月/日(曜日) 2/21(金) 18:00 記者発表(発表・資料配布) 担当課室 ダイヤルイン 発表者名 (担当係名) (内線) (担当係長名) 水産課 362−3476 近藤 敬三 (漁政係) (4154) (中岸 明彦) その他 東播磨・中播磨・西播 磨・淡路県民局 イカナゴ新子漁の解禁について 瀬戸内海に春の訪れを告げるイカナゴの新子漁(体長30∼50㎜の稚魚)の解禁日が、下記のとおり 決定されました。この解禁日は、資源保護並びに適正な商品サイズでの漁獲を図るため、船びき網漁業の 代表者が、水産技術センターのデータ等をもとに検討し決定したものです。 記 1 解禁日 平成26年2月28日(金)午前6時20分∼ 2 対象海域 大阪湾並びに播磨灘 網入れ 3 イカナゴ新子漁について イカナゴ新子は、2隻の漁船により海の表層を網でひく「船びき網漁業」で漁獲され、 “くぎ煮”や“釜 揚げ”などとして消費されます。近年、消費者自らが生のイカナゴ新子を購入し、自宅でくぎ煮を作る 風習が、東播磨地域から瀬戸内海沿岸全域に広がり、各家庭の味として地域に定着し、 「春の風物詩」と なっています。 4 兵庫県、大阪府での解禁日について 近年では、前年の漁期に漁獲し冷凍保存しているイカナゴの釜揚げ製品が年中出回り、特に年明けか らは消費者が「新もの」と混同しやすい状況が生じています。 このため、消費者に新鮮でおいしい「旬もの」を提供するため、大阪湾と播磨灘で操業する兵庫県と 大阪府の関係漁業者が一体となって解禁日を決定し、漁況の正確な情報を発信しています。 また、適正サイズで漁獲することなどにより、資源管理の取組を進めています。 5 「兵庫県イカナゴ謝恩実行委員会」によるイカナゴ販売促進活動について 県内の関係漁業者等で構成される「兵庫県イカナゴ謝恩実行委員会」では、解禁に合わせて、イカナ ゴ新子のキャラクター“新子ちゃん” “新平くん”による販売促進のためのPR活動を実施します。県内 主要量販店での料理レシピなどのリーフレットの配布、イカナゴの釜揚げ・カナギチリメン等の無料試 食会やイカナゴ料理教室の開催などを予定しています。また、県漁連ホームページでもその日の漁模様 などの情報発信を行います。 6 放射性物質の検査について 試験操業により採取されたイカナゴ新仔の検査を実施したところ、放射性物質は検出されず、安全が 確認されました(※)。 (※)検出下限値 5.0ベクレル/キロ 【参考】イカナゴの漁獲状況 年 H21 H22 H23 H24 H25 漁獲量 3,309 トン 6,200 トン 19,999 トン 10,621 トン 14,383 トン H21∼H23 は新子以外も含む (出典「兵庫県水産業の動き」)、H24、H25 は新子のみ(水産課調べ) 販売促進活動に関する照会先: JF兵庫県漁連 指導部及び SEAT-CLUB 〒673-0883 明石市中崎1-2-3 TEL 078-940-8013 FAX 078-917-3811 HP WWW.jf-net.ne.jp/hggyoren
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