄ではありませんが、現地法⼈人YIMMは有⼒力力ディーラーの協 ⼒力力を得て約50ヵ所の部品ストックポイントを設置。さらに各販売店 の在庫管理理システムにも⼯工夫を加え、2012年年、従来1週間から2週 間を要した部品配送の劇的な改善に成功したのです。 ÷ÚÔÚ©c!.©<b¯ ln 3©¿Äºθ ØÄ©7¨°²×ØÃÚÃÕÉÕÚ©µCO¸ ØÅǾ¶ 部品供給とサービスの連動がキー「タイム・コミットメント・サービス」 ヤマハ本社は2014年年1⽉月より、製品保証・サービス・部品・安全推進部⾨門などを⼀一本化した「CS本部」を新設。 アフターサービス全般をいっそうシームレスに連動させ、これまで以上に「お客さま第⼀一」の政策に注⼒力力する⽅方 針を明らかにしました。中でも⼒力力を⼊入れて取り組んでいるのは「タイム・コミットメント・サービス」の仕組み。 これは、販売店に愛⾞車車を持ち込んだお客さまに対し、部品の流流通状況やサービスマンの作業状況から、いつオー Yamaha Motor Monthly Newsletter 3 トバイをお客さまの⼿手元に戻せるのか、その場で正確に⾒見見積もりし 約束するシステムです。 「新興国のお客さまにとって、オートバイは家族の⽣生計を⽀支える 宝物。先進国のお客さまにとっても、オートバイは⼤大切切な相棒です。 お客さまが納得いただけるスピード、技術、価格を具現化し、世界 のどこでも『タイム・コミットメント・サービス』が可能な体制を '¬F_-©¨½ÚÊ¿@0ª$ \#,© g1?,Hµ)³dVθØĤ®³ めざします」と話すのは、CS本部サービス部の責任者。特に⼆二輪輪⾞車車 事業にとって、サービスと部品の部⾨門が⼀一体化するのは30数年年ぶり の⼤大きな改⾰革であり、お客さまの期待を超える取り組みに向け⼀一歩を踏み出したところです。 全製品へ広がる「3S」連動のCS向上プログラム もちろん、「3S」の推進・連動をはかる取り組みは⼆二輪輪⾞車車事業だけではありません。発展途上国や新興国の漁 業を⽀支える船外機、FRPボートのビジネスに、アフターサービスは不不可⽋欠な要素。OMDO(海外市場開拓拓事業部) やME(マリンエンジン)事業部、ボート事業部などが連携し、各地域に合わせた施策を⾏行行っています。またATV についても、OMDOが主体となって中近東に進出し、現地代理理店とともに店舗作りから⼀一貫した「3S」活動を展 開。2000年年から5年年間で販売台数を10倍に伸ばす原動⼒力力となりました。またゴルフカー事業も世界共通のサービ スマン教育プログラム「YGA(YAMAHA GOLF-‐‑‒CAR ACADEMY)」を導⼊入し、2014年年4⽉月、⽇日本でヤマハ独⾃自 のサービス資格店制度度「YGSP(YAMAHA GOLF-‐‑‒CAR SERVICE PROFESSIONAL)」をスタートさせています。 ⼆二輪輪⾞車車、ATV、スノーモビル、船外機 ……。ヤマハは、世界中のお客さまに多 種多様・⾼高品質な製品と、いつどこでも 均⼀一な⾼高いレベルのアフターサービス が受けられる安⼼心感、満⾜足感を提供する 企業でありたい。その根幹を⽀支えるキー x~| ¤ªXQY9¥¥®¨\#,BP¨}qzq|q©µ,S©]A L¤³°¨]Aµ,S©*¨EI£³ ワードが、「3S」なのです。 Yamaha Motor Monthly Newsletter 4 Message from the Editor 先⽇日、久しぶりにツーリングに⾏行行きました。オートバイに乗るのには、なんだか気合いが必要で、当⽇日まで「や っぱり⾞車車で⾏行行こうかな・・・・・・」と迷っていた軟弱なわたしですが、やはり乗ってみると楽しいですね!あまりに も久しぶりだったのでちゃんと⾛走れるか、とても不不安でしたが・・・・・・何のトラブルもなく、往復復340kmの楽しい ツーリングを終えました。 オートバイを買ったあと、何かあったらすぐ駆け込みたいのが「販売店」。「こんな状態でも⾛走れるようになり ますか?」という問いに「もちろんです!」と頼もしく応えてくれるサービスマンは、時に神様のように⾒見見える ことがありますよね。 今号で紹介させていただいた、ヤマハのサービスマンの世界⼀一を決め る「YAMAHA World Technician Grand Prix」の前回のコミュータ ークラスで優勝したのはベトナムのメカニック。ムービー・ドキュメ ンタリ「Moving You」でも紹介しています。⼤大会で上位に⼊入ったサ ービスマンには、指名で修理理やカスタムの依頼が⼊入ることもあると か。 ベトナムの今年年の「YAMAHA World Technician Grand Prix」代表者はなんと⼥女女性。サービスマンたちの熱い戦 いから、今年年も⽬目が離離せません! 齋藤真理理⼦子 Global PR Team, Public Relations & Advertising Division, Yamaha Motor Co., Ltd. 2500 Shingai, Iwata, Shizuoka, 〒438-8501 Japan TEL. 0538-32-1145 FAX. 0538-37-4250 E-mail: [email protected] *Prior to any use of the article(s) and photographs contained within this newsletter, please contact me. Yamaha Motor Monthly Newsletter 5
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