【資料2】 航空機産業等技術者育成事業業務委託仕様書 1 目 的 この仕様書は由利地域振興局長 熊谷 譲(以下「甲」という。)が受託者(以下 「乙」という。)に委託する航空機産業等技術者育成事業業務を円滑かつ効果的に処理 するために定める。 2 事業目的 由利地域振興局管内(由利本荘市及びにかほ市をいう。以下同じ。)において 需要の 高まっている航空機産業等の分野で必要とされる人材を育成 することを目的とする。 3 人材育成・就業支援計画の策定 乙は、事業の実施にあたり、人材育成・就業支援計画(別紙書式・記載例)を遅滞な く策定のうえ、甲に提出すること。 4 雇用・就業機会創出の条件 乙は、次に掲げる条件を達成すること。 (1)新規雇用する失業者の人件費 契約書第3条に定める委託料において、緊急雇用創出等臨時対策基金額に係る経 費のうち、新規雇用する失業者に向けられる人件費は2分の1以上とすること。 (2)新規雇用する失業者の雇用・就業期間 乙が新規雇用する失業者の雇用・就業期間は1年以内とし、更新は不可とする こ と。 なお、過去に秋田県緊急雇用創出等臨時対策基金事業(地域人づくり事業)で 新 規雇用された失業者については、過去の雇用・就業期間も含めて通算した期間 を1 年以内とすること(地域人づくり事業以外の事業については通算不要。)。 (3)新規雇用する失業者の募集方法等 乙が新規雇用する失業者の募集にあたっては、原則として公共職業安定所への求 人申し込みにより行うこと。 なお、公共職業安定所に求人の申込みを行う際は、当該求人が「緊急雇用創出等 臨時対策基金事業(地域人づくり事業)」による求人である旨を求人受理担当職員 に申し出ること。 また、文書による募集、直接募集等により行う場合であっても、乙は、募集の公 開を図るものであること。 - 1 - 5 事業に従事する労働者・人件費等 (1)事業に従事する予定の全労働者数・人件費等 ア 事業に従事する予定の全労働者数及び予定延べ人日数 人 人日 イ アのうち新規雇用する予定の全失業者数及び予定延べ人日数 5人 人日 ウ 契約書第3条に定める委託料のうち人件費の予定額 円 エ ウのうち新規雇用する失業者に充てられる予定の人件費額 円 オ 委託料に占める新規雇用する失業者に向けられる人件費の割合 % ※契約書第3条に定める委託料とは、委託料のうち、緊急雇用創出等臨時対策基金額を いう。 ※ウからオに係る人件費とは、緊急雇用創出等臨時対策基金額の経費のうち、賃金、賞 与等の臨時的な賃金、各種手当及び法律等が負担を義務づけている社会保険料、労災 保険料、労働保険料等の事業主負担額並びに取引に係る消費税のうちこれらに係るも のとして計算される金額をいう。 ※新規雇用する失業者には、前年度に当該事業に従事するため新規雇用された失業者で、 継続して当該事業に従事する者も含む。なお、派遣会社からの派遣社員は含まれない。 ※業務の一部を再委託し、再委託先で新規雇用する失業者や既存労働者が当該業務に従 事する場合、それらに係る労働者数や人件費も上記項目に含まれる。 (2)(1)のイの新規雇用する予定の失業者数及び雇用予定期間の内訳等 職 種 新規雇用・就業者 数(人) 5 合 6 雇用・就業期間 年 月 日から 年 月 日まで( 人 日 備 考 ケ月 ) 計 業務上の条件 (1)新規雇用する者が失業者であることの確認等 失業者の新規雇用に当たっては、乙は求人申込者に対して、失業者であるか否かの 確認をする義務を負うものであること。 確認方法は、雇用保険受給資格者証、廃業届、公共職業安定所発行の紹介状、本人 記載の履歴書、採用面接等で確認すること。 (2)事業に必要な財産の取得 委託事業を実施する場合にやむを得ず財産を取得する場合、取得価格又は効用の増 加価格は50万円を上限とし、取得に当たっては、甲・乙協議するものとする。 7 契約の解除 乙が3に定める各条件に反した場合には、契約書第18条第1項第4号の規定に基づ き、甲は契約を解除し委託料を交付しない、又は交付した委託料の一部若しくは全部を 返還させることができること。 8 雇用・就業等実績報告書 契約書第12条に定める仕様書に基づく「雇用・就業等実績報告書」は様式第1号の とおりとする。 - 2 - 9 委託業務の内容 (1)失業者の雇用等 業務を円滑に促進するため、失業者を5名雇用し、職場内訓練や職場外研修を組み 合わせ業務遂行に有効な能力の向上を図る。 (2)機械設計技術の習得 由利地域振興局管内において、機械図面の読み書きやCADの使用方法など基礎的 な機械設計技術の習得を図る。 (3)機械加工技術の習得 由利地域振興局管内の複数の企業における実務研修及び専門機関における研修を通 して、基礎的な機械加工技術の習得を図る。 (4)航空機産業等に特有の技術の習得 専門機関及び航空機産業等で必要とされる技術を持つ企業において、当該産業で必 要とされる技術の習得を図る。 10 事業目標の達成状況の報告 乙は、3に定める人材育成・就業支援計画に記載した成果目標の達成状況について、 事業終了日まで(事業の内容に応じて終了後の一定期間内も可)に甲へ報告すること。 報告は原則として書面によるものとし、当該書面の他、達成状況に関する各種書類は 契約書第21条に定める関係書類に該当するものとする。 - 3 -
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