事業主の皆さまへ～人材の確保・賃上げなどの処遇改善に～地域人づくり（人材育成・処遇改善）支援事業受託事業者募集！失業者の就職支援を図る「地域人づくり人材育成支援事業（人材育成事業）」及び在職者の処遇改善を図る「地域人づくり処遇改善支援事業（処遇改善事業）」の２つの委託事業について、受託事業者を募集します。業務の拡大に合わせた新たな人材の雇い入れや、賃金アップ・能力開発など社員の処遇改善を検討している事業主の方は、ぜひ、ご活用ください。事業概要について ◆人材育成事業事業受託事業者が、新たに失業者を雇用し、職場での実務経験を積むＯＪＴ・職場外での講義等を受講するＯＦＦ-ＪＴを実施することで、人材の育成を図る事業です。 ◆処遇改善事業事業受託事業者が行う生産力強化や生産性向上、販路拡大等に関する取り組みに対して、市が支援し、在職者の処遇改善（賃金引き上げ、正社員化、職場定着率向上等）を図る事業です。事業期間について両事業ともに契約締結の日から平成28年３月31日までの間で、１年以内 ※ 平成27年３月31日までに事業を開始する必要があります。受託事業者の要件について ◆人材育成事業・処遇改善事業共通・市内に事業所を有すること・会計関係及び労働関係帳簿類が整備されていること ◆人材育成事業個別要件・以下の分野に該当する事業を営む事業者等であること ①介護、②医療、③農林水産、④環境・エネルギー、⑤観光、⑥建設、⑦地域社会雇用、⑧産業振興（IT関連、医薬品関連、機械金属関連、健康生活関連の製造・サービス業）等 ※ ただし、⑥については、建設、土木工事を目的とした事業でないこと・採用内定取消し等を行ったことがないこと委託料について ◆人材育成事業・委託料の上限は、事業で雇用する失業者１人あたり月額30万円・委託料の対象となる経費は、事業で雇用する失業者の人件費（賃金、諸手当、社会保険料・労働保険料の事業主負担分）、事業で実施する研修に係る経費（研修機関入学費、授業料、テキスト代、外部講師謝金）、その他事業に必要と市が認める事務費（備品の購入は不可） ※委託料のうち、雇用する失業者の人件費の割合は２分の１以上とし、人件費以外の費用の５分の３以上を研修費とすること ◆処遇改善事業・在職者の処遇改善のために必要と認められる取り組みに要する経費例：販路拡大のための催事出展料、生産性向上のための研修受講料、業務効率化のためのコンサルタント料等 ※事業成果として、賃金引上げなどの在職者の処遇改善を必ず実行すること事業受託に当たっての注意点 ○ 事業の受託に当たっては、高岡市に事業費に見合う事業目標を定めた「人材育成・就業支援計画」または「処遇改善計画」を提出し、一定の事業成果を達成する必要があります。問合先：高岡市産業振興部商業雇用課労政担当 TEL：0766-20-1297 FAX：0766-20-1496 E-mail：[email protected] 地域人づくり人材育成支援事業の活用例 ○本事業を活用する一例として、以下のようなものが考えられます。具体例多様化する高齢者福祉のニーズに対応するため、介護業務に従事させながら、ＯＪＴ・ＯＦＦ-ＪＴ研修を通じて社会福祉に関する見識を拡げ、社会福祉士の資格取得を目指すことで、高齢者福祉をリードしていく人材の育成を図る。（介護分野）高岡市の観光振興に寄与できる人材の育成を図るため、観光関連業務に従事させながら、ＯＪＴ・ＯＦＦ-ＪＴ研修を通じて接遇やマナー等の基礎知識を習得させる。（観光分野）農業の担い手を集中的に育成するため、就農を目指す失業者・離職者等を新たに雇用しながら、研修受け入れ農家等におけるＯＦＦ-ＪＴ研修を通じて実践的な技術・経営ノウハウを習得させる。（農林水産分野）ＩＴ化による経営効率化のニーズに対応するため、情報技術発展の推進を目的に、失業者・離職者等を雇用し、ＯＪＴ・ＯＦＦ-ＪＴ研修を通じて、ＩＴ技術者として必要な知識・技能を習得させ、企業が求める人材の育成を図る。（産業振興分野）障害者自立支援施設で求職者を雇用し、障害者の自立支援に係る実務経験を積みながら、外部講習等のＯＦＦ-ＪＴ研修を受講させ、障害者自立支援員の育成を図る。（地域社会雇用分野）地域人づくり処遇改善支援事業の活用例 ○本事業を活用する一例として、以下のようなものが考えられます。具体例社内管理職等に対して、離職者を減らすよう適切な雇用管理の研修を受けさせることにより、離職者数を低下させ、職場定着率向上につなげる。（定着率向上）【委託料対象経費：研修受講料、研修講師謝金、会場借上料等】労働者の仕事の悩みや相談を受ける企業内メンター育成のための研修を実施し、若手社員の個々の悩みの解決を図り、職場定着率向上につなげる。（定着率向上）【委託料対象経費：メンター育成のための研修受講料、研修講師謝金、会場借上料等】販路拡大、品質向上、新商品開発等により、売上や利益を向上させることで、賃上げに必要な原資を生み出し、在職者の基本給アップにつなげる。（賃金引き上げ）【委託料対象経費：販路拡大のための研修受講料、試験販売の際の代行手数料等】業務の質の向上につながる資格を在職者に取得させ、資格取得者に対して手当等を支給することで賃上げにつなげる。（賃金引き上げ）【委託料対象経費：資格取得のための研修費、講師謝金等（受験料は対象外）】有期契約労働者に対する日常業務に関する研修を実施することで、キャリアアップを図り、正社員化・無期雇用化・限定正社員化につなげる。（正社員化）【委託料対象経費：研修受講料、講師謝金等】