NC Studioベンチマークシート

NC Studioベンチマーク結果
No データ名称 使用工具 元F値 最小F値 最大F値
1001-1.NT
1002-1.NT
1003-1.NT
1004-1.NT
1005-1.NT
1006-1.NT
合 計
16-1R
10-1R
3RB-1
3RB-2
2RB
1RB
1500
1000
800
800
500
500
500
500
400
400
250
250
2500
1700
1500
1500
1000
800
左記のモデルをCAD/CAMにてNC
データを作成。
形状的に荒取や中仕上げが入ら
ない細い個所や穴形状、鋭角の
コーナーなどが多い形状です。
モデル形状
最適化比較
最適化前
最適化後
6
5
加
工
負
荷
(
㎣
)
4
3
2
1
加工経過(一部抜粋)
2500
4
2000
3
1500
2
1000
1
500
0
0
元の送り速度
グラフ2
2
0.05
1000
2500
0.04
800
0.03
600
0.02
400
0.01
200
0
1
97
193
289
385
481
577
673
769
865
961
1057
1153
1249
1345
1441
1537
1633
1729
1825
1921
0
最適化速度
グラフ1とグラフ2は最適化前と最適化後の加工負荷
の比較のグラフです。
3000
送
2000 り
1500 速
度
1000 (
F
500 )
加 1.5
工
負 1
荷
(
㎣ 0.5
)
0
0
最適化体積(mm3)
最適化速度
グラフ3
負荷と速度変化(O1006-1.NT)
負荷と速度変化
グラフ4
5
加工経過(一部抜粋)
グラフ1
加工負荷
3000
1
97
193
289
385
481
577
673
769
865
961
1057
1153
1249
1345
1441
1537
1633
1729
1825
1921
1
97
193
289
385
481
577
673
769
865
961
1057
1153
1249
1345
1441
1537
1633
1729
1825
1921
0
6
1
21
41
61
81
101
121
141
161
181
201
221
241
261
281
301
321
341
361
381
401
421
441
461
481
501
加
工
負
荷
(
㎣
)
最適化ライン
速度変化
1
97
193
289
385
481
577
673
769
865
961
1057
1153
1249
1345
1441
1537
1633
1729
1825
1921
1
2
3
4
5
6
元データ
最適化後
時間比率
距離(m) 時間 距離(m) 時間
47.3 0:30:18
45.9 0:22:30
74.3%
63.1 0:46:42
48.3 0:35:36
76.2%
116.2 1:35:12
78.3 0:57:06
60.0%
186.2 3:01:12
132.2 2:00:30
66.5%
52.8 1:37:30
49.6 1:14:00
75.9%
19.5 0:33:48
17.4 0:24:54
73.7%
485.1 8:04:42
371.7 5:34:36
69.0%
加工時間差
2:30:06
グラフ3の速度変化グラフでは、最適化後にどのよう
に変化しているかがわかります。
グラフ4では、負荷に応じて速度が変化しているのが
わかります。
グラフ5はO1006-1.NTの加工負荷と速度の関係のグ
ラフです。
負荷の大きい部分では、速度を遅め加工負荷を軽減
させているのがわかります。
最適化速度
グラフ5
NC Studioでの最適化の定義は加工負荷の検知にあります。
加工負荷を検知し一刃あたりの切削量の一定化を図ることで、切削速度を変化させます。
加工負荷の多い部分では切削速度を遅くして、加工負荷の少ない部分では切削速度を速めることで、加工負荷の一定化を図り、結果的に加工時間の3割短縮を実現しています。