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女性の再就職等応援事業に係る企画提案募集要項
【地域人づくり事業(雇用拡大プロセス)】
この要項は、
「女性の再就職等応援事業」を委託するにあたり、企画提案を広く募集し、
総合的な審査により受託者を選定するために必要な事項を定めるものである。
1.事業の目的
本事業は、国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用した地域人づくり事業の一環とし
て、結婚や出産に伴う離職等により、現在失業状態にある女性に対し、雇用機会を提供した
上で、再就職等に必要な知識や技術を、OFF-JT及びOJTにより習得させることによ
り、女性の再就職等を支援することを目的とする。
2.事業の概要
(1)事業名
女性の再就職等応援事業
(2)事業内容
結婚や出産に伴う離職等により、現在失業状態にある女性に対し、雇用機会を提供し
た上で、講義等により再就職等に必要な知識や技術を習得するOFF-JTと、企業実
習によるOJTを組み合わせた人材育成を行うことにより、OJT先企業等への就職に
繋げる事業とし、これに付随する下記の業務を行うものとする。
①新規雇用者の募集・選定及び雇用
ア
新規雇用者の募集については、広く周知を図る観点から、必ずハローワークへ
求人申し込みを行ったうえ、その他の方法により可能な限り募集の公開を図るこ
と。
イ
新規雇用者については、雇用保険受給資格者証、廃業届、採用面接等における
本人への質問、履歴書や職務経歴書等により失業状態にあることの確認を行うこ
と。
ウ
新規雇用者に対し、本事業が国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金に基づく
「地域人づくり事業」である旨を説明し、平成26年4月以降に他の地域人づく
り事業に従事していたかどうかの確認を行うこと。
また、新規雇用者が地域人づくり事業に従事できるのは通算1年以内までであ
ること及び同時期に複数の地域人づくり事業に従事できないことを説明するこ
と。
②人材育成・就業支援計画の策定
職場外で講義等の研修を受講するOFF-JTや職場での実務経験を積むOJT
などの方法の組み合わせによる別紙「人材育成・就業支援計画」を策定し、これに
基づき人材育成及び就職支援を行うこと。
なお、別紙「人材育成・就業支援計画」については、本委託契約締結時までに策
定するものであること。
また、
「人材育成・就業支援計画」に沿った研修計画を新規雇用者毎に作成し、
これに基づき研修等を実施すること。
③新規雇用者等に対する研修等の実施
研修計画に基づき、下記の研修等を実施すること。
ア
OFF-JT
パソコンスキル、ビジネスマナー、労働法及びワークライフバランスに関する
セミナー等、OJTの円滑な実施に必要、かつ本事業終了後の就職及び就業継続
に不可欠な知識や技術に関する研修を実施すること。
イ
OJT
新規雇用者の希望職種や適性、能力に応じてマッチングを行った上で、OJT
先企業における職場実習を実施すること。
また、OJT期間中は、新規雇用者が必要に応じて相談できる体制を整備した
上で、定期的に新規雇用者とOJT先企業へのヒアリングを実施するなど、新規
雇用者に対して適切なサポートを実施すること。
④OJT先企業等の開拓及び選定
新規雇用者が十分な実務経験を積むために、OJT先企業を必要数開拓及び選定
すること。
開拓及び選定にあたっては、OJT先企業に対し、本事業の趣旨等について十分
な説明を行い、理解を得るとともに、新規雇用者の通勤が可能で、かつOJT期間
終了後、新規雇用者を雇用する見込みのある企業を選定すること。
⑤就職支援の実施
新規雇用者が研修等により習得した知識や技術等を活かし、OJT先企業への就
職に繋がるような支援を実施すること。
また、OJT先企業への就職が困難な場合は、同業種の他の企業等への就職等の
ための支援を実施すること。
⑥報告書の作成・提出
県の指示に基づき、事業の進捗状況を報告するとともに、事業終了時には速やか
に実績報告書等を作成し、提出すること。
3.委託期間
委託契約締結日から1年間以内
(1)平成26年度
委託契約締結日から平成27年3月31日まで
(2)平成27年度(予定)
平成27年4月1日から平成26年度の委託契約締結日から1年以内の日まで
(ただし、平成27年度事業については、予算の成立が事業実施の条件となる。)
4.予算額等
(1)予算
75,000千円(平成26年度及び平成27年度の合計)
(2)予定新規雇用者数
30名以上
5.応募資格
応募する時点で、次の要件を全て満たすこと。
(1)青森県内に事業所を有する民間企業、NPO法人、一般社団・財団法人、公益社
団・財団法人、独立行政法人、事業協同組合等であること。
