住民記録、戸籍、保険年金、 総合収滞納、下水道、市有財産

相模原市
基幹システム(住民記録、戸籍、保険年金、
総合収滞納、下水道、市有財産)に係る
要求仕様書(案)に関する意見招請
平成27年1月
相模原市 企画財政局 企画部 情報政策課
目次
1.
意見招請の概要 ............................................................................................................... 1
2.
意見招請の対象 ............................................................................................................... 2
(1) 住民記録グループ ...................................................................................................... 2
(2) 戸籍グループ ............................................................................................................. 2
(3) 保険年金グループ ...................................................................................................... 3
(4) 総合収滞納グループ .................................................................................................. 3
(5) 下水道グループ .......................................................................................................... 3
(6) 市有財産グループ ...................................................................................................... 3
3.
意見招請の要領 ............................................................................................................... 4
(1) 秘密保持誓約書の提出及び資料貸与方法.................................................................. 4
(2) 質疑及び説明会予約方法 ........................................................................................... 4
(3) 意見書等の提出方法 .................................................................................................. 5
(4) 意見書の様式 ............................................................................................................. 5
(5) 提出資料..................................................................................................................... 5
(6) 作成要領..................................................................................................................... 7
(7) その他 ........................................................................................................................ 7
別紙(誓約書受領後に貸与)
資料1 「基幹システム最適化基本計画(公開版)
」
資料2
「基幹システム最適化実施計画(公開版)
」
資料3
「共通基盤システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(別添資料含む)
」
資料4 「住民記録システム等開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)」
資料5
「戸籍システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)」
資料6
「保険年金システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)
」
資料7
「総合収滞納システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)」
資料8
「下水道システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)
」
資料9
