別紙 留意事項(緊急雇用創出基金事業(地域人づくり事業(雇用

別紙
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留意事項(緊急雇用創出基金事業(地域人づくり事業(雇用拡大プロセス(非雇用型))))
基金事業の目的
緊急雇用創出基金事業は、現下の雇用失業情勢にかんがみ、失業者に対して、次の雇用までの短期
の雇用機会を創出・提供する等とともに、経済の成長力の底上げと好循環の実現を図るため、賃金の
上昇等の在職者の処遇を改善する等により、これらの者の生活の安定を図ることを目的とするもので
す。
地域人づくり事業(雇用拡大プロセス(非雇用型))は、地域の失業者に対して、地域のニーズに応
じた人材育成又は就業支援を実施するものです。
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契約の基本的事項
(1)
事業費
①
事業費の精算は、事業終了後に行います。
(注)事業費には、セミナー等の会場費、周知広報経費、講師謝金、事業に従事する既存社員の賃
金実費分、単発的なイベント開催時に必要となる人員の人件費を含みます。
既存社員の賃金実費分を計上する場合は、当該社員の委託業務への従事状況(日数、勤務時
間数、勤務時間、従事内容等)が把握できるように業務日誌等の書類を整備しておいてください。
なお、支援対象者に係る費用(旅費、日当等)は、対象となりません。
②
事務費のうち、いわゆる一般管理費については、使途・内訳が明らかな経費を事業の対象とします。
実績報告時には、当該事業の実施による支出を証明する書類、算出根拠がわかる資料等を添付してく
ださい。
(2)
備品の購入
事業の実施に伴い必要となる備品類については、原則としてリース又はレンタルで対応してく
ださい。
また、リース契約終了後、無償等で借り手に所有権を譲渡する旨の特記のあるリース契約につ
いては、実態が購入による財産取得と変わらないこと等から、リース契約終了後、貸し手にリー
ス物件を返還する(所有権の移転が生じない)リース契約としてください。
(3)
再委託
再委託は原則として認められませんが、事業の性質からやむを得ないと考えられるものについ
ては、労働雇用課に事前に相談してください。
(4)
各種助成金との併給調整
委託事業を行う事業主に対する委託費の支給事由と同一の事由により支給要件を満たすことと
なる各種助成金のうち国が実施するもの(国が他の団体等に委託して実施するものを含む。)(別
紙参照)との併給はできません。
(5)
収入の取扱い
委託費により発生した収入があるときは、返還の必要があります。
(6) 人材育成・就業支援計画
人材育成に係る事業については、
「人材育成・就業支援計画」を策定し、これに基づき人材育成
及び就業支援を行う必要があります。
それ以外の事業(就職支援セミナー、合同就職説明会等)のみを実施する場合は、作成を必要と
しません。
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失業者について
本事業においては、失業者に対する就業支援及び雇用機会を提供することを目的としています。
(1)
「失業者」とは、以下の状態にある者をいいます。
①
公共職業安定所(以下「ハローワーク」という。
)に求職申込を行っており、自分に適した仕事があ
れば紹介を受け、すぐに就職できる者
②
ハローワークには求職申込を行ってはいないが、その他の方法で求職活動(民間職業紹介機関への
求職登録、新聞求人欄、求人情報誌、知人への依頼等により常に職を探している)を行っており、自
分に適した仕事があれば、すぐにでも就職できる者
③
失業者とは、現に失業状態にあり、求職活動を行っているものだけでなく、面接中には 在職(パ
ート・アルバイト等の非正規雇用を含む。)中であり、委託事業開始前に、契約期間満了等が確実な
ものは失業者として取り扱います。また、登録型派遣労働者であって、常用雇用に向けて仕事を探し
ていることを常態としている場合も
(2)
失業者として取り扱います。
学生(夜間部の学生を除く。
)、求職活動を行っていない主婦(夫)などは、失業者には含
まれませんので注意してください。
ただし、学生のうち、高校、大学等の最終年次であり、就職を希望していながら、内定解禁
後においても内定が得られていない者については、例外的に支援の対象として差し支えありま
せん。
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事業成果の確認
(1)
本事業の成果は、実施した事業により就職した人数等により判断します。セミナー等の参加
者数は成果とみなしません。
本事業により支援され、就職したとみなされる者の雇用形態は、正規雇用の他、パート、契
約社員、派遣社員などの非正規雇用を含みます。この他、失業状態から継続的な就業(シルバ
ー人材センターを介した就業、協同労働を含む)に繋がった場合も含みます。ただし、ボラン
ティアは除きます。
(2)
人材育成に係る事業については、実施状況について、人材育成・就業支援報告を作成し、委
託契約終了時に実績報告書に添付し提出してください。
5 事業終了後のアンケート等の実施
委託事業終了後、国又は県が本委託事業についてアンケート等を実施する場合は、ご協力をお願い
します。
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個人情報の取り扱い
業務の実施にあたっては、個人情報の取扱いには十分注意してください。
7
関係書類の保存
委託費については、その内容を明らかにするため、委託事業に係る会計を他の事業に係る会計と
区分して経理するとともに、労働関係帳簿、採用関係書類及び会計関係帳簿等の事業に係る書類を、
当該委託事業が完了した日の属する富山県の会計年度終了後、5年間保管しておくようお願いします。
なお、緊急雇用創出基金事業は、会計検査の対象となっていることから、事業に関する書類の整備
及び保存には十分注意してください。
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