(2)当該事業を的確に遂行できる能力を有すること。
※総勘定元帳及び現金出納簿等の会計関係帳簿並びに労働者名簿、出納簿及び賃金台
帳等の労働関係帳簿を整備していること。
(3)宗教活動若しくは政治活動を主たる目的とする団体や個人、暴力団若しくは暴力団
員の統制の下にある団体や個人でないこと。
(4)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定により、本県
における一般競争入札に参加できない者でないこと。
(5)県税、消費税及び地方消費税等の滞納がないこと。
(6)一般労働者派遣事業及び有料職業紹介事業の許可を得ている者であること。
6.提案内容
(1)事業全般に関する事項
①事業の全体像
女性の再就職等に係る現状及び課題、並びに実施しようとする事業の概要を記載す
ること。
②新規雇用計画及び新規雇用者の募集方法等
新規雇用者数、新規雇用者の募集媒体、募集にあたっての工夫点等について具体的
に記載すること。
③事業実施体制
本事業に関わる既存従業員の役割、配置体制、緊急時の体制等について具体的に記
載すること。
④事業スケジュール
事業開始から終了までのスケジュールを記載すること。
⑤OFF-JTについて
OFF-JTの実施にあたっての基本方針、研修内容、時間、実施方法等について
具体的に記載すること。
⑥OJTについて
OJTの実施にあたっての基本方針、研修内容、時間、実施方法等について具体的
に記載すること。
また、OJT期間中の新規雇用者に対するサポートの実施方法、体制等について具
体的に記載すること。
⑦OJT先企業の開拓及び選定について
OJT先企業の開拓及び選定にあたっての基本方針、実施方法等について具体的に
記載すること。
⑧就職支援について
新規雇用者に対する就職支援の実施にあたっての基本方針、実施方法、体制等につ
いて具体的に記載すること。
⑨事業目標(就職者数)
本事業の実施により就職に繋げる目標人数を記載すること。
⑩これまでの実績
過去に受託した類似事業等の実績について記載すること。
(2)経費に関する事項
①人件費(新規、既存雇用者別)
②人件費以外の経費の積算内訳(品名、単価、数量等具体的な内容がわかるように記
載すること。
)
7.対象経費
(1)新規雇用者人件費
①賃金、各種手当等(受託者の社内規程において支給することとしている手当に限
る。)
※賃金単価は、地域における賃金水準を勘案した適切な水準を設定し、既存の労働者
の賃金を上回らないよう留意すること。
②健康保険料(健康保険、厚生年金保険、介護保険及び児童手当拠出金)及び労働保
険料(雇用保険及び労災保険)の事業主負担分
(2)既存従業員人件費
①本事業に従事した時間分の人件費相当額(本事業に直接的に従事した既存従業員で
あって、従事内容、従事月日、従事時間等が特定できるものに限る。)
※基本給及び役職手当を対象とする。
※OJT先企業の既存従業員人件費は対象外とする。
(3)研修に係る費用(領収書等の証拠書類で金額等が確認できるものに限る。)
①研修機関でのOFF-JTの場合
研修機関の入学料(入学金、登録料)、授業料(講座受講料、実習費、補講費)、教
科書代や教材費、研修機関に通うための交通費、通信制講座の受講に必要な通信費、
受講に係る宿泊費(泊まり込みの研修が必要不可欠なものに限る。
)、研修機関より貸
与されるパソコン等の器材のレンタル費等
②受託者自ら行うOFF-JTの場合
外部講師謝金、旅費、教科書代や教材費、研修に必要な資材に係る費用等
③実習先企業でのOJT
新規雇用者がOJTで使用する資材に係る費用、ユニフォーム代等
(4)その他事業費(本事業に直接的に必要となる経費で、領収書等の証拠書類で金額等
が確認できるものに限る。
)
①旅費、通信運搬費、印刷製本費、消耗品費、リース料等
②その他当該事業に必要と認められる経費(要事前協議)
※次に掲げる経費は対象外
・土地、建物、備品(オフィス機器、家電、デジカメ、パソコン等)の取得費
・施設・設備の設置費、改修費
・その他、事業との関連性が認められない経費
・国、地方公共団体の補助事業又は委託事業等により、既に支弁されている経費
(5)一般管理費
本事業に必要な経費であって、本事業に要した経費としての抽出・特定が困難な経
費であり、社内規程等で一般管理費について、直近年度の損益計算書の「売上原価」
に対する「一般管理費」の比率によって決定すると定めている場合に限り、その比率
もしくは、10%のいずれか低い率により計上することができるものとする。
一般管理費の積算については、以下の計算方法により算出する。
一般管理費=直接経費(
(1)+(2)+(3)+(4))×一般管理比率
なお、受託者は、契約締結時までに、一般管理費に係る社内規程等を県に提出する
ものとする。