「市有財産システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)
」
様式(様式 1 以外は、誓約書受領後に受け渡し)
様式1
秘密保持誓約書
様式2
意見招請に係る回答提出書
様式3
意見書
様式4
参考見積書
様式5
機能要求一覧
様式6
帳票一覧
i
1. 意見招請の概要
相模原市(以下、
「本市」という。)では、平成 22 年 3 月に策定した「相模原市情報マネ
ジメント推進計画」に基づき電子自治体の構築を推進している。その一環として、現在ホ
ストコンピュータで運用している業務システム及びホストコンピュータと連携するサーバ
ーシステム(以下、「基幹システム」という。)について、ホストコンピュータの廃止及び
パッケージシステムの導入をはじめとする全体最適化を図るため、平成 24 年度に「基幹シ
ステム最適化基本計画」
(【資料1】
)を、平成 25 年度に「基幹システム最適化実施計画」
(【資
料2】
)を策定し、新基幹システムの構築を推進しているところである。
「基幹システム最適化基本計画」で掲げた基本方針のとおり、複数の業務システム間の
情報連携や機能の標準化・統合化を図り、基幹システム全体の効率化を実現するため共通
基盤システム(【資料3】)を導入する。また、共通基盤システム導入と併せて、障害発生
時の円滑な対応、問い合わせ窓口の一本化、運用コストの削減等、効果的な運用管理の実
現を目的として統合運用管理を導入する。そのうえで、業務システム(調達単位:住民記
録グループ、戸籍グループ、保険年金グループ、課税グループ、総合収滞納グループ、保
健福祉グループ、下水道グループ、市有財産グループ)は、共通基盤システム及び統合運
用管理での提供機能・サービス等を最大限に活用するとともに、当該システムのパッケー
ジソフトウェア導入により、効率性や正確性を高めた事務の流れを実現する。そのために、
本市規模で導入実績のあるパッケージソフトウェアが持つ機能等を踏まえて、特定製品に
依存することなく、投資効果の最大化を目指してシステム要求仕様の精査を行っている。
業務システム
住民記録
システム等
【住民記録グループ】
市有財産
下水道
戸籍
総合収滞納
国民健康保険
市県民税
福祉医療
システム
システム
システム
システム
システム等
システム等
システム等
【戸籍グループ】 【保険年金グループ】 【課税グループ】 【総合収滞納グループ】 【保健福祉グループ】 【下水道グループ】 【市有財産グループ】
共通基盤
システム
データ連携
機能
統合DB
機能
認証
機能
EUC
機能
ポータル
機能
日本語管理
機能
統合運用管理
機能
帳票管理
機能
セキュリティ管理
機能
番号制度対応
機能
今回の意見招請は、本市が整理した住民記録グループ、戸籍グループ、保険年金グルー
プ、総合収滞納グループ、下水道グループ、市有財産グループの要求仕様書案に対し、貴
社における本市規模の導入事例やハードウェア/OS/ミドルウェア製品、パッケージソ
フトウェア機能、運用保守サービスメニュー等に基づき、本市にとって有益な意見を求め
るものである。
なお、今回の依頼については、本市の要求仕様を最終的に精査するために幅広く意見を
1
募るものであり、正式な調達に対する提案の依頼ではない。
2. 意見招請の対象
今回の意見招請の対象は、以下のとおりであり、調達グループ単位に回答を求める。す
べての調達グループを回答する必要はない。ただし、回答する調達グループについては、
すべてのシステムについて回答するものとして、一部のみのシステムの回答は認めない。
なお、他事業者との協業による複数社での回答は可とする。
また、今回の意見招請は、本市の基幹システム最適化に係るものであり、共通基盤シス
テムの利用や、調達グループ単位に開発・保守等事業者が異なるマルチベンダー環境を前
提条件として回答していただく必要があり、シングルベンダー環境を前提とした一般的な
回答は求めていない。
(1)住民記録グループ
住民記録グループにおける業務システムは、住民記録システム(住民記録バックア
ップシステム含む)
、印鑑登録システム、選挙システム(投票管理システム含む)で構
成される。
住民記録グループの調達は、「住民記録システム等開発・保守・運用業務」として以
下の 3 点を調達範囲としており、
「住民記録システム等開発・保守・運用業務に係る要
求仕様書(案)」【資料4】は、その調達にあたっての要求仕様をとりまとめたものあ
る。
ア 住民記録システム、印鑑登録システム、選挙システムの開発・保守・統合運用支
援
イ 住民記録システム、印鑑登録システム、選挙システムに必要なOS及びミドルウ
ェアの導入・保守
ウ 住民記録システム、印鑑登録システム、選挙システムに必要な周辺機器の導入・
保守
(2)戸籍グループ
戸籍グループにおける業務システムは、戸籍システムで構成される。
戸籍グループの調達は、
「戸籍システム開発・保守・運用業務」として以下の 3 点を
調達範囲としており、
「戸籍システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書(案)」
【資
料5】は、その調達にあたっての要求仕様をとりまとめたものある。
ア 戸籍システムの開発・保守・統合運用支援
イ 戸籍システムに必要なOS及びミドルウェアの導入・保守
ウ 戸籍システムに必要な周辺機器の導入・保守
2
(3)保険年金グループ
保険年金グループにおける業務システムは、国民健康保険システム(収滞納除く)、
国民年金システム、介護保険システム、後期高齢者医療システムで構成される。
保険年金グループの調達は、「保険年金システム開発・保守・運用業務」として以下
の 3 点を調達範囲としており、
「保険年金システム開発・保守・運用業務に係る要求仕
様書(案)」
【資料6】は、その調達にあたっての要求仕様をとりまとめたものある。
