2-18

数学到達度検証試験徹底研究完全対策
1
Ⅱ- 18
四面体 OABC の辺 OB,OC を,それぞれ 2:1,1:3 に内分す
3年
3
組
番
氏名
四面体 OABC の辺 OA,OB,OC をそれぞれ 1:2,1:1,2:1 に
る点を P,Q とする。△APQ の重心を G とし,直線 OG と平面
内分する点を順にD,E,F とする。頂点 O と △DEF の重心 G を通
ABC の交点を H とする。OA= ,OB= ,OC= とするとき,次
る直線が,3 点 A,B,C の定める平面 ABC と交わる点を P とする
の問いに答えよ。
とき,OP を OA,OB,OC で表せ。
(1) OGを , , を用いて表せ。
(2) OHを , , を用いて表せ。
2
四面体 OABC の辺 OB,OC を,それぞれ 3:1,1:1 に内分する
点を P,Q とする。△APQ の重心を G とし,直線 OG と平面 ABC
の交点を H とする。OA= a,OB= b,OC= c とするとき,次の問い
に答えよ。
4
四面体 OABC の辺 OA,OB,OC をそれぞれ 1:1,2:1,3:1 に
内分する点を P,Q,R とする。点 O と △PQR の重心 G を通る直線
が平面 ABC と交わる点を K とするとき,
OK を OA= a,OB= b,OC= c で表せ。
(1) OG を a,b,c を用いて表せ。
(2) OH を a,b,c を用いて表せ。
数学到達度検証試験徹底研究完全対策
1
解答
Ⅱ- 18
四面体 OABC の辺 OB,OC を,それぞれ 2:1,1:3 に内分す
3
四面体 OABC の辺 OA,OB,OC をそれぞれ 1:2,1:1,2:1 に
る点を P,Q とする。△APQ の重心を G とし,直線 OG と平面
内分する点を順にD,E,F とする。頂点 O と △DEF の重心 G を通
ABC の交点を H とする。OA= ,OB= ,OC= とするとき,次
る直線が,3 点 A,B,C の定める平面 ABC と交わる点を P とする
の問いに答えよ。
とき,OP を OA,OB,OC で表せ。
解答
(1) OGを , , を用いて表せ。
(2) OHを , , を用いて表せ。
解答
(1) 点Pは辺OBを2:1に内分するから,OP=
2
2
OB= b
3
3
点Qは辺OCを1:3に内分するから,OQ=
1
1
OC= c
4
4
8
OA + OP + OQ
1
2
1
= a+ b+ c
3
3
3
4
1
2
1
c
= a+ b +
3
9
12
9
よって OG=
OD + OE + OF
3
8
b
1 a
2
=
+ + c
3 3
3
2
8
1
2
1
a+ b+
c
3
9
12
1
2
1
kc
= ka + kb +
3
9
12
OH= kOG = k
1
1
2
a+ b+ c
9
6
9
F
G
2
1
E
9
A
C
P
B
8
9
これを変形すると OP-OA= s0OB -OA1 + t0OC -OA1
よって OP= 0 1- s - t1 OA+ sOB+ tOC= 0 1- s - t1 a + sb + tc …… ②
9
①,② から k
k
2
a + b + kc = 0 1- s - t1 a + sb + tc
9
9
6
4 点 O,A,B,C は同じ平面上にないから
点Hは平面ABC上にあるので,
1
2
1
23
36
k+ k+
k =1 k =1 よって,k =
3
9
12
36
23
12
8
3
a+
b+
c
23
23
23
ゆえに k
k
2
=1- s - t,
= s, k= t
9
9
6
k
k
2k
これを解くと k =2
=1- 9
6
9
k =2 を ① に代入して OP=
すなわち OP=
2
2
D
また,P は平面 ABC 上にあるから,s,t を実数として AP= sAB+ tAC と表される。
(2) Hは直線OG上にあるから,OH= kOG となる実数k がある。よって,
以上より,OH=
a
b
2
, OE= , OF= c
3
3
2
1
点 P は直線 OG 上にあるから,OP= kOG 0 k は実数1 とおけて
k
k
1
1
2
2
OP= k a + b + c = a + b + kc …… ①
9
6
9
9
9
6
OD=
=
Gは△APQの重心であるから,
OG =
O
OA= a,OB= b,OC= c とすると
2
1
4
a+ b+ c
9
3
9
2
1
4
OA+ OB+ OC
9
3
9
四面体 OABC の辺 OB,OC を,それぞれ 3:1,1:1 に内分する
点を P,Q とする。△APQ の重心を G とし,直線 OG と平面 ABC
の交点を H とする。OA= a,OB= b,OC= c とするとき,次の問い
4
四面体 OABC の辺 OA,OB,OC をそれぞれ 1:1,2:1,3:1 に
に答えよ。
内分する点を P,Q,R とする。点 O と △PQR の重心 G を通る直線
が平面 ABC と交わる点を K とするとき,
(1) OG を a,b,c を用いて表せ。
OK を OA= a,OB= b,OC= c で表せ。
(2) OH を a,b,c を用いて表せ。
解答
解答
(1) 点 P は辺 OB を 3:1 に内分するから OP=
点 Q は辺 OC を 1:1 に内分するから OQ=
3
3
OB= b
4
4
1
1
OC= c
2
2
G は △APQ の重心であるから
OG=
OP=
OG=
OA + OP + OQ
1
3
1
1
1
1
= a+ b+ c = a+ b+ c
3
3
4
2
3
4
6
8
点 K は直線 OG 上にあるから OK= kOG (k は実数) とおける。
9
(2) H は直線 OG 上にあるから OH= kOG となる実数 k がある。
1
1
1
よって OH= kOG= ka + kb + kc …… ①
3
4
6
ここで,H は平面 ABC 上にあるから,CH= sCA+ tCB
となる実数 s,t がある。
=
1
2
3
a,OQ= b,OR= c であるから
2
3
4
1
2
1
a+ b + c
6
9
4
①,② から 1
1
1
ka + kb + kc = sa + tb + 0 1- s - t 1c
3
4
6
4 点 O,A,B,C は同じ平面上にないから 1
1
1
k = s, k = t, k =1- s - t
3
4
6
よって 1
1
1
4
k =1- k - k ゆえに k =
6
3
4
3
したがって OH=
4
1
2
a+ b+ c
9
3
9
9
8 6 a+ 9 b+ 4 c 9
=
1
2
1
よって k =
A
k
2k
k
a+
b+ c
6
9
4
ところで,点 K は平面 ABC 上にあるから 3
2
P
1
よって OK= kOG = k
ゆえに OH=OC+CH= c + 6s0a - c1 + t0b - c17
= sa + tb + 0 1- s - t1 c …… ②
8
1
1 1
2
3
OP+OQ +OR 1 =
a+ b+ c
30
3 2
3
4
O
1
R
1
G
C
Q
K 1
B
2k
k
k
+
+ =1
6
9
4
36
6
8
9
したがって OK=
a+
b+
c
23
23
23
23