PDFファイル/254KB

福岡県緊急雇用創出臨時特例基金事業
平成27年度「福岡県30代チャレンジ応援センター事業研修等業務」企画作成仕様書
1
委託業務名
福岡県30代チャレンジ応援センター事業研修等業務
2
福岡県30代チャレンジ応援センターの目的
学校卒業時が就職氷河期であったことなどを背景に、パート・アルバイトでの就業期間が長期化
していることの多い30代求職者に対して、正社員としての就職を支援する。
3
契約期間及び実施期間
契約締結日~平成28年3月31日
4
委託業務による支援対象者
概ね30~39歳の求職者
ただし、29歳以下の求職者についても求職者からの希望があれば支援可とする。
5
委託業務の目標
(1)30代センター登録者数
年間1,500人
(2)30代求職者の就職者数
年間1,000人
(3)就職者のうち正社員の割合 75%
(4)登録者数に対する就職者数の割合 70%
※上記目標については福岡県30代チャレンジ応援センター事業の他の業務すべてと併せて達
成するものとする。
※目標管理を行うこと。
※本事業における「正社員」とは、次の①または②に該当するものをいう。ただし、パートタイ
ム雇用を除く。
①期間の定めのない雇用。
②6か月以上の雇用期間が定められているものであって、採用時から1年を超えて引き続き雇
用が見込まれるもの。
※「パートタイム雇用」とは、所定労働時間が当該事業所において同種の業務に従事する通常の
労働者の所定労働時間に比べ短いものをいう。
6
委託業務の内容
以下の業務について、福岡県及び総括・コーディネート等業務受託者(以下「福岡県等」という。
)
の指導・助言のもとに実施すること。
なお、本業務は福岡県30代チャレンジ応援センター事業キャリアコンサルティング等業務と併
せて一体的に運営すること。ただし、経費に関しては各業務を区分して管理すること。
1
また、業務担当者を1名配置し、福岡県若者しごとサポートセンター事業(別事業)との連携を
図ること。
本業務は緊急雇用創出事業(地域人づくり事業【雇用拡大プロセス】
(非雇用型)
)として実施す
るものであることから、当該事業の要件を満たすようにすること。
※地域人づくり事業【雇用拡大プロセス】(非雇用型)では、本業務に従事するための新規雇用
者を雇い入れることはできない。
(1)基礎研修
・正社員に求められるスキルを身に付け、就職活動への意欲を高める基礎研修を実施すること。
・研修を実施する場所は、受託事業者が準備すること。
・研修内容は、就職するために必要な基本的知識や技能が身に付くものとすること。
・1講座あたりの研修に要する期間の目安を6時間程度とすること。ただし、受講者個人の能
力に応じて期間を短縮または延長することを妨げない。
・企業の考え方や各業界について理解させるため、企業講師による講話を取り入れること。
・パソコンの基本的な操作を身に付けさせるため、OA研修を年12回実施すること。
・その他求職者の要望に応じて必要な研修を実施すること。
・研修の時間帯や期間については、受講者の生活面での負担ができるだけ少なく済むよう、ア
ルバイト等をしながら受講できるように配慮することは差し支えない。
・研修講師は、研修修了者に対し習得度合いをフィードバックすること。
(2)専門研修
・営業職、販売・接客職及びコールセンターオペレーターへ就職しようとする求職者を対象に、
これらの実務に必要な知識・技能を修得する専門研修と実施すること。
・研修を実施する場所は、受託事業者が準備すること。
・
「営業コース」
、
「販売・接客コース」、及び「コールセンターオペレーターコース」それぞれ
のコース、1回あたりの研修に要する期間の目安を30時間程度とすること。ただし、受講者
個人の能力に応じて期間を短縮または延長することを妨げない。
・研修の時間帯や期間については、受講者の生活面での負担ができるだけ少なく済むよう、ア
ルバイト等をしながら受講できるように配慮することは差し支えない。
・研修講師は、研修修了者に対し習得度合いをフィードバックすること。
(3)合同会社説明会等
・求人企業と求職者のマッチングを目的とした、合同会社説明会を開催すること。
・合同会社説明会は福岡地域・北九州地域・筑豊地域・筑後地域で各1回開催すること。
・上記以外にセンター利用者を対象とした小規模会社説明会及び小規模会社面談会を随時開催
すること。
・説明会等の参加企業に対し、就職応援団への登録を奨励し、事後に採用人数の確認を行うこ
と。
・参加者数に対する就職決定率を10%程度とすること。
・説明会等の参加者に対し、説明会後のフォローを行い、未就職者についてはセンターの利用
を促し、早期就職に向けた支援を行うこと。
2
(4)アンケート調査
・各業務の実施に当たって、参加者の意識の変化や業務の有効性について定期的にアンケート
調査による分析を行うこと。
・分析結果については、福岡県等と協議の上、可能な限り本業務に反映し、必要であれば支援
メニューを見直すなど弾力的な業務管理を行うとともに、目標管理に努めること。
7
業務の広報活動
本業務の広報活動について、効果的・効率的な取組みを提案・実施すること。その際、福岡県等
と随時打ち合わせ、協力の上実施すること。
8
業務の円滑な引き継ぎ
次年度本業務へ参加しないなど委託業務年度終了時に本業務実施団体に変更が生じる場合を想
定し、次年度4月1日業務開始に向けての適正かつ効率的な引き継ぎについての提案を行うこと。
9
雇用・就業計画書等の提出について
別途指定する様式にて、契約締結時に提出すること。
10
実績報告等
(1)定期報告
・本業務に係る毎月の実績を、翌月5日まで総括・コーディネート等業務受託者に報告するこ
と。また、実績等に関する報告を求める場合があるので、その都度報告すること。
・内容については、福岡県等と協議して別途定めることとする。
(2)業務実績報告等
平成28年4月11日までに福岡県に次の書類を提出すること。うち、③業務実績報告書は、
総括・コーディネート等業務受託者にも提出すること。
①委託業務完了報告書
②収支精算書
③業務実績報告書
(3)検査等
委託契約の適正な履行確保のため、必要に応じ福岡県が検査等を行うとともに、総括・コー
ディネート業務受託者がその補助を行うこととしているので、これらに適切に対応すること。
11
再委託について
業務の実施において再委託を行う場合は、事業者の選定は公正に行い、あらかじめ福岡県の書面
による承認を得ること。
また、再委託事業者との研修会等を実施し、進捗管理の徹底及び業務間連携を図り、福岡県30
代チャレンジ応援センター事業全体で一体的な運営を行うこと。
3
12
業務にあたっての留意事項
(1)業務の実施に当たっては、労働関係法令並びに福岡県の条例等を遵守すること。
(2)業務の実施に当たっては、個人の権利利益を損害することのないよう、個人情報の取扱いを
適正に行うこと。
(3)業務の実施に当たっては、福岡県30代チャレンジ応援センター事業の他の業務や県が実施
する他の就職支援事業と十分な連携を図ること。
(4)福岡わかものハローワーク及びハローワークプラザ福岡等と十分な連携を図り、一体的運営
をすること。
(5)
「緊急雇用創出事業等要領」等を熟読し、要件を満たさないことがないように注意すること。
(6)その他、必要に応じて福岡県等と協議を行うこと。
4