ア 国民健康保険システム、国民年金システム、介護保険システム、後期高齢者医療
システムの開発・保守・統合運用支援
イ 国民健康保険システム、国民年金システム、介護保険システム、後期高齢者医療
システムに必要なOS及びミドルウェアの導入・保守
ウ 国民健康保険システム、国民年金システム、介護保険システム、後期高齢者医療
システムに必要な周辺機器の導入・保守
(4)総合収滞納グループ
総合収滞納グループにおける業務システムは、課税システム(市県民税等)や国民
健康保険システム(国民健康保険税)に係る総合収滞納システムで構成される。
総合収滞納グループの調達は、
「総合収滞納システム開発・保守・運用業務」として
以下の 3 点を調達範囲としており、
「総合収滞納システム開発・保守・運用業務に係る
要求仕様書(案)」【資料7】は、その調達にあたっての要求仕様をとりまとめたもの
ある。
ア 総合収滞納システムの開発・保守・統合運用支援
イ 総合収滞納システムに必要なOS及びミドルウェアの導入・保守
ウ 総合収滞納システムに必要な周辺機器の導入・保守
(5)下水道グループ
下水道グループにおける業務システムは、下水道(負担金・分担金・浄化槽)シス
テムで構成される。
下水道グループの調達は、
「下水道システム開発・保守・運用業務」として以下の 3
点を調達範囲としており、「下水道システム開発・保守・運用業務に係る要求仕様書
(案)」
【資料8】は、その調達にあたっての要求仕様をとりまとめたものある。
ア 下水道システム(負担金・分担金・浄化槽)の開発・保守・統合運用支援
イ 下水道システム(負担金・分担金・浄化槽)に必要なOS及びミドルウェアの導
入・保守
ウ 下水道システム(負担金・分担金・浄化槽)に必要な周辺機器の導入・保守
(6)市有財産グループ
市有財産グループにおける業務システムは、市有財産システムで構成される。
3
市有財産グループの調達は、「市有財産システム開発・保守・運用業務」として以下
の 3 点を調達範囲としており、
「市有財産システム開発・保守・運用業務に係る要求仕
様書(案)」
【資料9】は、その調達にあたっての要求仕様をとりまとめたものある。
ア 市有財産システムの開発・保守・統合運用支援
イ 市有財産システムに必要なOS及びミドルウェアの導入・保守
ウ 市有財産システムに必要な周辺機器の導入・保守
3. 意見招請の要領
(1)秘密保持誓約書の提出及び資料貸与方法
ア 期間
平成 27 年 1 月 19 日(月)∼1 月 23 日(金)
本市開庁日 9:00∼17:00 の間に事前連絡し日程を調整の上、所定
の日時に来庁し、捺印した秘密保持誓約書の提出及び資料貸与を受け
ること。郵送での秘密保持誓約書の提出及び資料貸与は認めない。
イ 提出場所 相模原市企画財政局企画部情報政策課
ウ 提出部数 秘密保持誓約書
担当:風間、中島、小玉
紙1部
エ 提出方法 持参
(2)質疑及び説明会予約方法
不明点等の質問事項については、次の受付期限まで随時受け付ける。質問事項があ
る場合は、任意様式で、問い合わせ窓口まで電子メールにて送付すること。なお、回
答については、原則として個別対応とする。
また、貴社提出の意見書の内容について、本市に対して各調達グループ1時間以内
での説明会(ヒアリング)を開催することが可能である。説明会開催希望日程につい
ても、質疑と同じ日程で次の受付期限まで随時受け付け、原則として先着順に日程の
調整を行う。この説明会開催は必須ではなく、下記ウの各調達グループにおける割り
当て時間が埋まった場合には開催できない。意見書提出の意向が確定しない段階で、
説明会日程を予約することは慎むこと。
ア 受付期限 平成 27 年 1 月 23 日(金)17:00
イ 問い合わせ窓口
相模原市企画財政局企画部情報政策課(担当:風間、中島、小玉)
住所
:〒252-5277 相模原市中央区中央 2-11-15
電話番号
:042-769-8212
電子メール:[email protected]
※(7)に示す支援事業者を含む
ウ 意見書に係る説明会(ヒアリング)候補日程
住民記録グループ
:平成 27 年 2 月 10 日(火)10:00∼17:00
戸籍グループ
:平成 27 年 2 月 10 日(火)15:00∼17:00
保険年金グループ
:平成 27 年 2 月 12 日(木)10:00∼17:00
4
総合収滞納グループ:平成 27 年 2 月 13 日(金)10:00∼17:00
下水道グループ
:平成 27 年 2 月 13 日(金)15:00∼17:00
市有財産グループ
:平成 27 年 2 月 12 日(木)15:00∼17:00
※いずれも、12:00∼13:00 は除く。
(3)意見書等の提出方法
オ 提出期限 平成 27 年 2 月 6 日(金)16:00
持参の場合は本市開庁日 9:00∼17:00 の間に提出する。
カ 提出場所 相模原市企画財政局企画部情報政策課
担当:風間、中島、小玉
2部
キ 提出部数 紙
電子データ
2 部(CD-R またはそれに類するもの。)
※本市が指定した様式にて回答し、(5)提出資料のイ∼エ(様式
3∼6)については、Excel ファイルの提出とする。
ク 提出方法 持参または郵送(郵送の場合は必着。
)
(4)意見書の様式
意見書は、1 つの意見について、次の項目から構成する。
ア 項番(連番)
イ 文書名
ウ 頁
エ 章節番号
オ 見出し
カ 対象箇所(次の「キ 意見の種類」が「追加」である場合には、記載の省略可)
キ 意見の種類(「変更」
、「追加」、「削除」、「その他」等を記載)
ク 意見(可能な限り具体的に記載)
ケ 意見の提出理由(本市にとっての有益性を記載)
(5)提出資料
以下のイ∼オについては、調達グループ単位でファイルを分けて作成すること。
ア 意見招請に係る回答提出書(様式2)

