工事内容 工事現場における安全対策及び地域とのコミュニケーションについて

工事現場における安全対策及び地域とのコミュニケーションについて
発注者
施工者
工事名
発表者
新庄河川事務所
株式会社新庄・鈴木・柴田組
最上川中流毒沢地区護岸工事
現場代理人 柴崎 将之
監理技術者 柴崎 将之
1 はじめに
本工事は、毒沢地区における河川管理施設機能の維持を目的とした工事であります。
工事内容として、仮締切工(大型土のうL=140m)を施工後、根固ブロック、多自然型護岸工
かごマットの構造物を築造し、今回整備する護岸補修によって完成後の浸食等の防止を
目的とするものです。
○工事内容
・河川土工 1式 【掘削工(350㎥)】【盛土工(800㎥)】
・法覆護岸工 1式 【かごマットH=500㎜(1650㎡)】
・根固め工 1式 【根固ブロック(228㎡)】
・仮設工 1式 【仮締切工(140m)】
2 本工事着手に伴い
本工事現場は、集落内及び農道、私道を通行する為、地域住民の皆様からご理解とご協力を
得るために、工事着手前に地元説明会を実施しました。又、集落内に注意喚起の看板を設置
し、工事関係者に周知しました。現在まで苦情無く施工しています。
3 地域とのコミュニケーションについて
工事現場へは集落内を大型車両が往来する為、又重機作業に伴う騒音等へ、地域住民の
方に少しでも理解と協力を得る目的で、当現場では下記項目を実施しました。
<毒沢地区のおさいどへの参加>
【評価】
おさいど参加により、地域住民の方々との交流が深まり大変喜んでもらい、少しでも
建設工事へのイメージが良い方向に向けられたのではと思います。
4 安全管理の工夫について
仮締切工の点検にあたり、独自の安全点検チェックリストを作成し、チェック項目を作業従事者全員に
配布し、作業開始前だけでなく、作業中も常に状態を確認する様に呼びかけました。
些細な事でも『ほう・れん・そう』を行う様にする事で、締切崩壊による事故防止に役立て
ればと思います。
5 最後に
本工事に於いては、工事に携わる労働者及び工事にご協力してくださった地域住民の安全
を第一に考え、その中で「どのような安全管理・対策が適しているのか」を十分重視するこ
との大切さ、重要性を再確認しながら施工を進めていきます。
尚、安全管理・品質管理・工程管理は当然の事で、その他に「創意工夫」を常に考えながら
環境の良い現場づくりと地域住民に安心感を持たせられることに力を入れ、作業員一人一人
が無事故に現場を終わらせられる様に全力を尽くします。