相模原市立上溝中学校 保健だより№18 平成 27年2月19日発行 立春を過ぎ寒さが和らぐと思いきやまだまだ寒い日が続いています。相模原市内では学級閉鎖をしている学 校がある中、上溝中学校ではインフルエンザにかかる生徒が少なく落ち着いた3学期が過ごせており、ひとり 一人の予防への意識が高まってきたのだと感じています。 3 年生は公立試験も終わりホッとしているかと思いますが、来週には学期末テストが控えています。1・2年 生にとっては今年度最後のテストとなります。テスト勉強等忙しくなると思いますが、うがい手洗いをしっか り行い体調管理には十分に気をつけましょう。 相模原市内の小中学校では学級閉鎖を行っている学校があります。上溝中もまだまだ注意が必要です。 引き続きインフルエンザにかかった場合は出席停止期間の確認をいたしますので学校まで連絡ください。 Q1:ヒノキ・スギ総飛散量について →関東地方では今年は多く例年よもやや多い(120%以上~150%未満)と予測されています Q2:スギ花粉の飛散時期について →平成 26 年の春の比較では遅くなると予想されていますが全国的にはほぼ平年並みです Q3:飛散ピーク時期について →3 月上旬~中旬にかけてピークとなる見込みです ① マスク、メガネを着用する。(下記参照) ② 窓を開ける時にはレースのカーテンなどで 遮る。開ける幅は 10cm 程度にとどめる。 ③ 掃除をこまめに行う。掃除機だけでなく、濡 れ雑巾やモップを使って掃除する。 ④ 洗濯物は部屋の中に干す。 マスク・メガネの予防効果と実証実験データを紹介します! [マスク] マスクの装用は吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を軽くする効果があります。性 能の良いマスクでは95%以上の花粉をカットできるものがありますが、大事なことは顔にフィットするものを 選ぶことで、横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。使いやすいマスクは顔にフィットし、息が しやすいもの、衛生面からは使い捨てのものが推奨されます。なお、マスクの内側にガーゼを当てること(イン ナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。 [メガネ] 実験では、メガネを使用しない場合に比べて、 通常のメガネでも眼に入る花粉量はおよそ 40%減少し、防御カバーのついた花粉症用の メガネではおよそ65%も減少します。 花粉の飛散している季節にコンタクトレンズを 使用すると、コンタクトレンズによる刺激が 花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を増幅 する可能性があるため、メガネに替えた方が よいと考えられています。 (花粉環境保健マニュアルより抜粋) 鼻粘膜の花粉量 目粘膜の花粉量
© Copyright 2024 ExpyDoc