回答いただく調達グループと、その調達グループに含まれる業務システム
に関して本市提案が想定されるパッケージソフトウェアの商品名/バージ
ョン等の情報について、記載ください。
イ 意見書(様式3)
ウ 参考見積書(様式4)

各調達グループにおける要求仕様書(案)の内容を踏まえて、パッケージ
ソフトウェア経費、カスタマイズ経費、運用保守経費、ソフトウェア経費、
5
ハードウェア経費等の所要経費をご提示ください。

OS/ミドルウェアについては、ソフトウェア明細を記載ください。

ハードウェアについては、必要となるCPU,メモリ等の情報を記したハ
ードウェア明細を添付ください。

契約形態としては、調達単位に含まれる業務システムのシステム開発・保
守、ハードウェア導入・保守等を包括したサービス提供とし、費用の支払
方法は、業務システム運用開始(稼働)後の 10 年間の月数で均等割した
うえで、月毎の支払とすることを想定しています。
エ 機能要求一覧(様式5)及び帳票一覧(様式6)

本市が作成した各業務システムの機能要求一覧及び帳票一覧の要求事項に
て、本市提案が想定されるパッケージソフトウェアでの実装有無、カスタ
マイズ/アドオンが必要な場合の実現性、その他代替運用案や更に効果
的・効率的な機能・運用面での提案について、記載ください。

機能要求一覧及び帳票一覧の要求事項への回答作成要領は、次のとおりで
す。

要求仕様書(案)の「機能要求一覧の基本的な考え方」、「帳票一覧の基本
的な考え方」を参照し、本市の機能及び帳票の要求事項に対する考え方を
踏まえて、記載してください。

要求仕様書(案)の「EUCデータ抽出の基本的な考え方」を参照し、本
市のEUCに対する考え方を踏まえて、EUCでの提案をしてください。
回答項目
①パッケージ機
能の有無
②パッケージ機
能に係る補足(代
替機能、運用提
案)
説明(回答作成要領)
機能要求および帳票に対して、機能要求・帳票毎に貴社提案
のパッケージソフトウェアでの実現可否を以下に示す表を参照
し、該当する記号を記入する。
実現の可否
パッケージソフ
トウェア機能で
実現可能
記号
◎
⃝
パッケージソフ
トウェア機能に
本市独自の改
修等をすること
により実現可能
実現不可
△
▲
実現方法
現時点で標準実装
実装予定(現時点ではパッケー
ジソフトウェアの機能に無いが、
将来的に、実装する予定である
場合)
アドオン(パッケージソフトウェア
自体は改修せず、本市独自の
機能を追加する方法)
カスタマイズ(パッケージソフトウ
ェア自体を改修する方法)
×
上記①の実現可否を「◎」以外で回答したものを対象に、
「○」の場合は実装時期、「△」「▲」「×」の場合には他の方法
(オプション機能の追加、EUC機能の利用、運用代替等)での
実現内容/事例を記入する。また、他の方法で実現する場合
6
回答項目
③改修等に係る
概算費用(円)
説明(回答作成要領)
(EUC機能等)に新たに経費が発生する場合は、その概算経
費も記載すること。
上記①の実現可否を「△」「▲」としたものについて、アドオンや
カスタマイズに係る概算費用を記入する。上記②で回答の代替
機能や運用提案に関する概算経費を記載することがないよう注
意すること。
オ その他、意見書に関する補足説明資料
※任意
(6)作成要領
資料については、次の方法による作成を依頼する。
ア 様式
様式の定めてあるものについては、添付する指定の様式により作成すること。
その他の様式については、様式は特に定めない。
イ 使用ソフト
CD-R 等 に 収 録 す る フ ァ イ ル は 、 マ イ ク ロ ソ フ ト 社 製 Word 、 Excel 、
PowerPoint による、編集可能な形式で収録すること。
なお、様式で定めた資料については、添付するファイルを利用して作成する
こと。
(7)その他
・ 今回の意見招請に際し、今後の調達等において特に優遇または不利な取り扱いが行
われることはない。
・ 今回の意見に対する個々の対応結果は、開示しない。
・ 今回の依頼に関して発生する費用は、貴社にて負担すること。
・ 別途、追加質問を行う場合がある。
・ 提出された資料の返却は行わない。提出資料について、本市においてコピーもしく
はプリントアウトして、本案件の目的のため、本市職員および本市の基幹システム
最適化事業の支援事業者が使用することがある。
(平成26年度受託事業者は株式会社三菱総合研究所、平成27年度以降は未定)
・ 提出された情報は、貴社の著作物であり、本市の基幹システム最適化事業の目的以
外の用途に使用することはなく、貴社に無断で他団体及び他事業者に配布すること
はしない。
・ 今回の意見招請にあたって本市から貸与した配布物については、秘密保持誓約書に
従って扱うものとして、取扱いに注意すること。
7