昨年7月~8月にかけ市内各所でマイマイガ(成虫) が大量発生しました。マイマイガは、約10年周期で大 量発生し、一度大量発生すると2~3年継続するといわ れています。 雪囲い外し作業などで卵(卵塊)を発見したら、マイ マイガ(成虫)の大量発生の抑制に向け駆除していただ きたく、ご協力をお願いいたします。 成虫の産卵の様子 卵(卵塊)の駆除方法 角形ペットボトルの底部を切りとったものや、プラスチック製のヘラ、塵取りなどを使 いそぎ落とします。取り除いた卵(卵塊)は、土に深く埋めるか、燃えるごみとして処分 してください。 また、卵(卵塊)の除去が困難な高いところの場合には ガンノズルなど高圧の水で洗い 落す方法も有効とされています。 作業をするときは、卵を覆っている鱗毛(りんもう)が舞い上がり、吸い込んだり目に 入ったりすることがあるので、長袖の衣服や帽子、マスク、ゴーグル、手袋などを着用し て行ってください。 くhd@9 がることに備え、長袖の衣服や帽子、マスク、手袋などを着用し作業を行ってくだ卵を覆っている鱗 毛(りんもう)が舞い上がることに備え、長袖の衣服や帽子、マスク、手袋などを着用し作業を行ってください。 ペットボトルを使っての駆除 ヘラを使っての駆除 マイマイガ(幼虫)の駆除方法は裏ページをご覧ください。 ふ化幼虫の駆除方法 ○卵(卵塊)上にとどまっているふ化幼虫は、粘着テープなどで取ってください。 ○外壁などに付着しているふ化幼虫は、市販の家庭用ガ類用殺虫剤で防除してください。 ○樹木など植物に薬剤散布する場合は、必ず表示を確認し、その植物に登録のある農薬を 使用してください。 ○作業をするときは、長袖の衣服、マスク、手袋などを着用して行ってください。 【ふ化幼虫】 4月上旬から5月にかけて、昨年産み付けられた卵(卵塊)からふ化幼虫が発生します。 淡い茶色から黒色で5㎜程度の幼虫(毛虫)です。 幼虫(毛虫)に触れると皮膚の弱いかたは、赤くはれたりかゆみが伴うことがあります。 幼虫の駆除方法 ○1㎝以上の幼虫(毛虫)は、長袖の衣服、厚手の手袋などを着用し、箸などで捕まえて つぶす。または少量の家庭用洗剤を入れた水に幼虫(毛虫)を入れて、動かなくなった ら処分してください。。 ○大きくなった幼虫(体長約2㎝以上)は、殺虫剤の効果は期待できません。 大量発生した時は、効果的な駆除方法が確立されていないのが現状です。 マイマイガを発生させないためには、卵(卵塊)の除去が最も効果的です。 【マイマイガの習性】 ・産み付けられた卵塊は、4月上中旬頃ふ化し、幼虫(毛虫)にかえります。 ・ふ化直後の幼虫(毛虫)は卵塊の上にいます。 ・幼虫(毛虫)は樹木の葉を食べます。 ・7月~8月頃に蛹(さなぎ)から成虫となり産卵します。 ・成虫になるとオスは日中活発に飛び回り、メスは日没後1~2時間頃に照明などに飛来します。 ・メスは腹部内のすべての卵を1つの塊で産み、産卵しながら卵を鱗毛 (りんもう)で覆います。 ・産卵が終わると死滅します。(成虫の寿命は7~10日間) ・卵塊1個あたりの卵の数は300~600個といわれています。 個人宅、事業所などにおいての卵(卵塊)の駆除につきましては、その所有者、管理者にて駆除に ご協力くださいますようお願いいたします。 ◆お問い合わせ先◆ 妙高市役所 環境生活課 環境企画係 ☎ 74-0033 ※ 妙高市ホームページでも ご覧になれます http://www.city.myoko.niigata.jp/
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