(6)上記(1)~(5)に係る消費税及び地方消費税
8.募集期間及び応募方法
(1)募集期間
平成27年1月5日(月)から平成27年1月19日(月)17時必着
(2)応募方法
配達記録が残る方法での郵送又は、持参すること。
なお、直接持参する場合の受付時間は、土、日、祝日を除く平日の9時から17時
までとする。
FAXや電子メールでの応募は受け付けない。
(3)提出書類
①企画提案提出書(様式1及び付表)
②企画提案書
※「企画提案書目次」(様式2)を1ページ目とし、次に上記「6.提案内容」を
記載した資料(A4・様式任意)を綴るものとする。
③経費積算書(様式3)
※平成26年度分と平成27年度分を別葉とすること。
④その他企画提案を説明するのに必要な書類
⑤提案者の概要がわかるもの(会社案内等)
⑥商業登記簿謄本の写し
⑦貸借対照表及び損益計算書(直近2期分)
⑧一般労働者派遣事業及び有料職業紹介事業の許可証の写し
(4)提出部数
上記(3)について、5部(正本1部、副本4部)
(5)その他
①企画提案及び応募に係る費用はすべて提案者の負担とする。
②提出された企画提案書等は返却しない。
③企画提案書提出後の内容変更は不可とする。
④企画提案書等の内容について、必要に応じ関係機関に照会する場合がある。
⑤提出された書類は、原則として県の情報公開の対象文書となる。
9.審査方法及び選考基準
(1)審査方法
書類により審査する。
(2)選考基準
①提案内容の妥当性
②提案内容の実現可能性
③業務遂行能力
④研修業務の実績
⑤経費の妥当性
10.選考結果の通知と委託契約の締結等
(1)選考結果の通知
選考結果は、採否を問わず、提案者に対して文書により通知する。
(2)委託契約の締結
①委託契約は、地方自治法や青森県財務規則をはじめとする諸規程に基づき締結す
る。
②企画提案事業の内容、規模及び経費等については、調整の上変更することがある。
11.留意事項
(1)本事業は、国の緊急雇用創出事業特例交付金を活用した地域人づくり事業として実
施するものであり、失業状態にある女性に雇用機会を提供した上で、人材育成及び就
業支援を行うものであることから、契約金額に占める新規雇用者人件費の割合が
1/2以上である必要がある。
(2)新規雇用者の所定労働時間は週20時間以上とし、雇用保険に加入させること。
(3)事業終了後に行う精算の結果、新規雇用者の要件が満たされていなかった場合や新
規雇用者の人件費割合が達成できなかった場合等、委託契約額の一部又は全部につい
て減額及び返還を求める場合がある。
(4)本事業の実施に当たっては、委託契約書及び仕様書に従うとともに、関係法令を遵
守すること。
(5)他に行っている事業と明確に区分した経理処理等を実施する必要がある。
※会計帳簿等の帳簿類は事業終了後5年間の保管が必要となる。
(6)本事業の実施にあたり、OJT先企業等に対し、労働者派遣料や紹介手数料等の対
価の支払いを求めてはならない。
(7)財産の取得は認められないことから、事業の実施に機器等が必要な場合は、リース
又はレンタルで対応すること。また、リース及びレンタルの際は、複数の者から見積
書を徴することにより、適正な価格により調達するとともに、事業終了後、貸し手に
直ちに返却する(所有権の移転が生じない)ものとすること。
(8)本事業により発生した収入があるときは、原則として返還を要する。
(9)平成27年4月以降は、退職者の補充を行う場合を除き、新たに雇用を開始するこ
とはできない。
(10)国の各種助成金と本委託費の支給事由と同一の理由により支給要件を満たすこと
となるものとの併給はできない。
(11)受託者は、本事業を履行する上で個人情報を取り扱う場合には、青森県個人情報
保護条例(平成10年12月24日青森県条例第57号)等を遵守する。
(12)本事業は、会計検査院の実地検査等の対象となる。
(13)本事業の取組状況や成果については、随時、県のホームページや広報誌等で公開
する場合がある。
12.企画提案募集に関する質問
(1)質問受付期間
平成27年1月5日(月)~平成27年1月13日(火)までの間、企画提案募集
に関する質問を受け付ける。
(審査に関する質問を除く)
(2)質問方法
質問にあたっては、質問書(様式4)により、質問の趣旨を明確にした上で下記
「13.問い合わせ先・応募窓口」あてにFAX又は電子メールにて問い合わせるこ
ととし、電話等での質問は受け付けないものとする。
(3)回答方法
質問に対する回答は、質問書を提出した者あてにFAX又は電子メールで回答す
る。
13.問い合わせ先・応募窓口
青森県商工労働部労政・能力開発課
〒030-8570
雇用企画調整グループ(県庁南棟4階)
青森市長島1丁目1番1号
電話:017-734-9401/FAX:017-734-8117
E-mail:[email protected]