Z069Y (高耐摩耗性自己潤滑複合材料) 高耐摩耗性自己潤滑複合材料) 開発材料の 開発材料の特徴 ●高温・ 高温・大気環境下での 大気環境下での過酷条件 での過酷条件で 過酷条件で優れた耐摩耗性 れた耐摩耗性 ●相手材を 相手材を損傷させることなく 損傷させることなく低摩擦 させることなく低摩擦で 低摩擦で摺動 ●ケイ化物粒子添加 ケイ化物粒子添加により 化物粒子添加により金属 により金属マトリックスを 金属マトリックスを強化 マトリックスを強化 開発材料の 開発材料の組織および 組織および摺動特性 および摺動特性 <マクロ組織 マクロ組織> 組織> <ミクロ組織 ミクロ組織> 組織> 固体潤滑剤( 固体潤滑剤(Gr+BN) Gr+BN) 既(存材料 Niマトリックス Niマトリックス ) ケイ化物粒子 ケイ化物粒子 開(発材料 ) 10 μm 100 μm ケイ化物粒子をNiマトリックス中に、 固溶または固溶および分散させること により強化 写真1 写真1 光学顕微鏡による 光学顕微鏡による材料 による材料の 材料の断面組織 1.6 既 1.2 材 存 耐摩耗性向 上 摩耗高さ h/mm 2.0 料 0.8 開発材料 0.4 0.0 0.0 200 400 <試験条件> 試験機 :ピンオンディスク型 試験温度:600 ℃ 試験環境:大気 相手材:SUS304 荷重 :0~600N 周速 :0.1m/s ■既存材料 ⇒ Niの軟化の影響により摩耗大 ■開発材料 ⇒ Niマトリックス強化により摩耗少 ■開発材料 ⇒ 摩擦係数μ= 0.1と低く安定して摺動 600 負荷荷重 N 図1 負荷荷重と 負荷荷重と摩耗高さの 摩耗高さの関係 さの関係 1.0 摩擦係数 μ 0.8 *カタログ記載材種名 ・真空用材料:FW6C ・既存材料 :BG5 真空用材料(WS2/W) × 0.6 ■相手材表面粗さ 摺動前Ra=1.0μm→摺動後Ra=0.9μm ⇒ 相手材の損傷なし 開発材料(Gr+BN)/(Ni+ケイ化物粒子) 0.4 既存材料(Gr+BN)/Ni 摺動前 摺動後 0.2 0.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 摺動試験時間 t/hour 図2 摩擦係数と 摩擦係数と摺動試験時間の 摺動試験時間の関係( 関係( P=392N ) 写真2 写真2 摺動前後の 摺動前後の相手材表面状態 ◎お問い合わせ 冨士ダイス株式会社 機能材料部 TEL:0463-82-6616 FAX:0463-82-2788
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